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SALOSUTA MEDIA

エステサロンのコンセプトにはどんな例がある?

 

今回は、エステサロンのコンセプトについて紹介していきます。エステサロンの経営は、コンセプト作りがしっかりとされていなければなりません。

コンセプトは店舗の方向性や核となるものなので、ここが定まっていないと店舗の成功は難しいでしょう。コンセプト作りの重要性や具体的な方法についても触れていきます。

是非、この記事を読んで店舗にあったコンセプトを見つけてください。

 

そもそも「コンセプト」って何?

 

そもそも「コンセプト」って何?

エステサロンのコンセプトとは、店舗の軸であり、何を中心に行っていくのかを決める重要なことであると理解しましょう。

コンセプトが定まっていないと、他の店舗と比較された場合に負けてしまい、売り上げを上げることはかなり難しいです。なので、しっかりとコンセプトを決めましょう。

 

まずはポリシーを決める

ポリシーとは概念という意味ですが、エステサロンでのポリシーは、お客様に対してどうしたらサロンを利用してもらえるのか、何をしたら通い続けていただけるのかを考えるということです。

お客様の立場に立って考えます。例えば「ここのサロンに通えば、結果が出やすく、きれいになれる」と思われたいのであれば、サロンの技術をポリシーとして決めればいいと思います。

また、ポリシーは店舗内に常に掲示してお客様の目に付きやすくすれば、どのようなことをポリシーとしているのかを伝えやすくなります。

 

ターゲットについて分析する

続いては、ターゲットについて分析することです。店舗にとってどのようなお客様に利用していただきたいのかを考えます。

若い方に利用していただきたいのか、主婦層なのかなどをしっかり決めることで値段やプランなどの手助けになります。例えば、サロンの利用を考えている人にはどんな人がいるのかを分析します。

ターゲットを決めた際には理由もしっかりと考えておきましょう。ターゲットは、細かく決める場合もありますが、特に大事な部分を決めておくことが重要です。

 

ターゲット設定の注意点

続いては、ターゲット設定の注意点です。ターゲット設定の注意点としては、利用ターゲットの少ない人物は危険であることです。

土日や夜間の営業で働いている20代女性をターゲットにしたり、施術の値段が高いのに、安さを求めるターゲットに限定してしまうことです。このように限定的にしてしまうとかなり危険です。

ターゲットとしている人がサロンに通うことは考えにくくなり、売り上げは絶対に上がりません。なので、ターゲット設定は、広く現実的なものが良いでしょう。

 

大まかなコンセプトを考える

 

大まかなコンセプトを考える

コンセプトとは、サロンの経営方針を決める重要なものです。また、サロンのコンセプトはサロンの存在意義や姿勢、サービスに対する価値観などの考え方を指します。

コンセプトを明確化することで他の店舗と差別化ができ、売り上げをアップできます。

 

5W1Hに当てはめていくと具体的に考えやすい

 

5W1Hに当てはめていくと具体的に考えやすい

コンセプトを決める際には、5W1Hにはめることで具体化できます。なぜエステサロンを開業するのか、だれが利用したいのか、何をやりたいのか、どこでやるのか、いつやるのか、どのようにして行うのかを決めます。

 

なぜこのサロンがあるのか

1つ目は、なぜこのようなサロンがあるのかを決めます。なぜサロンを開業したのかサロンがある意味を考えましょう。

例えば、

  • 自分のペースで働きたいから
  • 収入をアップさせたいから
  • 人と接するのが好きだから
  • 自宅で仕事ができるから

などがあります。

サロンをただ開業したいからだと具体的ではないのが、なぜなのかを考えることでコンセプトがより強固なものとなります。

家族との時間が欲しくて開業した人なら、コンセプトを明確にしておかないと今まで以上に家族との時間を失う恐れがあります。

 

誰のためのサロンなのか

2つ目は、誰のためのサロンなのかを決めます。サロンを開業する際に、誰に利用してもらいたいサロンなのかを明確にする必要があります。

「どんな人にもりようしてもらいたい」だと、具体的な客層が分からないために継続していくことは難しいでしょう。例えば、主婦層や若い人などどんな人なのか、その人が利用するとどのようなメリットがあるのかを決めましょう。

利用するお客様がどんな悩みがあるのか、どのようなサロンにすることがお客様のためになるのかを考えることで、多くのお客様に通っていただけるサロンになります。

 

自身のサロンのこだわりは何か

3つ目は、自身のサロンへのこだわりは何かです。自身が運営するエステサロンなので、どのようなことにこだわっているのかポイントを考えましょう。

例えば、店舗の空間をお客様に癒しを与えることが出来るようにしたい、エステサロンの技術で他の店よりも早く効果が出やすいなどです。

自身の店舗のこだわりが強いことで他の店との比較になりやすく、お客様が利用する際に説明すれば自身の店の強みになります。しっかりと自身のサロンのこだわりを決めましょう。

 

どのような商材を選んだのか、なぜ選んだのか

4つ目は、どのような商材を選んだのか、なぜ選んだのかです。エステサロンの商材とは、化粧品、健康食品、サプリメントなどのことです。サロンの商材選びのポイントは、専売品を選ぶことです。

薬局などで取り扱っている商品をサロンにおいても特別感はありません。しかし、サロンでしか購入できないものだとお客様に特別感を与えられます。

他には、サロンのコンセプトにあったものを選ぶことです。店のコンセプトやターゲットによって選ぶことで商材の選び方はかなり分かりやすくなります。

 

どのような場所にしたいのか

5つ目は、どのような場所にしたいのかです。お客様にとってどのような場所にしたいのかをしっかりと決めましょう。例えば、「心と体を癒してもらえる場所」などです。

どのような場所にしたいのかは、コンセプトを決める上でかなり重要なポイントとなります。どのような場所にしたいのかを決めておかなければ、曖昧すぎて利用してもらうことは難しいでしょう。

自分でわからない場合は、他の店舗をリサーチしたり、自分が店舗をかまえたいと思っている地域を調べたりすることで見つけられます。

 

サロンのアピールポイントは何か明確化する

6つ目は、サロンのアピールポイントは何か明確化することです。サロンのアピールポイントを明確化することで、他の店舗と比較されて利用者が増えていきます。

例えば、「他の店よりも営業時間が長い」「専門的な技術スタッフが行うエステサロン」など、アピールポイントがあることが強みとなります

店舗が密集している地域だと、自分の店はお客さまが少ないのに対して他の店は繁盛する可能性があります。そんな時に他の店に負けない独自のアピールポイントがあれば、多くのお客様に利用してもらえ、リピートしてもらえます。

 

コンセプトページを作ろう

 

コンセプトページを作ろう

コンセプトページを作るには、まずは書き出してみましょう。

  • どんなサロンでありたいか
  • こんなお客さんに来てほしい
  • サロンのこだわり
  • 通うことでのメリット

などを考えます。

次に、特に大切なものをまとめていきます。3行から100文字程度でまとめると見やすくなるのでおすすめです。コンパクトにまとめると宣伝効果が出やすくなります。

サロンの概念の説明、提供する技術・サービスに関するこだわり、使用している化粧品などに関するこだわり、サロン空間に関するこだわりについて、簡単に説明したものを掲載すればお客様に分かりやすいでしょう。

 

まとめ

 

まとめ

今回は、エステサロンのコンセプトの例について紹介しました。コンセプトは店舗の軸である重要なことで、ポリシーはお客様がどうしたらサロンを利用してもらえるのか、何をしたら通い続けていただけるかを考える大切なことです。

コンセプトを決める場合は、5W1Hに当てはめていくと具体的に考えることができます。最後まで読んでいただきありがとうございました。