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美容サロンの集客方法とは?開業前に知っておきたいポイントを解説!

 

家の近くや最寄りの駅など、美容室やエステサロンを見かける機会は多いですよね。しかし、以前あったお店がなくなっているということはありませんか?

美容サロンは、美容室・マツエクサロン・ネイルサロン・エステサロンなど業種もさまざまです。サロンの規模も大型店舗から個人経営のプライベートサロンまでさまざまです。

サロンを長く経営していくためには、集客力が必要です。本記事では、美容サロンを成功させるために必要な集客のポイントについてまとめてみました。これから開業を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

3年以内に廃業!?美容サロンに集客が重要なワケ

 

3年以内に廃業!?美容サロンに集客が重要なワケ

美容師やエステティシャンなど、長く経験を積むと自分のサロンを持ちたいと考える方は多いでしょう。実際に、毎年多くのサロンが開業しています。

それに対して、1年以内に廃業してしまう美容サロンは60%、3年以内に廃業するサロンは90%と言われています。ちなみに、10年以上継続して経営できるサロンはおよそ6%ほどです。

3年以内に90%と聞くと、経営が難しそうに感じてしまいますよね。特に個人経営の美容サロンの方は、厳しいと感じてしまうかもしれません。美容サロンを長く経営するためには、集客が重要です。

 

美容サロン開業前に知っておきたい集客のポイント

 

美容サロン開業前に知っておきたい集客のポイント

美容サロンの廃業率を聞いて不安になっている方も多いでしょう。せっかく美容サロンを開業したなら、上手に生き残っていくための戦略を立てましょう。

次では、成功している美容サロンが行っている集客のポイントについて解説します。競合の多い美容業界で生き残るためには、しっかりと戦略を立てましょう。

 

顧客のターゲットを明確にしておく

まずひとつめは、美容サロンのターゲットを明確にしておくことです。どのようなお客様に来てもらいたいか、サロンのコンセプトとターゲットが合っているかどうかも大切です。

ターゲットとなる顧客がどのような人なのか絞り込んでおくと、具体的な戦略が立てられます。はじめにターゲットとなるペルソナを作り込んでおくとよいでしょう。ペルソナとは、商品やサービスを提供する典型的なユーザー像のことです。

  • 年齢
  • 職業
  • 居住地
  • 趣味
  • 家族構成
  • 年収
  • 価値観
  • 休日の過ごし方

など、できるだけ具体的にモデルを設定します。具体的なペルソナ像ができれば、スタッフ間でもイメージしやすくマーケティングの戦略にも役立ちます。

 

サロンのコンセプトを明確にしておく

どのような人に来てほしいかペルソナ像を明確にしたら、次はサロンのコンセプトを決めましょう。サロンのコンセプトは集客の軸となる重要なポイントです。サロンのコンセプトは、オーナーだけでなくスタッフにもきちんと伝わっていますか?

スタッフにも伝わっていなければ、顧客にも伝わりません。伝えたいコンセプトが顧客にまで伝わるようにスタッフにも共有しましょう。サロンのコンセプトは、ターゲットが明確になっていること、サロンの強みが顧客にベネフィットとして伝わっているかが重要です。

サロンの強みをコンセプトに盛り込むのもおすすめです。

 

他店に負けない特徴を明確にしておく

他のサロンにはない強みは何かを明確にしておくことも大切です。他のサロンにはない強みは、集客をするうえでも活かせます。どのような強みがあるのかは、お客様アンケートを参考にするのもおすすめです。

自店の強みは、なかなか客観視しづらいものです。顧客からのアンケートから見えてくる強みは、サロンが選ばれる理由でもあります。差別化する理由に悩んだら、お客様が感じているベネフィットを深堀してみるとよいでしょう。

 

近隣の店舗をリサーチしておく

美容サロンの集客には、近隣のライバル店をリサーチすることも大切です。沢山のサロンの中から選ばれるためには、ライバル店の強みやコンセプトを把握することも大切です。

ライバル店との差別化をはかるには、商品やサービスの違いを明確にしておくとよいでしょう。顧客にライバル店との違いやコンセプトが上手く伝わっていること、サロンに来るとどのようなベネフィットが得られるかをしっかりと伝えられるようにしておきましょう。

ベネフィットの他には、今までの実績などもお伝えして選んでもらえるサロンを目指しましょう。

 

美容サロンの集客方法

 

美容サロンの集客方法

美容サロンの成功には、集客が欠かせないとお伝えしてきました。具体的にはどのような方法があるのか次でまとめました。集客の方法には、SNSやチラシなどさまざまな方法があります。

広告費や宣伝費などのお金をかけなくても、今すぐ始められる集客方法もあります。以下で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ホームページ・ブログ

美容サロンを開業したら、ホームページを開設するサロンがほとんどではないでしょうか。せっかく作ったホームぺージやブログは、集客につながっていますか?

美容サロンをオープンしてからしばらくすると、更新していないというサロンも多いです。ホームページやブログは、お店の定休日や閉店後も24時間集客をおこなう重要なツールです。

ホームページやブログは、わかりやすいことが重要です。また、できるだけ最新の情報がトップに表示されるようにこまめに更新しましょう。

 

Instagram

集客にはSNSの利用も有効です。なかでも、Instagramは美容サロンとの相性が良いため、特におすすめです。実際にInstagramを通してマーケティングをおこない、集客に役立てている美容サロンも少なくありません。

Instagramには、サロンの雰囲気や施術の写真を投稿すれば、ターゲットにサロンの魅力をアピールできます。ストーリーズやリールも効果的に利用して、集客するとよいでしょう。

ホームページやブログと同様、できるだけこまめに更新するようにしましょう。毎日決まった時間に投稿するなど、更新する頻度を決めておくのも効果的です。

 

X(旧Twitter)

集客のツールには、X(旧Twitter)も役に立ちます。X(旧Twitter)は圧倒的なユーザー数を誇りますし、フォロワーがリツイートすると拡散して多くの人の目に留まる可能性があります。

あまりビジネス感が強くないアカウントにするのがよいでしょう。例えば、「○○サロン公式Twitter」などのアカウント名よりも、スタッフが個人で運営するのもおすすめです。

個人アカウントであれば、あまり警戒されずにフォローされやすくなります。また、有益な情報は誰かにシェアしたくなるため、自社サイトには、「X(旧Twitter)でつぶやく」ボタンを用意しておくのも忘れずに。

 

ホットペッパービューティー

ホットペッパービューティーは、国内最大級のポータルサイトです。国内では圧倒的なユーザー数を誇ります。ホットペッパービューティーは、美容室・マツエクサロン・ネイルサロンといったようにカテゴリに分かれて検索もできます。

欲しい情報を簡単に検索できるため、ユーザーにとっても使いやすく集客にもぜひ使いたいツールのひとつです。SEO対策にも効果的です。実際にホットペッパービューティーに登録したら、クーポンとメニューの名前を工夫しましょう。

サロンのターゲットにあうメニューを掲載することも重要です。

 

チラシ

集客方法として、チラシを活用しているサロンも多いです。サロンのチラシはわかりやすく、目を惹きやすく興味を持ってもらえるようなデザインにします。興味を持ってもらえないと、チラシは見てもらうこともできません。

また、チラシの効果が感じられない時は、配布方法やエリアを見直してみるとよいでしょう。チラシの効果は一般的に、1,000枚配布して1〜3人程度の集客だと言われています。

また、チラシはサロンを認知してもらうためにも定期的に配布することが大切です。

 

集客出来ない原因にはなにがある?

 

集客出来ない原因にはなにがある?

ホームページやブログ、SNSなどさまざまな集客を試しても集客できない時は、原因を深掘りしましょう。集客ができないと悩んでいるサロンも少なくありません。

サロンが集客できない理由は様々ですが、どのような点を見直すべきかを解説します。集客に悩んでいるサロンは、ぜひ参考にしてみてください。

 

集客方法に問題がある

集客できていない原因は様々ですが、改善するためには集客方法を見直しましょう。サロンの客層であるペルソナに合ったマーケティングはできていますか?

集客が上手くいっていない時は、どのようなお客様がターゲットなのか見直してみるとよいでしょう。お客様がどのような人物像なのかが分かれば、その人が興味を持ってもらえるような施策が自然と浮かんでくるはずです。

SNSやブログ、ホームページが定期的に更新されているかどうかも見直してみましょう。集客できていないサロンには、何かしら改善できる点が見つかります。

 

価格を下げ過ぎている

サロンのメニュー価格が適正であるかも重要です。初回のみキャンペーンなどを打ち出していて、価格を下げすぎてはいませんか?特に、初回のみ限定価格は、価格で選んだお客様がリピーターになるのは難しいです。

低価格が目当てのお客様は、より低価格なサロンを求めているため下げすぎると逆効果になることもあります。せっかく新規顧客を獲得してもリピートにつながりにくいのでは、もったいないです。

サロンの良さがわかるメニューを適正な価格で提供するようにしましょう。

 

リピーターをつくる仕組みができていない

サロンの売上アップには、リピーター作りが欠かせません。1:5の法則というものがあります。これは、新規顧客にかかるコストのおよそ1/5で既存顧客が再来店してもらえる可能性があるということです。

売れるサロンは、既存顧客のリピーターによるものが大きいです。サロンを気に入ってリピートしている顧客は、客単価も高い傾向があります。

また、リピーターのお客様は、家族や友人を紹介してくれるなどの可能性もあります。新規顧客の獲得だけではなく、リピート顧客向けのアプローチも見直しましょう。

 

まとめ

 

まとめ

美容サロンの集客方法についてまとめました。サロンをうまく経営していくためには集客が欠かせません。集客にはさまざまな方法がありますが、サロンのペルソナに合ったマーケティングを行うことが大切です。

また、サロンのSNSやホームページは定期的に更新して、常に最新の情報が分かるようにしておくことも重要です。サロンの集客が上手くいかなくなったら、一度見直してみてください。