「美容室を始めたいけど、顧客管理のやり方が分からない」
「エクセルで顧客管理をしていたけど、もっと簡単な方法が知りたい」

このように、美容室の顧客管理に苦しむ方も少なくないはずです。

しかし、顧客管理はお店の印象アップや売上アップにも繋がる大切な役割を担っているものです。

そこで今回は、美容室の顧客管理におすすめな方法と、そのメリット・デメリットについて紹介していきます！

徹底した顧客管理をマスターし、売上アップを目指しましょう！

美容室の顧客管理におすすめな方法とは

今回の記事で紹介する「美容室の顧客管理のおすすめな方法」は、大きく分けて「美容室カルテでの顧客管理」と「顧客管理システムの導入」の2つになります。

それではさっそく、それぞれのメリットやデメリットに触れながら、順を追って解説していきます！

美容室カルテで顧客管理

みなさん、「美容室カルテ」とは何かご存じでしょうか？

「美容室カルテ」とは、お客様の名前や住所などの基本的な情報を書き込んで使用するアイテムを指します。

また、お客様の年齢や職業などを書き込んでおくことで、マーケティングのデータとして活用することも可能です。

さらに近年では、電子カルテの登場により、今まで面倒であったデータの編集や保存をより手軽におこなえるようになりました。

ここまで、「美容室カルテ」の基本的な役割について紹介してきました。

みなさん、ある程度理解していただけたでしょうか？

顧客管理システムを導入する

つづいて、「顧客管理システム」について解説していきます。

まず、「顧客管理システム」で主に利用できる機能について見ていきましょう。

・予約スケジュール管理
・顧客の情報管理
・メールやメッセージの配信
・サイトやPOSレジの連携

美容室向けの「顧客管理システム」で利用できる機能は、主に上記4つになります。

「顧客管理システム」では、美容室カルテに備わっている機能に加え、ホットペッパービューティーなどの予約サイトとの連携や、POSレジとの連携も可能なため、 顧客のターゲット分析や売上分析に役立てることができます。

美容室カルテのメリット・デメリット

ここまで、美容室カルテと顧客管理システムのそれぞれについて簡単に紹介してきました。

ここからは、メリットとデメリットに触れながら、より詳しく解説していきます。

それでは、「美容室カルテ」のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

美容室カルテのメリット

１. カルテの検索機能があるため、お客様の情報を探す手間がはぶける
２. テキストに限らず、写真での記録も可能
３. お客様トラブルの防止と顧客満足度アップが可能

以上の3つが「美容室カルテ」を利用する際の主なメリットとなります。

このように、美容室カルテを活用することで、個人情報の漏洩を削減し、お客様とのトラブルを最小限にすることが可能です。

また、紙媒体のカルテではなく電子カルテを使用することで、
写真での記録機能やカルテの検索機能など、記録面や管理面でより便利な機能を利用することが可能です。

美容室カルテのデメリット

続いて、「美容室カルテ」を利用する際のデメリットをいくつか挙げていきます。

１. システム手数料と導入コストがかかる
２. デジタル端末の使用に慣れていない人には使いづらい
３. 紙カルテの場合、印刷コストと保管場所が必要になる

先ほど紹介したように、さまざまな機能を持つ美容室カルテですが、その一方、デメリットがあるというのも事実です。

電子カルテの利用には、システム手数料やその導入などによりコストが生じてしまうというデメリットがある一方、紙カルテの利用には、印刷コストの発生とカルテの保管場所が必要になるという懸念点が挙げられます。

「自分の美容室にはどちらが適しているか？」という点を考慮したうえで、美容室カルテを活用していくことをオススメします。

顧客管理システムのメリット・デメリット

さて、「美容室カルテについては理解したけど、顧客管理システムについてもっと詳しく知りたい！」という方々もいるかと思います。

ここからは、顧客管理システムを利用する方法のメリットとデメリットについて詳しく解説していきます！

顧客管理システムのメリット

１. 自動的な顧客管理や予約スケジュールの管理が可能
２. 予約サイトやPOSレジとの連携ができる
３. メールやメッセージの配信機能がある

以上の3つが、主に顧客管理システムを利用する上でメリットとなります。

顧客管理システムでは、美容室カルテには備わっていない機能も利用できることから、より効率的な顧客管理が可能になります。

さらに、SNSを含むさまざまなシステムとの連携が可能なため、特に情報を一元管理したいという方にオススメです。

顧客管理システムのデメリット

さまざまな利便性を持つ顧客管理システムですが、デメリットがあるというのも事実です。

それでは、そのデメリットについても詳しく見ていきましょう。

１. システムの導入にコストがかかる
２. 個人情報の保護に注意が必要である

電子カルテと同様に、顧客管理システムにも導入時にコストがかかってしまうというデメリットが挙げられます。

そのため、システムを導入する際は、それによって得られるメリットとデメリットを比較し、導入すべきかを判断することが大切だと言えます。

また、セキュリティが整備されているからといって、個人情報の保護をおろそかにしてはいけません。
利便性の高いシステムを利用するときこそ、お客様の情報漏洩には気を付けることが大切です。

おすすめの顧客管理システム3選！

ここまで、美容室カルテと顧客管理システムについて詳しく解説してきました。

どちらのシステムにも、いくつかのデメリットがありますが、正しく使いこなすことで、顧客管理をスムーズにこなすことができます。

ここからは、「実際に顧客管理システムを利用したいけど、どれを導入するべきか分からない」という方々に向けて、
おすすめの顧客管理システムを3つに厳選し、ご紹介していきます。

LiME SALON(ライムサロン)

1つ目は、LiME SALON（ライムサロン）です。

ライムサロンは、カルテ管理や予約サイトとの連携のほかに、
オススメメニューや予約日程の自動提案機能をはじめとする、さまざまな便利機能を備えている顧客管理システムです。

ライムサロンでは、基本機能が全て無料で使用することが可能なため、できるだけ導入コストを抑えたいという方にオススメです。

さらに、ヘアサロンに限らず、ネイルサロンやエステサロンをはじめとする美容サロン全般での導入が可能な顧客管理システムになっています。

SALON BOARD(サロンボード)

2つ目は、SALON BOARD（サロンボード）です。

サロンボードは、あの有名な予約サイト「HOTPEPPER BEAUTY（ホットペッパービューティー）」が提供する顧客管理システムです。

サロンボードでは、ホットペッパービューティーによる予約に限らず、そのほかのインターネット予約も一元管理できるという便利な機能を備えています。

また、24時間のネット予約受付が可能なため、集客を最大限にしたいという方にオススメです。

さらに、別途料金が発生しますが、求人掲載ページを作成することもできるため、
サロンの集客だけでなく求人面にも力を入れることができます。

KaruteKun(カルテくん)

最後に紹介するのは、KaruteKun（カルテくん）です。

カルテくんでは、カルテ管理・予約管理・売上管理のすべてをスマートフォン1台で完結することができます。

また、LINEアプリと連携することで、予約受付やレシート送付などをLINEですることが可能になるため、お客様の負担を減らすことや、予約の手軽さを重視する方にとてもオススメできるシステムです。

さらに、カルテくんは、システム導入から30日間は無料で利用することができ、トライアル終了後も契約までコストが一切かからない仕組みになっているため、お試しで利用してみるのもオススメです。

顧客管理はなぜ重要なのか？

いかかでしたでしょうか？
ここまで、美容室カルテと顧客管理システムについて詳しく解説してきました。

最後に、サロン経営における顧客管理の重要性について簡単に紹介しておきます。

最初にも述べたように、顧客管理はお店の印象アップや売上アップにも繋がる大切な役割を担っているものです。

実際に、顧客管理をおろそかにしてしまったせいで、予約管理にミスが生じてしまい、お客様のサロンへの信用を下げる結果になってしまうことも少なくありません。

特に美容室では、お客様への理解を深めたり、質の高いサービスを提供するためなど、顧客管理は非常に重要になるということを忘れないようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、美容室の顧客管理におすすめな方法として、
主に「美容室カルテでの顧客管理」と「顧客管理システムの導入」の2つについて詳しく紹介しました。

あなたのサロンにピッタリの顧客管理方法を見つけることはできましたか？

「このシステムを導入することでどのようなメリットを得られるのか」
「このシステムは予算に見合ったものか」

しっかりと考えた上で判断することが大切です。
徹底した顧客管理をマスターして、サロンの売上アップに繋げましょう！