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サロンの物販にはなにがある?仕入れ方法や注意点も徹底解説

 

美容室やエステサロンの売上を伸ばすためには、物販を成功させることが欠かせません。営業時間やスタッフの人数もあるため、施術だけの売上では限りがあります。

成功している美容室やエステサロンの物販の売上は、およそ30%を占めるともいわれています。本記事では、物販を成功させるための秘訣や、仕入れの方法などについて解説します。

どのような商材を仕入れるか悩んでいる方は、参考にしてみてください。

 

サロンの物販にはなにがある?

 

サロンの物販にはなにがある?

サロンの物販には、様々な種類があります。たとえば美容室なら、シャンプーやトリートメント、エステサロンなら美容のサプリメントや化粧品などがあります。

どのような物販が良いかそれぞれのサロンごとにまとめてみました。

 

美容院で扱う物販

美容室で扱う物販は、シャンプーやトリートメント、ヘアワックスなどの整髪剤があります。プロが選ぶホームケアなどは、顧客の満足度も上がる商材です。

シャンプーなどのトリートメントは、気に入ればリピートで購入してもらえます。また、美容室でしか購入できないサロン専売品なら、再来店のきっかけにもなります。

施術中に実際の商品を使用するのもおすすめです。施術に使用したり、手に取りやすい場所に商品を置いて、まずは興味を持ってもらうようにしましょう。

 

エステサロンで扱う物販

エステサロンで取り扱う商材は、施術の効果を高めるものや、効果の持続が期待できるものが良いでしょう。フェイシャルエステなら、クレンジングや美容液などの基礎化粧品があります。

エステサロンでしか購入できないサロン専売品は、一般の化粧品よりも有効成分が多く配合されているため、高い効果が期待できます。

そのほか、痩身サロンでは糖質をカットした食品やサプリメント、ホームケアが叶う美容グッズなどもおすすめです。サプリメントやスキンケア用品は、継続して使用することで高い効果が期待できるため、リピート購入になる可能性も高いでしょう。

 

ネイルサロンで扱う物販

ネイルサロンでも、物販商材の取り扱いは売上アップには欠かせません。ハンドクリームやネイルオイルなどのケア用品は、人気の物販商材のひとつです。

そのほかにも、自分でジェルネイルをオフできるホームケアのセットも人気です。忙しくてなかなかオフに行けなかったり、急にジェルネイルをオフしなければいけなくなったときなどにも使えるため、需要があります。

ハンドケア周りの物販商材としては、UVカットの手袋、家事や炊事の時に使用する手袋などがあります。また、ネイルやハンドケア以外にも雑貨や食器などの小物を取り扱うネイルサロンもあります。

自身のおすすめできる商材を顧客のニーズに合わせて販売するのも良いでしょう。

 

マツエクサロンで扱う物販

マツエクサロンで取り扱う物販商材は、ホームケアのグッズがおすすめです。自まつ毛をいたわるまつ毛美容液や、まつ毛パーマ後に使用するコーティング剤などは、特に人気があります。

カールをより美しくするタイプのものや、切れ毛や抜け毛などのダメージを軽減させるタイプのものなど、様々な種類があります。

マツエクサロンで施術してもらったあとは、できるだけ長く効果をキープしたいと考える方が増えています。まつ毛美容液とコーティング剤をセットで提案するのもおすすめです。

 

物販の仕入れ方法

 

物販の仕入れ方法

サロンの物販商材を仕入れる方法は様々です。直接メーカから仕入れる、卸業者を使用するインターネットなどのオンラインショップを利用するなどです。

以下では、それぞれのメリットやデメリットについて解説します。

 

メーカーから仕入れる

まずひとつめは、メーカーから直接仕入れる方法があります。どのような商品を仕入れるかがあらかじめ決まっているサロンにおすすめです。

メーカーから直接仕入れができるため、仕入れの費用を抑えたり、実際の商品の使い方などを教えてもらえるなどのメリットがあります。

仕入れのコストを抑えられるため、利益を得やすくなる特長もあります。一方で、メーカーごとに担当者がいるため、複数のメーカーから仕入れるときは管理が大変になる可能性もあります。

 

美容系卸業者から仕入れる

ふたつめは、美容卸業者から仕入れる方法です。卸業者は複数のメーカーの商品を取り扱うため、一度に様々な商品を仕入れられるメリットがあります。

どのような商品を入れるか決まっていない時も、流行の商品や新入荷の商品など、おすすめの商材を相談することも可能です。サロンの経営に関する相談をおこなう卸業者やディーラーもあります。

新しい商品や技術を取り入れるための研修や講習会が開催されることもあるため、スタッフのスキルアップにもつながります。一方で、メーカーから直接仕入れるよりも、少し割高になる恐れもあります。

 

インターネットで仕入れる

インターネットの普及により、サロンの物販商材をオンラインで仕入れることも簡単になりました。メーカーや卸業者を介さず、インターネットでの仕入れは24時間いつでも注文できます。

業者が取り扱っていない商材も、在庫があれば日数もかからずに入手できます。また、支払いにクレジットカードが使用できたり、ポイントが付与されるなどのメリットもあります。

返品や送料がかかる、購入するためにはサイトの会員にならなけばいけないなどのデメリットもあります。しかし、多くのメリットがあることから、今後はインターネットを利用した仕入れが増えると予測されています。

 

サロンで物販を仕入れる際の注意点

 

サロンで物販を仕入れる際の注意点

物販の仕入れにはどのような方法があるかお伝えしました。次は、実際にサロンで物販を仕入れる際の注意点について解説します。

物販をサロンの売上アップにつなげるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

 

サロン専売商品を選ぶ

物販を仕入れるときは「サロン専売商品」を選びましょう。サロン専売商品は、名前の通りサロンでしか販売されていない商品です。

ドラッグストアやバラエティショップなどで販売されていないため、商品を購入するためにはサロンに行かなければいけません。また、一般的な商品よりも有効成分を多く含み、効果が感じられやすい商材が多いです。

そのため、気に入ればリピートする可能性も高くなります。来店のきっかけにもつながるため、サロンでしか販売されていないサロン専売商品を選ぶようにしましょう。

 

安全性・効果に信頼性のあるものを選ぶ

物販で取り扱う商品は、安全で効果に信ぴょう性があるものを選びましょう。実際に施術で使用してみたり、スタッフ自身も使用してみると良いでしょう。

安全で効果の高い商品であれば、スタッフもおすすめしやすいですし、お客様にも気に入ってもらえる可能性が高くなります。プロの目線から、品質の高さや自分に合った商品をアドバイスしてくれると、顧客からの信頼も得られるでしょう。

ここでしか販売していないとなれば、来店のきっかけにもなるためリピーター獲得にも役立ちます。

 

サロンのコンセプトやターゲットに合うものを選ぶ

取り扱う商品は、サロンのコンセプトやターゲットに合うものを厳選して販売しましょう。例えば、痩身エステを受けた方には、より効果をサポートするサプリメントなど、コンセプトに合っていることが大切です。

施術の効果を高めるものや、ターゲットの需要に合った商材なら興味を持ってもらいやすいでしょう。また、実際に施術を受けてもらった後で効果を高める商材なら、スタッフ自身もおすすめしやすく、販売にもつながりやすいです。

 

コストパフォーマンスを考える

コストパフォーマンスとは、費用対効果のことです。物販の商材を仕入れることによって、得られる利益がどのくらいあるのか効果をはかります。

コストパフォーマンスの高い物販をするためには、物販に対してもあらかじめ予算を決めておくと良いでしょう。原価や人件費といった経費を考慮して、予算設定をしておきましょう。

適正な予算設定をしたうえで、コストを抑えた販促方法を検討するのがおすすめです。物販の商品は、ポップとともに顧客の手に取りやすい場所に置くだけでも興味を持ってもらうきっかけになりますよ。

 

まとめ

 

まとめ

サロンの物販についてまとめました。一口に「サロン専売品」と言っても、シャンプーや化粧品、サプリメントなど商品の種類は多岐にわたります。

エステサロンのコンセプトや客層に合った商材を仕入れることが大切です。商品の仕入れ先も、複数のルートがあります。トレンドを取り入れたいから卸業者から仕入れる、コスパよくオンラインから仕入れるなど、用途に応じて使い分けるのも良いでしょう。

サロンに合った仕入れの方法を見つけてみてくださいね。