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SALOSUTA MEDIA

サロンを開業する時に必要なもの|業種別に準備品を紹介します!

 

サロンを開業する際には、施術に必要な備品からサロン内の小物まで、準備するものがたくさんあります。

また、サロンの業種によっても準備すべきものが異なるため、必要なものをきちんとリサーチし、把握しておくことが大切です。

この記事では、サロンを開業するにあたって必要なものを一通り紹介します。完璧な状態で開業できるよう、準備を進めていきましょう。

 

美容サロンには何がある?

 

美容サロンには何がある?

ひとことで美容サロンといっても、どこをメインに施術するかによって業種が異なります。美容サロンというと、主に

  • エステサロン:フェイスラインやボディに関する施術をするサロン
  • ヘアサロン:ヘアカットやパーマ・カラーなど髪の毛に関わる施術をするサロン
  • ネイルサロン:手や足のネイルアートを中心とした爪への施術をするサロン
  • マツエクサロン:まつ毛エクステを中心とした施術をするサロン

の4種類を中心に、さまざまな業種の美容サロンが存在します。

 

開業する際の業種別準備品

 

開業する際の業種別準備品

同じ美容サロンという業界であっても、準備すべきものはサロンの業種ごとに異なります。ここからは、開業する際に準備が必要なものを業種別に紹介していきます。

ご自身が開業したいと考えているサロンでは、何が必要なのかきちんと押さえておきましょう。

 

エステサロン

最初にエステサロンを開業する場合に準備すべきものを紹介します。エステサロンを開業するにあたっては、施術用のベッドや施術用の美容機器の導入が必要です。

なお、エステサロンの開業に必要な美容機器は、サロンでどのような施術をするかによって必要な機器が変わり、機器の価格にも差があります

また、業種によっては開業に国家資格が必要な場合もありますが、エステサロンでは開業にあたって国家資格を取得する必要はありません。

 

ヘアサロン

次に、ヘアサロンの開業にあたり準備が必要なものの紹介です。まず、ヘアサロンを開業するにあっては、大前提として国家資格である美容師免許を所持しているスタッフを準備する必要があります

また、美容師を複数名採用する場合には、管理美容師という資格を所持している美容師も必要です。開業の際に必要なヘアサロン独自の準備品としては、

  • シャンプー台
  • スタイリングチェア
  • パーマ機器
  • ドライヤーやコテ・ヘアアイロン
  • 薬剤

などが挙げられます。

 

ネイルサロン

次にネイルサロンの場合に必要なものを紹介します。ネイルサロンの場合、エステサロンや美容室のように大掛かりな設備はありません。準備するものとしては、ネイルケアをするための

  • 施術台と椅子のセット
  • UVランプ
  • スティック類などの消耗品
  • マニキュアなどのネイルアート用パーツ

などの細々としたものが多いです。ネイルサロンは国家資格がなくても開業・施術ができますが、開業前に民間の資格を取得しておくことをおすすめします。

 

マツエクサロン

マツエクサロンを開業する際には、美容師免許を所持しているアイリストが必要です。美容師免許を取得した上で、アイリストとしての専門的な知識や技術を身につける必要があります。

なお、マツエクサロン独自で準備が必要なものとしては、

  • 施術用のベッド
  • 施術用ライト
  • マツエク用グルー

などが挙げられます。準備するものはそこまで多くありませんが、施術用のライトは照度の規定も定められていますので、それに適したものを用意する必要があります。

 

共通する準備品

 

共通する準備品

ここまでは、業種ごとに異なる部分を紹介してまいりました。業種ごとに異なる準備品がある一方で、業種にかかわらず共通して必要なものもあります。

ここからは業種を問わず、サロンの開業に必要な費用について解説していきます。

 

家賃や内装工事費

美容サロンを開業するための場所を作り上げるためには、家賃や内装費用はどの業種でも共通して発生します。自宅の一室でサロンを開業する場合家賃は発生しませんが、部屋をサロン仕様にするためのリフォームは必要です。

テナントや賃貸マンションの一室を利用して開業する場合は、内装工事の費用はもちろん、毎月の家賃が発生します。それ以外に、賃貸物件やテナントの契約時には保証金や前払い家賃などを含めて数ヶ月分の月額家賃が必要になります。

 

開業資金

開業資金とは、サロンを開業するにあたって準備すべきものを手に入れるための資金です。

  • 物件取得
  • 内装工事費用
  • 設備導入
  • 運転資金
  • 広告費

など、全て含めたものを指します。必要な開業資金の額については、サロンの業種やスタイルや規模によってかなり差が出ますが、最低でも100万円、ヘアサロンなどの場合は1,000万近く必要になる場合も多いでしょう。

全て自己資金で賄うのではなく、金融機関からの融資や補助金や助成金制度を活用するという方法もあります

 

備品・消耗品

備品や消耗品は業種にかかわらず、どのような美容サロンでも必要になります。

  • 施術に必要な椅子や台
  • 施術用品を収納するワゴンや什器
  • 電化製品や電子機器
  • 衛生用品
  • インテリア

など、準備するものは多岐にわたり、品目も非常に多いです。一度に全て揃えようとすると大変なので、開業時は施術に必要な最低限の什器や消耗品類を準備しておきましょう。

サロンのインテリア小物などは、開業後に徐々に準備を進めていけば問題ありません

 

 

広告宣伝費

新しくサロンを開業した場合は、お客様にサロンの存在を知ってもらうことが大切です。そのためには、業種や規模を問わず、どのようなサロンでも広告宣伝費が必要になります。

サロンのホームページ作成やチラシ作成費用などの費用が発生するものだけでなく、SNSやブログなど、無料で利用できるものを上手に組み合わせて、効果的に宣伝することがコスト削減のポイントです。

広告費用は開業後も継続して発生する費用ですので、サロンに見合った方法で行いましょう。

 

当面の運営費

サロン開業後の運営費も、業種を問わず準備が必要な項目です。サロンを開業したあと、経営が軌道に乗るまでは最低でも3ヶ月以上はかかると言われています

経営や売上が安定していない期間も、毎月固定費用として家賃や光熱費、広告費、人件費などは変わらず発生します。

固定費が払えずに困ることがないよう、開業時には運営費を十分に用意しておきましょう。目安としては3ヶ月〜6ヶ月分程度の運営費を用意しておくと良いと言われています。

 

まとめ

 

まとめ

今回の記事では、美容サロンの開業時に準備すべきものについて紹介しました。どの業種の美容サロンを開業するかによって、施術に必要な資格や備品に違いがあります。

一方で、開業に必要な資金や備品、消耗品などの準備品はどの業種でも大きな差はありません。ご自身のサロンに必要なものを確認しながら、ひとつずつ確実に準備することが大切です。