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SALOSUTA MEDIA

美容サロンとは?どんな種類があるのか解説!必要な資格についても

 

最近では、人々の美容への意識の高まりに伴って美容系サロンの数が増え続けています。今後、美容サロンを開業したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、美容サロンにはどのような種類があるのかを紹介します。併せて、開業に必要な資格や取得しておくと良い資格についても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

 

美容サロンの種類には何がある?

 

美容サロンの種類には何がある?

美容サロンには

  • ヘアサロン
  • エステサロン
  • 痩身サロン
  • 脱毛サロン
  • ネイルサロン
  • マツエクサロン

が主なものとして挙げられます。ここからは、これらの美容サロンの施術内容や特徴についてそれぞれ詳しく解説いたします。

 

ヘアサロン

最初にヘアサロンについて紹介します。ヘアサロンとは、ヘアカットやパーマ、カラーリング、トリートメントなど髪の毛のお手入れをメインに行うサロンのことです。

ヘアサロンという言葉には、美容室だけでなく理容室も含まれています。近年では店舗数が年々増加しており、美容室と理容室を合わせると約37万ものサロンが存在しています。

また、近年ではヘアケアだけでなく、ヘッドスパや頭皮マッサージといったサービスを提供しているサロンも増えています。

 

エステサロン

エステサロンとは、ハンドマッサージや美容機器による施術でお顔やお肌のお悩みを改善へ導くサロンのことを指します。お悩みを改善することに特化したメニューの豊富さが特徴です。

エステティシャンと呼ばれる施術者が、丁寧なカウンセリングを行いながらお客様のお悩みを引き出し、ひとりひとりの状態にあった施術を行います。

美容機器やハンドマッサージの効果により、自宅でのケアだけでは手の届かないような部分までしっかりとケアできるのがポイントです。

 

痩身サロン

痩身サロンは美容目的で痩せるためのサロンです。単なるダイエットではなく、健康的に引き締めることを目的としています。専用のエステ機器やエステティシャンのハンドマッサージを中心に行い、身体の気になる部分に直接アプローチするのが特徴です。

場合によっては、サプリメントや食事改善なども組み合わせながらお客様が理想とする身体作りをサポートします。体重を落とすだけのダイエットとは違い、施術による体質改善効果も期待できます。

 

 

脱毛サロン

脱毛サロンは、専用の機器を使用して毛が生えてくるスピードを遅め、毛量を少なくすることを目的としたサロンです。

脱毛サロンでは、医療機関で導入されているようなレーザーを使用した脱毛ではなく、光脱毛と呼ばれる方法で施術を行います。

医療脱毛のような即効性はありませんが、時間をかけて毛量を減らしていくためお肌への負担が少ないのが特徴です。

最近では、性別や世代問わずニーズが高まっており、セルフで脱毛するスタイルのサロンも増えています。

 

ネイルサロン

ネイルサロンは、ネイリストが爪のお手入れを専門に行うサロンです。ネイルサロンでは、ネイルアートのように爪先を華やかにする施術だけでなく、爪の長さや形を整えたり、甘皮ケアも行います。

ネイルアートにはポリッシュ(マニキュア)やジェルネイル、スカルプチュアなどの種類があり、ネイリストはお客様の要望にそった施術ができるような技術力が必要です。

また、大きな機材なども必要ないため、自宅やマンションの一室でも開業しやすいのがポイントです。

 

マツエクサロン

マツエクサロンとは、まつげエクステを専門としているサロンのことを指します。アイリストと呼ばれる、美容師資格とまつ毛に関する専門的な知識と技術を持ったスタッフが施術を行います。

まつ毛の長さやカールの具合など、お客様の要望に合わせてまつ毛にエクステンションをつける施術がメインのサロンです。

マツエクサロンも開業する際に大掛かりな施術機器を導入する必要がないため、マンションの一室などでも開業しやすいのが特徴です。

 

美容サロンには必要な資格

 

美容サロンには必要な資格

ここからは、美容サロンを開業するにあたって必要な資格を紹介します。今後、開業を検討している方は必要資格について理解し、準備しておくことが大切です。

必要な資格をまだ取得していない場合は早めに取得準備を進めましょう。

 

ヘアサロン開業には美容師免許が必要

ヘアサロンを開業するには、国家資格である美容師免許を所持していることが必須条件です。オーナーが施術に携わらずに経営のみ行う場合、美容師免許を所持しているスタッフを雇用する必要があります。

美容師免許を取得するためには、厚生労働省の認定を受けた養成学校で必要課程の履修を修了したのち、筆記試験と実技試験の両方に合格しなくてはなりません。

また、ヘアサロンだけでなくマツエクサロンを開業する際にも美容師免許が必要です。

 

管理美容師

ヘアサロンを開業するにあたって、常時2人以上の美容師が店舗に在籍する場合、管理美容師資格の取得も必要であることが法律で定められています。

管理美容師資格とは、ヘアサロンを衛生的に管理していくための資格です。この資格は、美容師免許取得後の実務経験が3年以上ある美容師が、各都道府県知事の指定した講習会へ参加することで取得できます。

指定の講習会の開催日程が少ないため、取得が必要な場合は早めに行動することが大切です。

 

エステサロン開業におすすめの資格

 

エステサロン開業におすすめの資格

エステサロンを開業するにあたって、取得が義務付けられている国家資格はありません。国家資格は必要ありませんが、スキルの証明となる資格を取得しておくことはサロンのアピールポイントになります。

ここからは、エステサロンを開業する際に取得しておくと良い資格を紹介します。

 

日本エステティック協会認定資格

日本エステティック協会の認定資格は、エステティシャンとしての知識や技術力を示す資格です。認定資格の種類も多く、スキルや実務経験によって受験できるレベルも分かれています。

また、資格の中にはエステの技術や知識に関する資格だけでなく、衛生管理に特化した資格やお肌の知識に特化した資格などがあるのも特徴です。

資格取得後は、バッチやディプロマも交付されるためサロンに飾ったり、制服につけておくことでスキルをアピールできます。

 

CIDESCO-NIPPONのCIDESCOディプロマ

CIDESCOは、世界基準のエステティシャンを育成するための国際的な教育機関です。CIDESCO-NIPPONはそんなCIDESCOの日本支部として設立され、このディプロマがあればエステティシャンとしてのスキルが国際水準であるという証明になります。

ディプロマの交付を受けるためには、CIDESCO国際認定校において必要なカリキュラムを終了し、CIDESCO国際試験に合格するか、実務経験を2年以上積み、CIDESCO RPL国際試験に合格する必要があります。

また、最近では衛生管理に特化したCIDESCO衛生管理資格も誕生しました。

 

AEAインターナショナルエステティシャン

AEAインターナショナルエステティシャンとは、民間団体である日本エステティック業協会が実施している資格です。

資格を取得するためには、AEA認定校にてカリキュラムを修了すること、もしくはエステサロンでの実務経験が必要で、筆記試験と実技試験の両方に合格したのち登録申請することで取得できます。

AEAインターナショナルエステティシャンの資格はレベルごとに種類が分かれていて、エステティシャンとしてステップアップの指標にもなる資格です。

 

まとめ

 

まとめ

今回の記事では、美容サロンの特徴や取得しておくべき資格について紹介しました。美容サロンは提供するサービスによって必要な資格が異なります。

しかし、スキルを証明する資格を所持しているかどうかは、集客をする上で重要な要素であることは共通しています。安定した集客を実現するためにも、資格の取得には積極的に取り組みましょう!