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サロンのオーナーになるには?開業の心得や年収を徹底解説!

 

サロンのオーナーとはサロンの所有者のことで、店長を兼任している場合もあります。仕事内容が多く大変ですが、やりがいのある仕事です。

そこで今回はサロンオーナーの仕事や必要なスキルなどを解説していきます。気になる年収や開業前にすべきことなどもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

サロンのオーナーに求められること

 

サロンのオーナーに求められること

サロンのオーナーにはさまざまな力が求められます。統率力、決断力、実行力、社交性、コミュニケーション力、知識力などです。

この章ではその中でも大切なコミュニケーション力と知識力について詳しく解説します。

 

コミュニケーションのスキル

サロンのオーナーは、スタッフともお客様とも積極的にコミュニケーションをとる必要があります。スタッフが今何を求めているのか、何に困っているのかをヒアリングすることで労働環境の見直しができます。

お客様からは好みやニーズの情報を獲得でき、より良いサロンづくりが目指せます。また、信頼関係を構築するためにもコミュニケーションというのは重要になってきます。

オーナー自らが積極的に会話のきっかけを作りましょう。

 

薬機法や特定商取引法などの法律・規制の知識

経営者たるもの法律や規制の知識はある程度知っておくべきです。なぜなら、知らないうちに規律違反をしてしまっていて、営業停止になることもあるからです。

サロンやスタッフを守るためにも、最低限の勉強はしておきましょう。本や動画など独学で学ぶことも良いですが、専門的な内容のためセミナーなどで専門家から習う機会もあるとよりよいです。

簿記や経営に関する資格も取得しておくと、経営者として信頼されるでしょう。

 

サロンオーナーの仕事

 

サロンオーナーの仕事

サロンのオーナーは具体的にどんな仕事をしているのか、皆さんわかりますか?身体を動かすことももちろんありますが、頭を使う仕事も多くあります。

今回はオーナーがすべき重要な仕事を4つ解説していきます。

 

新規のお客様を集客する

新規参入しやすいサロンは競争率が激しいので、いかに集客できるかがカギとなります。予算や集客効率を考えて、ターゲットに合った広告宣伝を行っていくことがオーナーの仕事です。

  • 集客媒体
  • インスタグラムなどのSNS
  • ホームページ

など様々な方法があります。立地や客層に合った費用対効果の高い方法を見つけましょう。そして、新規で来てくれたお客様にリピートしてもらえるようなサービスやメニュー、雰囲気作りをすることも大切です。

 

スタッフの教育

経営者としてスタッフの教育は必要不可欠です。まず、優秀な人材かどうかを見極めて採用すること。そして、常に良いサービスをお客様に提供できるように環境を作ってあげることが大切です。

技術力アップのために定期的に研修を行ったり、常に学べるような制度を導入したりします。新人スタッフの教育はもちろん、ベテランスタッフのマンネリ防止にも努めなければなりません。

一貫性のある教育を心がけ、場合によってはデジタル化をして効率化を図るのもよいでしょう。

 

経営戦略

経営を知り、上手く戦略を立てられなければサロンは維持できません。まず、事前調査や準備が重要です。そして収益、集客、採用の3つの柱に重きを置き、年間計画や売り上げ目標の設定をします。

また、収入と支出のバランスをみて安定した経営をすることが求められます。経費の計算や会計処理など経理についての知識も身につけておくとよいでしょう。税金関係の知識もある程度あると安心ですね。

セミナーなどで専門家や他のサロンオーナーに話を聞くことも有効です。

 

サロンの環境整備

サロンの環境整備とは、お客様のために満足度の高いサロン作りを行うと同時に、スタッフが働きやすい環境を作ることです。清潔感のある快適なサロンは、お客様に「また来たい」と思わせることができ、スタッフも施術に集中できます。

過不足のない備品や使いやすい道具・機材があることで、お客様に満足のいくサービスを提供でき、スタッフは労働意欲が上がります。いずれは顧客のリピート率や売上に関わってきますので、環境整備を怠ることのないようにしましょう。

 

サロンオーナーの年収は?

 

サロンオーナーの年収は?

サロンオーナーの年収は業種や規模などさまざまな要素によって変わります。平均で年間総売り上げ金額の10%といわれています。

  • 美容室…500万円
  • エステサロン…300~500万円
  • ネイルサロン…300~350万円

以上に平均的な年収を提示しましたが、かなり個人差があります。サロンが繁盛したり、支店を出したりすることによって更に増える可能性もあります。

頑張り次第で年収が増えていくところも、サロンオーナーの魅力ですね。

 

サロンオーナーに技術や資格は必要か?

 

サロンオーナーに技術や資格は必要か?

オーナー自らが施術をするということであれば、施術内容によっては国家資格が必要なものもあります。しかし、施術はスタッフに任せ、経営のみに専念するのであれば技術や資格は必要ありません。

ただし経営者であれば

  • 防火管理者
  • 中小企業診断士
  • 簿記

その他経営に関する資格を持っておくと信頼度が上がり、サロンや自分のためにもなるでしょう。また、施術しないといえど人の上に立つために、基本的なことは勉強しておくべきです。

 

サロンオーナーが開業前にしておくこと

 

サロンオーナーが開業前にしておくこと

開業前の事前準備が、最も大切といっても過言ではありません。市場調査を行い、出店する地域の動向をチェックし、明確にターゲットの設定をしておくこと。

開業後の集客や売上に影響するので、手を抜かずに行うことが重要です。また、開業資金の計算や毎月かかる費用の予算を出しておくことなども挙げられます。

近隣の方々へも、サロンのオーナーとして自己紹介を兼ねた挨拶をしておくとよいでしょう。

 

サロンオーナーが定期的にすること

 

サロンオーナーが定期的にすること

サロンオーナーが定期的にやるべき仕事がいくつかあります。

  • 売り上げの確認
  • リピート率の確認
  • 平均単価の算出
  • スタッフの評価

などがあります。特に、収入と支出に関してはこまめに確認をすることで無駄が省けたり、目標設定を改めたりできます。そして、お客様や取引先にお礼を兼ねた挨拶をすることもあります。

それほど重要ではないと思うかもしれませんが、リピートにつながったり新たな仕事を獲得できるきっかけになったりするので疎かにできません。

 

まとめ

 

まとめ

今回はサロンのオーナーの仕事や年収などについて解説しました。責任感のある仕事でやることも多いですが、その分オリジナリティ溢れるサロンを作れるやりがいもあります。

年収も努力次第で増やせる夢のある仕事です。事前準備をしっかりと行なって、愛されるサロンのオーナーになりましょう。