04

SALOSUTA MEDIA

エステサロンの売上アップに必要なことと売上原価について

エステサロンを開業した方には、今よりも売り上げをあげたい!と考えてはいるものの、何をして良いか分からない状態の方はいませんか?

新規顧客を増やしたらいいのではないか。割引をどんどんすればいいのか?と考えるかもしれませんが、実は色々な方法があります。

また、エステサロンは競争率も多く、どんどん開業されては売上が伸びずに潰れるサロンも非常に多いです。そこで今回は、売上をアップさせるにはどうしたら良いのかをまとめてみました。参考にしてみてください。

 

エステサロンの売上を上げるためには

 

エステサロンの売上を上げるためには

売上を上げる為に、1日にどれくらいのお客様が来店するのか計算しなければなりません。
ベッド数×1日の人数×営業日=月の売上

お客様に満足して頂けたら、物販も進めてみましょう。
お客様の人数×化粧品等の販売=月の物販売上

施術中に使用した化粧品に満足して頂けたら、買っていただけるケースは珍しくありません。積極的におすすめしてみましょう。

 

新規顧客を増やす

新規顧客を増やすには、広告費にお金をかけるのも良いですが、現在、新規顧客を増やす方法はSNSの集客が必須といえます。あなたがもしお店に行くとしたら、何を見て行きますか?

私は広告を見るよりもインスタグラムを見たりTwitterを見ます。お店の評価サイトも見ることもあります。特に、初回特典の〇〇%割引!だけを見て来店する人というのは、初回限りだというのがほとんどです。

広告による新規顧客ももちろん来ますが、最近はSNSを利用している人が多いので、沢山利用しましょう。

 

リピート率を上げて来店客数を増やす

最初は誰でも新規顧客です。ここから値段が高くてもリピートしてくれる顧客を考えます。ここでもあなた自身に例えて考えてみてください。接客がとても良かった!と思わせる事が第一です。

評価サイトで「気持ち良かったけど接客が最悪だったから二度といかない」というコメントをよく見ます。やはり最初は接客が一番大事です。実際に効果を感じたときもリピートが期待できます。接客とお肌の違いがリピートを獲得できる近道です。

 

客単価を上げる

通常のメニュー+上位メニューだったり、オプションセットメニューを作成して売上アップを狙いましょう。しかし、予約して来店したお客様に、オプションや上位料金を強引におすすめするのは控えた方が良さそうです。

待合室等で、オプションや上位メニュー、セットメニューの貼り紙をしたりテーブルに置いていたりして、お客様に読んでもらえる環境を作るのもおすすめです。

施術中に説明して追加してもらえる場合もありますし、次回来店の時に最初から選んでもらえる場合もあります。

 

エステサロンのおすすめ集客方法3選!

 

エステサロンのおすすめ集客方法3選!

開業したてではお客様は来店されません。店舗に花を飾っていてもなかなか立ち寄るものでもないのでお客様が来店しやすいよう、

  • ブログ
  • インスタグラム
  • Twitter

こちらの3つを利用して集客をしましょう。

 

ブログの開設

ブログの開設をしましょう。日々の出来事だったり、最初に目にとまるトップページには営業日メニューの料金を表示したり、エステティシャンの顔写真もあげると信頼度も上がります。

ワードプレスというツールを使用すると、どこに写真を貼るか、メニューをどこに書くか等の自由度があり便利ですが、初心者には難しい面もあります。

無料のブログ作成ツールであるアメーバブログ等は操作が簡単ですが、ブログの構造上、書けば書くほど古い記事はどんどん下に向かい、自分の記事を目にしてもらう機会が少なくなります。

 

インスタグラムを活用する

インスタグラムを利用すると、ちょっとした動画も投稿できますし、エステ内の写真だったりエステティシャンの写真を目にしてもらいやすくなります。

キャンペーンの企画を告知したりコメントもできるので、お客様と距離が近くなりリピート率アップも期待できます。無料で使えるSNSは効率よく使っていきましょう。毎日見ている方もいるので、頻繁に更新をした方が目にとまりやすいといえます。

 

Twitterで拡散する

Twitterは、SNS利用者の中では、若者というよりも20代後半辺りからの年代で多く使用している印象です。ターゲットの年齢層を考えてTwitterでの情報拡散をしましょう。

Twitterでは、基本的に全角140文字の投稿制限があります。プロフィール欄が作成できるので、そこにブログのURLだったりインスタグラムのURLを貼って、誘導することも可能です。

 

リピート率がアップする仕組みを作る

 

リピート率がアップする仕組みを作る

新規顧客が来店したは良いものの、次回から来ないというパターンも良くあります。かと言って、予約を強引に取ったりするのも良くありません。印象を悪くしてしまいます。

ここからは、リピート客を獲得するにはどうしたら良いか考えていきましょう。

 

お客様の期待以上の接客とカウンセリング

最初に来たお客様には、カウセリングシートに質問事項を書いていきます。この時に肌質だったりコンディションを記入していき、施術メニューに入ります。

適度にアドバイスをしながら高額なものをすすめるのではなく、お客様に合ったメニューを決めていきましょう。

高いメニューをすすめられて断ったお客様がいたとしても、無理やりおすすめするのはお客様のためとは言えません。ちょっとした行動がお客様の気分を損なうので十分に気を付けてください。

 

次回予約のためのクロージング

お客様の次回予約を取りたいけど、「時間がない」「今度電話で予約します」とその場で予約が取れない事はないでしょうか?

これははじめてのカウンセリングから施術まで終えてみて、次回予約をするかどうかを考えているともいえます。お客様との信頼関係が構築されて、リラックスして帰っていただければ、まずは成功です。

施術中にもリラックスしていただくことが大切です。次回予約をにおわせる会話は出来るだけ止めましょう。最後に、今日の施術の感想を聞いて肌の状態がいつまでキープ出来るのか説明したうえで、次回予約の提案をするとスムーズです。

 

客単価を上げやすいメニューとは?

 

客単価を上げやすいメニューとは?

エステサロンの売上を伸ばすためにも、新規顧客を増やす事よりリピーターを大切にしなければなりません。客単価が高く、リピーターもいればそれなりに経営は成り立っていますが、客単価が低い場合だと、経営はあまり成り立ちません。

お客様の満足度を高くし、その店にしかないサロンにしていきましょう。

 

オプション・セットメニュー

メニューにオプションセットメニューを追加し、選択肢を増やしましょう。普段のメニューに追加をしてお得感を出したり、オプションメニューを作り、お客様が来店された時に追加していただけるよう提案します。

オプションメニューは、通常受ける施術メニューよりも安い金額で作成してください。予算は予定よりも少しオーバーする感覚で来店されるので、高額なオプションは選ばれないと考えておきましょう。

 

限定メニュー

多店舗と差別化に上げられるものに限定メニューがあります。特に夏は日焼けなどもあり、肌にはとても厳しい季節です。厳しい夏には美白を保つメニューやそれらをセットにしたメニューを一部作成し、売れるかどうか様子を見る手段もあります。

ただし、季節限定メニューを作るだけではなく季節にあった化粧品を仕入れなければいけません。

 

物販を取り入れる

物販は、お客様から効果を認められた時に取り入れても良いのではないでしょうか。エステサロンでは技術面を売り出すものですが、やはり物販は必須です。エステサロンの売上の3割が物販だといわれています。

おすすめする事にやや抵抗があるとしても、普段のメニュー+今回使用した化粧品の紹介もしてみましょう。客単価も1人につき3割上がりますので、しつこくならない程度におすすめしてみましょう。

 

エステサロンの売上原価とは?

 

エステサロンの売上原価とは?

エステサロンの開業を考える際に、必ず売上原価の事について知っておかねばなりません。機器やオイルや化粧品を使用する他に、タオル等の消耗品もあります。合計して6,000円とします。

この6,000円がお客様に対して使用したすべての費用=売上原価といいます。

 

売上原価を見直す際の注意点

サロンを安定した経営にするには、売上原価を見直す必要があります。材料費・家賃・水道光熱費、スタッフがいれば人件費もあります。また、広告を出すのであればその費用も加算されます。

お客様にかかる費用は、あまり抑える必要はありません。化粧品やオイルが低品質になれば、お客様が離れて行ってしまう可能性もあります。

したがって、見直す場合はメニューが安すぎたか、物販の売れ残りがないか等を考慮していく必要があります。

 

まとめ

 

まとめ

エステサロンのコンセプトやメニューの見直しをする事で売り上げも大きく違ってきます。スタッフがいれば、ミーティングや朝礼などで話し合いをしましょう。出費がどれくらいあるのか、細かく計算する必要があります。

サービス内容や、コストバランスを考えつつ安定した経営を目指しましょう。