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SALOSUTA MEDIA

サロンで顧客カルテを作成したい!記すべき内容やアプリも紹介!


今回は、サロンのカルテについて紹介いたします。

具体的には、サロンにおける顧客カルテの役割について。
そして、顧客カルテに記す内容について。
また、サロンのカルテ管理の方法やサロンの顧客カルテを管理できるアプリを紹介させていただきます。

この記事を読めば、サロンにおけるカルテについて詳しくなり、カルテを効率よく活用することが
出来ることでしょう。

サロンにおける顧客カルテの役割

サロンにおける顧客カルテの役割

サロンにおける顧客カルテは重要な役割を果たします。
顧客の情報管理を通じて、効果的なサービス提供が可能になります。

また、カルテはお客様とのコミュニケーションツールとしても活用され、顧客満足度を高めることが
できます。
さらに、カルテを活用した販売促進やリピーター獲得もでき、ビジネスの成長につなげることができます。

顧客の情報管理

カルテはサロンにおいて顧客の情報管理に重要な役割を果たします。
顧客の基本情報として、氏名、住所、連絡先などは、間違いや混乱を防ぐために必要不可欠です。

また、この情報はダイレクトメールやキャンペーン情報の送付などにも活用できます。
カルテには顧客の来店履歴なども一括管理され、名前や予約日時から簡単に顧客情報を検索・表示できます。

これにより、スタッフは顧客に対してよりスムーズで効率的な接客を行うことが可能になります。
顧客満足度の向上やリピーターの増加にもつながるため、サロン経営において欠かせない
ツールと言えるでしょう。

お客様とのコミュニケーションツール

顧客カルテはサロンにおいて非常に重要な役割を果たします。

例えば、お客様とのコミュニケーションにも役立ちます。
カルテに記録された個人情報や興味・趣味は、お客様との会話や関係構築の助けとなります。

例えば、お客様が特定の趣味を持っていることがわかれば、次回の予約時にその話題で
会話を広げることができます。これは顧客との信頼関係を築く上で非常に重要であり、
リピーターを増やすための一環とも言えます。

カルテは単なる情報の記録だけでなく、お客様とのコミュニケーションツールとしても
活用すると良いでしょう。

お客様との良好な関係を築きながら、より良いサービス提供につなげることができます。

販売促進・リピーター化につなげるツール

サロンにおける顧客カルテは、販売促進やリピーター化にも有効なツールとして活用できます。
カルテに記載された連絡先や施術履歴を基に、お客様の再来店を促すことが可能です。

例えば、前回の施術から一定期間が経過した際にキャンペーン情報を提供することで、
来店を促進することができます。

また、誕生日など特別な割引やプレゼントを提供することで、お客様の特別感を演出し、
リピーター化を図ることができます。

さらに、カルテにはお客様の好みや興味が記録されている場合もあります。
これを活用して、新商品や特別セットを紹介する際に個別にアプローチすることで、商品の
販売促進にもつなげることができます。

顧客カルテに記す内容は?

顧客カルテに記す内容は?

顧客カルテには、お客様の基本情報(氏名、連絡先)、髪質や体質の特徴、過去の施術内容や
使用した製品、その他ファッションやライフスタイルに関する情報などを記載します。

これにより、より個別に合った施術やアドバイスを提供できます。

お客様の基本情報

顧客カルテには、お客様の氏名、性別、生年月日、連絡先などの基本情報だけでなく、
アレルギー歴やお肌の状態などの美容に関わる情報も含まれます。

アレルギー歴は特に重要で、使用する製品や施術方法を選択する際に必要な情報です。

また、お肌の状態や過去の美容施術の履歴も記録されます。
これにより、お客様に合わせた安全で効果的な施術やケアを提供することが可能になります。

カルテは定期的に更新し、お客様の変化や要望に迅速に対応することも重要です。

髪質や体質

顧客カルテには、髪質や体質に関する情報を詳細に記録する必要があります。

個人差のある髪質は施術の成功に大きく影響するため、施術前にはカウンセリングを行い、
髪質に関する情報をカルテに正確に記録しておきます。

これにより、適切な薬剤や施術方法を選択し、お客様の髪に対するダメージを
最小限に抑えることができます。

また、お客様の体質も重要です。
特に薬剤や使用する物質に対するアレルギーの有無は必ずカルテに記録します。
これにより、アレルギー反応や肌トラブルを未然に防ぐことができます。

お客様の安全を最優先に考えた施術やケアを提供するために、正確かつ詳細な情報がカルテに
記載されていることが重要です。

施術内容の詳細

顧客のカルテには、施術内容の詳細もしっかりと記録します。

ここには、顧客の来店日や来店時間、希望したヘアスタイルの詳細、実際にどんなカットをしたか、
どんな薬剤を使用したか、そして最終的な仕上がりに関する情報などが含まれます。

施術内容を詳細に記録することで、次回の来店時や同じ施術を行う際に適切な処理や
アドバイスを提供することができます。

顧客の要望や施術の結果を適切に記録し、それを元に継続的な改善を行うことで、
顧客満足度の向上やリピート率の増加にもつながります。

ファッションやライフスタイルなどその他

顧客カルテには、ファッションやライフスタイルに関する情報など、その他の重要な項目も
記録しましょう。

顧客のファッションスタイルや好み、普段のメイクやアクセサリーの利用状況、使用するヘアケア製品や
スタイリング剤の好みなどが含まれます。

これにより、スタイリストや美容師は顧客の個性や好みを把握し、それを反映した施術や提案が
可能となります。

また、顧客のライフスタイルや日常の活動内容、仕事なども重要です。
これらの情報をカルテに記録することで、より個別に合った施術やアドバイスを提供し、
顧客の満足度を高めることができます。

サロンのカルテ管理の方法

サロンのカルテ管理の方法

サロンのカルテ管理方法には、紙のカルテを使用する方法や、紙のカルテからPCへの入力する方法、
さらには紙のカルテからクラウド型アプリに入力する方法があります。

各方法には利点や注意点があり、適切な管理システムを選択することが重要です。

紙のカルテ

サロンのカルテ管理方法の1つは紙のカルテを使用する方法です。

この方法では、顧客が来店する度に紙のカルテに情報を記入し、それをファイリングして保管します。

しかしながら、顧客数が増えるとカルテの量も増加し、紙がかさばり、保管するのが大変になるという
課題があります。また、紙のカルテは簡単に紛失や破損する可能性もあります。

このような問題を解決するために、デジタル化やクラウドストレージを活用することが挙げられます。

紙のカルテからPCへ入力

サロンのカルテ管理方法の1つに、紙のカルテからPCやタブレット端末に情報を入力する方法があります。

お客様が記入した紙のカルテのデータをエクセルやGoogleスプレッドシートなどで管理カルテを作成し、
そこに入力して管理をするのです。

また、顧客管理システムを導入することで、システムにデータを入力し、
効率的にカルテを管理することも可能です。

デジタル化することでカルテの保管や検索が容易になり、情報の紛失や漏洩リスクも低減されます。
ただし、データのセキュリティには十分な注意が必要です。

紙のカルテからクラウド型アプリへ入力

サロンのカルテ管理方法の1つとして、紙のカルテからクラウド型アプリにデータを入力する方法があります。

お客様が記入した紙のカルテのデータをクラウド型の管理アプリに入力し、オンラインでリアルタイムで
データを管理します。

この方法では、タブレットやスマートフォン端末に対応しているアプリを使用することで、
PCを起動する必要なく、手軽にカルテ管理が行えます。
また、クラウド型アプリを利用することで、データのバックアップやセキュリティ管理も安全に行えます。

情報の共有や更新も容易であり、スムーズな業務運営に役立ちます。

サロンの顧客カルテを管理できるアプリを紹介

サロンの顧客カルテを管理できるアプリを紹介

  1. 美歴(スパイラル株式会社)
    美歴は、エステや美容サロン向けの顧客管理アプリです。
    顧客の来店履歴や施術内容、アレルギーや特記事項などを簡単に管理できます。
  2. LiME(LiME 株式会社)
    LiMEは、肌の状態や施術履歴を記録し、顧客の肌質やトラブルに合わせたカウンセリング
    をサポートしてくれます。
    専用のカルテ機能や画像管理機能を備えています。
  3. KaruteKun(techners株式会社)
    KaruteKunは、医療系エステサロン向けに開発されたカルテ管理アプリです。
    施術内容や顧客の健康情報を安全に管理し、医療情報の取り扱いにも配慮するよう作られています。

まとめ

まとめ

今回は、サロンにおいて必需品のカルテについて紹介して参りました。
具体的には、サロンにおける顧客カルテの役割や顧客カルテに記す内容について。
また、サロンのカルテ管理の方法やサロンの顧客カルテを管理できるアプリを紹介させていただきました。

いかがだったでしょうか?
是非この記事を参考にしていただき、あなたのサロンにおいて、カルテを有効かつ効率よく活用してください。