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フォトフェイシャルエステとは?仕組みや効果・注意点まで徹底解説!

年齢を重ねると、シミやしわ、たるみなどの肌トラブルがいくつも気になってきますよね。
セルフのスキンケアだけでは中々改善しなくて、エステを検討している方もいるでしょう。
ここでは、複数の肌悩みを改善してくれると話題のフォトフェイシャルエステについて徹底解説していきます。
この記事を読めば、フォトフェイシャルエステの仕組みや効果、注意点まで分かるので検討している方は参考にしてください。

フォトフェイシャルエステとは?

まずはフォトフェイシャルエステって何?という方のために以下の項目について解説していきます。

  • フォトフェイシャルエステの仕組み
  • 医療用との違い
  • 他のフェイシャルエステとの違い

ちなみにフォトフェイシャルエステの呼び方は「光エステ」「フォト美顔」「IPL」などエステサロンによって違います。

フォトフェイシャルエステの仕組み

フォトフェイシャルエステはIPL(Intense Pulsed Light)という複数の波長をもつ特殊な光を肌に当てる施術。
シミやそばかす、赤みの原因であるヘモグロビンを除去し、ターンオーバーを活性化させ肌トラブルを解消すると言われています。
光の強さや照射時間によって硬度が異なり、硬度が高いと効果も高いですが、肌への負担も大きくなります。

  • 硬度1:リラクゼーション効果や肌のトーンアップ
  • 硬度2:美白、シミ・くすみの改善
  • 硬度3:リフトアップ、たるみや毛穴の開き

ご自身の気になる肌トラブルに合わせて、スタッフと相談して決めるのがポイント。

医療用との違い

フォトフェイシャルエステの種類は2種類。
エステサロンとクリニックなどの医療機関でできるものがあります。
エステと医療用との違いは、硬度の高さです。
医療用は高い硬度の光を受けることが可能。
万が一肌トラブルがあっても対応してくれて必要なら薬も処方してくれるので安心です。
硬度が高いので短期間で効果を実感できます。
エステサロンで行うのは、医療機関よりも出力は弱めになるので、効果を実感するまで個人差がある点に注意してください。
その分費用が医療機関よりリーズナブルです。

他のフェイシャルエステとの違い

フォトフェイシャルエステは肌に特殊な光を当てることで肌内部の細胞に働きかけ、肌改善を目的とした施術。
他のフェイシャルエステのレーザーとピーリングと比較してみます。
レーザーは光を当てるのは同じですが、硬度が高くシミやにきびなどのピンポイントに働きかけます。
効果は高いですが、肌へのダメージも大きくダウンタイムが長め。
ピーリングは肌の内部ではなく、肌表面の古い角質をはがし除去することでターンオーバーを活性化し新しい皮膚に置き換えます。
レーザーやピーリングは即効性が期待できますが、フォトフェイシャルエステは肌の内側の肌細胞に働きかけることで肌改善を促す施術です。

フォトフェイシャルエステの効果

フォトフェイシャルエステの効果は以下の通り。

  • メラニン色素を攻撃してくれるのでシミ・くすみ・黒ずみに効果が期待できる
  • 繊維芽細胞を刺激することで、美容成分を増やす働きがあるので、肌のハリや弾力がアップ
  • 肌のターンオーバーが促進されるので毛穴が引き締まり、皮脂の過剰分泌も防いでくれる
  • 赤みの原因であるヘモグロビンにも作用してくれるので赤ら顔にも効果が期待できる

これらの症状1つ1つに効果を発揮するのでなく包括的に解消してくれることが期待できます。

フォトフェイシャルエステはどんなお客様におすすめ?

フォトフェイシャルエステは以下のようなお悩みのある方におすすめの施術です。

  • 肌のたるみ
  • 目元の細かいしわ
  • ほうれい線
  • 毛穴
  • くすみ
  • 赤み
  • 大がかりな施術が嫌
  • 痛みに弱い
  • 美白・美肌を目指したい など

何度も言っていますが、即効性はないですが痛みも少なく、リーズナブルなのでトリートメント感覚でうけることができるでしょう。
長い目で見て総合的に肌をキレイにしたい方、アンチエイジングを考えている方に向いている施術にといえます。

フォトフェイシャルエステの注意点

「肌に優しい美容エステ」と言われていますが、フェイシャルエステの効果が期待できない場合や受けられない場合がある点に注意。

  • シミ・肝斑が濃く出る
  • 日焼けしていると施術できない
  • 効果があらわれないシミがある
  • 継続して通う必要がある
  • やけどや水ぶくれになる可能性がある
  • 光過敏症のお客様は施術できない

以下で詳しく解説していきます。

シミ・肝斑が濃く出る

稀にフォトフェイシャルエステを施術したあとにシミが濃くなることがあります。
これは一時的なもので、日時が経てば瘡蓋のようになって剥がれたり、次第に薄くなってきます。
しかし肝斑はシミの一種ではありますが、光を当てると濃くなる場合も。
肝斑は頬骨や頬、口周りなどに左右対称に表れる薄茶色のぼんやりとしたシミのことです。
女性ホルモンの影響など原因は色々あるようですが、肌内部で炎症が起きていて一般的なシミとは少し違うので注意してください。
肝斑に光を当てるとメラノサイトが刺激されて、さらに多くのメラニン色素が生成されることが懸念されています。
なのでフォトフェイシャルエステを受ける前に、シミなのか肝斑なのか専門医に診断してもらうことがおすすめ。
もし肝斑なら、先に治療してからフォトフェイシャルエステを受けるようにすると良いでしょう。

日焼けをしていると施術できない

フォトフェイシャルエステは黒色に反応する特殊な光を肌にあてるので、ベースとなる肌が黒いとシミやくすみに反応しにくくなります。
すでに日焼けしてダメージを負った肌に行うと、さらにダメージを受けて最悪の場合やけどを起こすかもしれません。
折角、施術しても思ったほどの効果が期待できないこともあるので日焼けしていないときに施術するのが賢明です。
施術後の日焼けにも十分注意が必要。
紫外線対策をしっかり行わないとトラブルを起こしやすくなるので注意してください。
そもそも紫外線はお肌の大敵ですので、エステをするからではなく日頃からの紫外線対策は必須です。

効果があらわれないシミがある

フォトフェイシャルエステは特殊な光を肌に当て、肌内部のターンオーバーを活性化することでさまざまな肌トラブルに働きかける仕組みになっています。
あまり薄すぎるシミには光が反応しずらく、濃すぎるシミには効果が表れにくいのがポイント。
またシミだと思っていたものが色素沈着やアザだった場合には、光が届かないため残念ながら効果は感じられません。
全てのシミに効果があるわけではないことを理解しておきましょう。

継続して通う必要がある

フォトフェイシャルエステの効果は人それぞれ違いますが、1回の施術で効果を実感する方も。
しかしそれでも日時の経過と共に薄れてきてしまいます。
さらに人によっては1回では効果を実感しづらい場合もあります。
できれば複数回通うのがおすすめ。
しかし頻繁に通いすぎるのも肌にはダメージになるので、ターンオーバーに合わせて1ヵ月に1回のペースで受けるのが理想です。
5~10回通うことで改善されると言われているため、半年から1年かかる場合もあるので長い目でみて効果を期待しましょう。
ウエディングエステとして通いたい場合は結婚式まで日にちに余裕があれば可能。
複数回通うことで肌全体のトーンアップなど状態が良くなることが期待できます。

やけどや水ぶくれになる可能性がある

稀な症状ではありますが、やけどや水ぶくれになる可能性もあります。
以下に該当する方は注意してください。

  • 日焼けした肌
  • 高用量ステロイド内服中
  • 糖尿病
  • 光過敏症など

こちらの該当する方は、高出力でなくても肌トラブルが生じるリスクが高いです。
フォトフェイシャルエステは特殊な光を肌に当て熱を与える施術になるので、施術後の肌は実は軽くやけどをしている状態。
また硬度を高くしたことで照射出力や長い時間あてると、やけどや水ぶくれの症状が出ることもあります。
気になる方はカウンセリング時にスタッフの方に相談してください。

光過敏症のお客様は施術できない

光過敏症とは、通常では問題ない日光でも、光過敏症の人だと浴びた部分の皮膚が異常な反応を起こす状態のこと。
少しの光でも水ぶくれができたり、赤く腫れあがったりしてしまいます。
フォトフェイシャルエステは光を当てるので、カメラのフラッシュのような眩しさが続きます。
もちろん目元は専用のゴーグルで覆うので気にならない人がほとんどです。
しかし光過敏症の人は苦痛に感じるかもしれません。
光の不快感だけでなく、肌の赤みや炎症、発疹がでる場合もあるので光過敏症の方は施術しないほうがいいでしょう。

まとめ

ここではフォトフェイシャルエステとは何かについてお伝えしてきました。
レーザーのようにピンポイントに治療し改善するわけではないですが、様々な肌トラブルにお悩みの方の改善に期待できます。

  • 肌全体の引き締め
  • 美白、美肌
  • 赤ら顔 など

効果を実感するには数回通う必要がありますが、時間のかかる施術や、ダウンタイムが長いのはちょっと…
という方におすすめします。
1回の施術時間も短く料金もリーズナブル。
日頃のスキンケアでは物足りなく、お肌に元気が欲しいといったときにトリートメント感覚で気軽に施術できるのがフォトフェイシャルエステの魅力です。