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セルフエステサロンの開業は儲かる?メリットや注意点なども解説!

  • 独立開業したい
  • 美容系の仕事がしてみたい
  • 自分のサロンを持ちたい

そんな風に考えている方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、比較的開業しやすく、安定した収入を目指せるセルフエステサロンをご紹介します。

有人のエステサロンとの違いや開業するメリット、注意点などお話していきますので参考にしてください。

 

セルフエステサロンとは?

 

セルフエステサロンとは?

セルフエステサロンとは、セルフ(自分)で業務用のエステマシンを操作して施術をするサロンのことです。
本来エステティシャンが行う施術を自分自身でするという新しいサロンの形として、今若い女性の間で人気が出ています。

 

セルフエステサロンの現状

セルフエステサロンは、比較的低価格なので金銭的な理由でエステサロンを諦めていた人も手軽に通えます。
また、業務用のマシンを使用することで家庭用のマシンよりも高い効果が期待できます。

普通のエステサロンでは、エステティシャンと1対1で受けますので、どうしても人との接触は避けられません。
その点セルフエステサロンは、自分一人で行いますので人と密になる必要がありません。

今の時代に適しているサロンといえます。

 

セルフエステサロンの主なメニュー

エステといっても様々な種類のお店があるように、セルフエステにも種類があります。

  • 痩身(ハイパーナイフ、キャビテーションなど)
  • フェイシャル
  • 脱毛
  • ホワイトニング

痩身は部位によってもマシンやメニューが変わってきます。
料金は定額制通い放題がほとんど。

1台100万円以上するマシンも月1万円程度で使用できます。
スタッフが施術するわけではないので、ネットやアプリで空いている時間を指定し予約して来店します。

 

有人のエステサロンとの違い

有人のエステサロンは、エステの専門知識と高い技術を持ったエステティシャンが施術をしてくれます。
多くの場合1対1になることがほとんどです。

しかし、セルフエステサロンは説明や案内をしてくれるスタッフはいても、施術をしてくれるエステティシャンはいません。
個室に入り、自分でマシンを操作して施術します。

不安に思うかもしれませんが、使い方をしっかりと聞いたうえで安全に使用すれば、誰もいないので施術中気を遣うことがありません。

 

セルフエステサロンを開業するメリット

 

セルフエステサロンを開業するメリット

エステサロンを自分で開業してみたいけど、セルフエステサロンの方がいいのだろうかと悩んでいる方もいると思います。

有人のエステサロンとの違いに触れながら、セルフエステサロンのメリットについて解説していきますのでぜひ参考にしてください。

 

スタッフの技術教育や人件費が不要

エステティシャンを育成するのはとても大変です。
新人であれば一般常識から基本的なマナー、機材の使い方やエステ技術まで幅広く教育しなければなりません。

期間も数か月から数年かかるでしょう。
しかし、セルフエステサロンであればカウンセリングやマシンの使い方を説明するスタッフがいれば十分です。

そして気持ちの良い接客とマシンの知識さえ身につければ良いのです。
教育する手間が省け、時間とコストの大幅な削減になります。

 

省スペースでも開業ができる

有人エステの場合はベッドやマシンを置くスペースとエステティシャンが動くスペース、更には待合室や更衣室などが必要です。

しかし、セルフエステサロンは安全にマシンを扱えるスペースがあれば問題ありません。
自宅の使っていない1室でもマンションの1部屋でも予算に合わせて選択できます。

5坪のお客さまは1,2人というスペースで経営している人もいます。
家賃や光熱費などが抑えられるので利益性も高いといえます。

 

収支管理や新規参入がしやすく経営初心者に易しい

まずは、定額制で継続して通うことが多いために収入の見立てが立てやすいことです。
月に大体いくらの収入があるか予想ができると、収支の計画が立てやすいので、経営が初めての人でも開業しやすいです。

また、人を雇うことがない、もしくは数人なので人件費が少ないことも理由の一つです。
人件費というのは、利益から最も多く引かれるものでもあり重要なものでもあるので、それが少ない分経営の負担も少ないのです。

利益がしっかりとあれば経営難になることは少ないでしょう。

 

セルフエステサロンを開業する際の注意点

 

セルフエステサロンを開業する際の注意点

セルフエステサロンは、エステや経営が初めての人でも開業しやすいのが良いところです。
しかし簡単に開業しやすいからこそ注意しなければならない点もあります。

開業する前にしっかりと確認しておきましょう。

 

スタッフにエステの知識がないため専門的な対応が難しい

有人のエステサロンであれば、専門的な知識を豊富に持ったエステティシャンが在籍していますから、わからないこともすぐに解決できるでしょう。

しかし、セルフエステサロンはスタッフがいない、もしくはカウンセリングや機械の説明をするスタッフしかいないので、エステの専門的な悩みを解決することは難しいです。

始めのカウンセリングを重点的に行い、本当にセルフエステサロンで解決できるのか、そのお客さまのニーズに合っているのかを確かめることが大切です。

 

日本エステティック振興協議会では推奨されていない

一般社団法人の日本エステティック振興協議会というものがあります。
そこでは、

「セルフエステは基礎知識をご存じない多くの消費者の自己責任であることを押し付けて行う。容認できる事案ではありません。」
とセルフエステの問題点について取り上げ、注意喚起をしています。

セルフエステは便利で革新的ですが、お客さま自身が業務用のマシンを扱うのでトラブルもゼロではありません
安全性をきちんと確認したうえで、開業やマシンの導入をしていきましょう。

 

セルフエステサロンを開業して成功するには

 

セルフエステサロンを開業して成功するには

セルフエステサロンは新規参入しやすい分、ライバルも非常に多いです。
そんな中で成功していくためにはいくつかのポイントがあります。

ポイントを押さえて長く続けられるサロンにしていきましょう。

 

経営の方向性を明確に定める

経営スタイルを熟考することは非常に重要です。
個人オーナーとしてやっていくのか、それとも人を雇うのか。

さらには将来的に支店を増やしたいのか、1店舗だけでやっていくのかにもよって方向性が変わってきます。
自分の理想も大事ですが、他社競合の動向もチェックしながら、ビジネスプランを練ることも必要です。

他の店舗にはない強みや売りなどもあると差別化ができて、集客数の増加やリピーターに繋がっていくでしょう。

 

サロンにあった導入機器の選定

導入機器の選定は慎重に行わなければなりません。
マシンの良し悪しによって、サロンが成功するかどうかが決まるといっても過言ではないからです。

まずは安全第一。信頼できるものがよいです。
医療機器承認を受けているものや、セルフエステサロンへの導入実績が豊富なメーカーやマシンを調べておくとよいでしょう。

またお客さま目線に立って選ぶことも大切です。
効果が感じられるもの、ニーズに応えられるものを導入できるとお客さまの満足度が高まります。

 

集客しやすい立地や物件を選ぶ

アクセスのよい場所や、認知されやすい目立つ立地が理想的ですが、その分家賃が高くなります。
駅から少し離れたところや分かりづらい場所でも、宣伝方法や内装で集客はできます。

狭くても目立たない立地でも、お客さまの居心地の良いサロンづくりをすることでリピーターにつながります。
広さ、導入するマシンの数、設備を考慮して選びましょう。

マンションなど賃貸物件で開業する際には店舗として使用してもよいか、必ず契約の確認をしてくださいね。

 

顧客満足度の高いサービスを徹底する

セルフエステサロンですので

  • 効果を得られない
  • やけどをした

などというトラブルが起こることもあります。
お客さまには丁寧にカウンセリングを行い、使用方法の説明は的確に行いましょう。

トラブルが起きた際の対応によってもお客さまの信頼度が変わってきます。
基本的なマナーと高いコミュニケーション力を身につければ、お客さまが安心して来店できるサロンになります。

常に満足度の高いサービスを提供できるようにアップデートしていきましょう。

 

まとめ

 

まとめ

今回は、セルフエステサロンの開業についてメリットや注意点をお話ししました。
今、若年層の間で急速に拡大しているセルフエステサロン。

安定した収入が欲しい人や、美容業界や経営が未経験の人にもおすすめです。
新規参入しやすいからこそ将来性をしっかりを考え、お客さまに長く愛されるサロンにしていきたいですね。