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SALOSUTA MEDIA

エステサロンのオーナーさんになる方法とは!年収についても解説


エステサロンのオーナーさんになりたい・自分のエステサロンを開業したい方も多いのではないでしょうか。
エステサロンを開業するに当たり、一体何が必要なのかを押さえておくことが重要。
本記事では、エステサロンのオーナーさんになる方法に加え、年収について解説していきます。
エステサロンのオーナーさんを目指している方は一度参考にしてください。

エステサロンのオーナーさんは一体どのくらいの年収なのか

エステサロンを経営するオーナーさんは一体どのくらいの年収を得ているのか気になっているのではないでしょうか。
エステティシャンの平均年収は約300~400万円。
オーナーさんになると、年収がエステサロンの規模・売上・経営手腕で変わってきます。
売上が不安定な場合、エステティシャンの年収よりも少なくなる可能性もあります。
オーナー兼エステティシャンの個人事業主であれば、売上から経費を差し引いた分が収入。
法人の場合は、役員報酬が自分の収入です。
安定した収入を得るためにも、経営スキルを身につけてください。

エステサロンのオーナーさんになる方法

オーナーさんになる方法は複数存在します。
エステサロンを長期にわたって存続させるためにも、知識・技術だけでなく、経営スキルも求められます。
ここでは、エステサロンのオーナーさんになる方法を紹介するので、気になる方はぜひ参考にしてください。

施術者として働くためには資格が必要になる場合がある

エステサロンのオーナーさんになるために必要な資格は存在しません。
ただし、エステティシャンとして働くために資格が必要になる場合があります。
エステサロンは資格がなくても施術可能ですが、エステティシャンの資格を持っておくとカウンセリングに説得力が出ます。
エステティシャンに関する主な資格は以下の通り。

  • 日本エステティック協会(AJESTHE)の認定エステティシャン
  • 日本エステティック業協会(AEA)のAEA認定エステティシャン

飲食物を提供する場合、食品管理者の資格が必要です。
また、30人以上を収容するエステサロンを開業する際は防火管理者の資格を取得しなければなりません。

経営に関するノウハウを身につける

エステサロンの経営はオーナーさんの重要な仕事。
店舗運営を維持して利益を上げるためには、セミナーや講習会に参加し、経営に関するノウハウを身につけましょう。
サロン経営は単に売上を上げたり、集客すれば良いわけではありません。
売上が上がっても経費がかさむと利益が出にくいです。
また、利益が少ないと、サロンの営業を続けられなくなる可能性もあるので注意が必要。
サロン経営には、利益を上げるためのマーケティング・収入と経費のバランスの見直し・適切な人材配置などが求められます。
経営に問題があれば、修正しなければなりません。

エステサロンに関する法律の知識を身につける

エステサロンのオーナーさんになるためには、知っておくべき法律がいくつか存在します。
エステサロンに関する法律は以下の通り。

  • 特定商取引法:違法・悪質な勧誘を防止し消費者を守るための法律
  • 消費者契約法:不当な勧誘による契約の取り消し・不当な契約条項の無効化などにより消費者を守る法律
  • 景品表示法:消費者の誤解を招くような広告表現を規制する法律
  • 薬機法:医薬品や化粧品などの有効性・安全性の確保のための法律

エステサロンでは、医療行為を行えません。
医療行為をしているかのような誤解を生む広告表現は法律で禁止されています。
また、根拠のない効果・効能を謳う虚偽・誇大広告も禁止されているので注意してください。
法律を知らずに違反してしまうと営業停止になる可能性もあるため、法律の知識も身につけましょう。

コミュニケーション能力を身につける

エステサロンの経営を安定させるには、スタッフやお客様とのコミュニケーションが欠かせません。
コミュニケーション能力もエステサロンのオーナーさんに求められている能力。
単に話しかけたり、相手の話を聞くのではなく、お客様のニーズや気持ちを引き出すことが重要です。
お客様のニーズを把握できれば、集客の施策や経営方針に活かせます。
スタッフのニーズを上手く引き出し、対応することで業務効率化やモチベーションの向上に繋げましょう。

フランチャイズの募集をチェックする

フランチャイズに加盟するのもエステサロンのオーナーさんになる方法。
エステサロンの開業を予定している方はフランチャイズの募集をチェックしてください。
フランチャイズは本部企業と契約を結ぶと、フランチャイズ加盟店のオーナーさんになります。
フランチャイズに加盟するメリットとして、以下のものが挙げられます。

  • 短期間で知名度のあるエステサロンのオーナーさんになれる可能性がある
  • 本部のサポートを受けられる

本部企業にロイヤリティを支払う必要があるので、フランチャイズへの加盟を検討している方は注意が必要。
募集のチェック方法は、募集サイトや各企業の説明会・フランチャイズショーへの参加などが挙げられます。
短期間で開業したい・初期費用を抑えて開業したいオーナーさんはフランチャイズも選択肢に入れましょう。

エステサロンのオーナーさんが管理するもの

エステサロンのオーナーさんはさまざまなものを管理することになります。
ここでは、エステサロンのオーナーさんが管理しなければならないものについて解説していきます。
独立してエステサロンの開業を予定している方はぜひ参考にしてください。

スタッフ

エステサロンのオーナーさんはスタッフの採用・育成・管理業務を行わなければなりません。
理想とする人材を募集・採用できるよう、事前にどのような人材が欲しいのか明確にしましょう。
スタッフを育成し、質の高いサービスを提供できるようにすることが重要。
また、定期的な面談や評価でスタッフのフォローも求められます。
日々の勤怠やシフト管理・労働時間の管理もエステサロンのオーナーさんが行う業務。
スタッフの体調や人間関係にも目を配り、エステサロンの経営を行ってください。

顧客

エステサロンを経営する際、適切な顧客管理が求められます。
カルテにお客様の基本情報・施術内容・カウンセリング内容、肌の状態や要望などを記録しましょう。
カルテに記録した内容は次回以降に質の高いサービスを提供するのに活かせます。
また、スタッフ間での情報共有に活用することが可能。
お客様が来店する前にカルテを確認し、前回の施術内容を踏まえてカウンセリングしてください。
適切なコミュニケーションを行い、顧客満足度の向上を図りましょう。

お金

オーナーさんはエステサロンを経営する立場なので、お金も管理します。
利益を出しつつ、いかに支出を抑えるかが重要。
売上が上がっても、利益が少ないと経営は上手くいかず、事業の継続が難しくなる場合もあります。
エステサロンのオーナーさんになった際、利益率や顧客の単価を上げる施策を考えましょう。
エステサロンの運営にかかるコストは経費として計上。
機器の費用対効果の分析などを行い、無駄な経費を減らしてください。
経費を把握するだけでなく、売上や集客の目標を明確にするのもエステサロンを経営するポイント。
また、会計ソフトの使用・税理士の相談を通して、お金を適切に管理することが重要です。

商品の在庫

店舗で取り扱う商品の在庫管理も、エステサロンのオーナーさんの仕事。
基礎化粧品などの物販の売上もエステサロンの収入の1つです。
在庫を切らすと、販売機会を逃すことになります。
一方、過剰に発注すると、在庫過多になる可能性があるので注意してください。
また、在庫数だけではなく、使用期限も確認するポイント。
使用期限が迫っている基礎化粧品などは販売できません。
期限切れの商品を出さないように在庫管理しましょう。
必要に応じて基礎化粧品などを発注し、在庫を切らさないようにするのが重要です。
あらかじめ確保しておきたい在庫数を明確にしておくと、追加発注しやすくなります。
また、保管場所を決めておくのも在庫管理のポイント。

まとめ

エステサロンのオーナーさんはスタッフ・顧客・お金・商品在庫を適切に管理することが求められます。
施術に関する知識・技術が優れていても、優秀なオーナーさんになれるわけではありません。
長期にわたってエステサロンを経営するためには、施術者としての経験だけでなく、経営に関するノウハウも必要です。
エステサロンのオーナーさんを目指しているる方は、お客様に支持される素敵なエステサロンを開業してください。