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個人エステサロンを開業する前に知っておきたい5つのこと!

エステティシャンとして活躍している方のなかには将来的に独立開業するという目標をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

この記事はそんな夢に向かって努力する方に向けた個人エステ開業のメリットや注意点のご紹介です。

さらに開業準備に必要な資金や手続きについても解説していきます。
注意点や準備事項をしっかり把握し、素敵なサロンを開業しましょう。

 

個人エステサロンの開業とは?

個人エステサロンとはオーナーがひとりで経営するエステサロンのことを指します。
個人エステサロンを開業するにあたっては国家資格を取得する必要もなく、技術や集客力があれば開業しやすいのが特徴です。

オーナーが自宅やマンションの一室やテナントを借りて経営するスタイルが一般的で、
最近ではエステサロン全体の70%以上を個人エステサロンが占めていると言われています。
ポイントを抑えて、上手に経営すれば人気サロンのオーナーになるのも夢ではありません。

 

個人エステサロンを開業するメリット

個人エステの場合、小規模なサロンであることがメリットになることが多いです。
個人エステのメリットを把握し、それを活かした経営をすることが成功への近道となります。

ではさっそく個人エステのメリットについてご紹介します。

 

個別性を重視したメニューや細やかなサービスが可能

個人経営のエステサロンの場合、大手のサロンに比べてひとりひとりのお客様を向き合う時間が長いのが特徴です。
これによりお客様との信頼関係を深めることができるので、お客様の細かなニーズに寄り添った施術や
サービスの提供を行うことができるのがメリットです。

画一されたマニュアル通りの施術をこなすのではなく、お客様ひとりひとりにあったサービスを提供することでお客様の満足度を高めやすく
リピート客獲得効果も見込むことができます。

 

自分の理想通りのサロンにできる

個人エステサロンではお店のコンセプト作りから内装、メニューにまで自身のこだわりを反映できるのもメリットです。
大手のサロンではこだわりを再現するのには限界があります。

しかし個人エステであればオーナーのこだわりを全面出した理想のお店を作ることが可能です。
オーナーのこだわりを明確にすることで他のサロンとの差別化も図ることができお客様の獲得にもつながります。

開業する際は自身のこだわりやポリシーをしっかり追求することがポイントです。

 

頑張った分だけ自分の収入になる

個人エステを開業すると収入面でもメリットがあります。
サロンに勤務しているエステティシャンの場合、固定給で毎月の給料が決まっていたり、ノルマがある場合も多いです。

しかし、個人エステの場合は施術売上から必要な経費をマイナスしたものがまるまるご自身の収入です。
したがって頑張れば頑張るほど売上が増え、収入も増えることになります。

努力次第では勤務スタッフ時代の給料の何倍もの収入を得ることができる可能性もあります。

 

個人エステサロンを開業する注意点

個人エステのメリットをご紹介しましたが、注意点を把握することも大切です。
ここからは個人エステを開業する際の注意するポイントについて解説していきます。

個人エステを開業するにあたっては注意点についても把握し、対策を立てることが成功への大事なポイントです。

 

施術中の電話対応が難しい

個人経営のサロンの場合、オーナーひとりでの運営もしくは少人数でお店を回していることが多いです。
そのため施術中にかかってきた電話に対応するのが難しいのが現状です。

しかし、サロンに電話をしてくるほどのお客様は大事なお客様である可能性も高いです。
電話ができないことによりお客様が離れてしまうのを防ぐためには施術中は留守番電話サービスを設定したり、
電話以外の方法でサロンに連絡ができるような体制を整えておくことが大切です。

 

売上の上限が決まってくる

個人経営のエステサロンは大手のサロンに比べてベッド数やスタッフの人数が限られており、売上にも限界があります。
施術人数が多ければ多いほど売上も増えますし、収入にもつながります。

しかしそれが原因でお客様の満足度が低下し、客離れにつながってしまっては意味がありません。
限りがあるなかで少しでも多くの利益をあげられるよう、
メニューを工夫して客単価アップを図ったり、店販を促進するなどの対策を立てて経営をすることが大切です。

 

自分から積極的に成長していく必要がある

個人エステを経営していくにあたり、お客様からの信頼を得るためには最新技術の習得や技術力を磨き続けることはとても大切です。
しかし個人経営の場合はスタッフの数が少なく、技術力や集客面で他のスタッフと切磋琢磨しながら仕事をする環境ではないため
自分のスキルを客観的に評価する機会が少なく、成長やスキルアップを実現しにくいのが現状です。

外部で開催されているオープンセミナーや講習会に積極的に参加し、スキルアップや情報収集を怠らないようにしましょう。

 

個人エステサロンを開業する前に知っておきたい5つのこと

個人エステの開業を目指している方のなかには
「開業準備には何が必要なのかわからない」「開業費用はどのくらい必要なのか知りたい」という方も多いと思います。

ここからはか個人エステを開業するにあたり必要なことについて解説していきます。

 

個人エステサロンを開業するのに必要な手続き

まずは開業に必要な手続きをご紹介します。
エステサロンの開業にあたって必ず必要なのが税務署への開業届の提出です。

これは税金に関わる手続きの書類で、開業後1ヶ月以内に届出をする必要があります。
エステサロンは美容室と違い、保健所へ開業申請の義務はありません。

ただし、施術メニューの内容やサロンの広さや内装の状態によっては申請の必要があることがあります。
保健所への申請の必要性についてはサロンのコンセプトや内装が決まった段階で一相談してみるといいかもしれません。

 

個人エステサロンを開業するのにかかる費用

個人エステの開業費用については立地や規模によって異なります。基本的には
・内装費用
・ベッドやインテリア費用
・美容機器導入費用
・電化製品購入費用
・衛生用品・消耗品費
などが必要で、これだけでも最低50万円以上は必要となります。

自宅サロンであれば100万円程度、賃貸物件やテナントを借りての開業となると200万円〜300円ほどの開業資金が必要になると言われています。
また、これとは別にお店の運転資金を準備しておくことも大切です。

 

個人エステサロンの店舗選びのコツ

開業するにあたっては店舗を選びも重要です。
「なかには出店場所をどのように決めたら良いかわからない」とお悩みの方も多いと思います。

店舗を選ぶ際は
・サロンのターゲット層とマッチしているか
・立地条件や利便性(駅までの距離や駐車場の有無など)
・競合店の有無
といった点をしっかりと意識して選ぶのがコツです。

また、ネットで検索し他だけで決めるのではなく実際に候補となる街を自分で散策しながら
行き交う人々の様子や街並み全体を見ながら決めることも大切です。

 

個人エステサロンのおすすめな集客方法

最近ではさまざまな集客ツールが登場しています。
ポータルサイトを利用した集客やWEB広告では高い集客効果を見込むことができますがそれなりの費用が発生します。

個人エステの場合、集客にかけられる時間やコストも限られているのでコストで見込んでいる客層にアプローチできる方法がより効果的です。
無料の集客アプリやSNSを利用した集客やチラシ・DMのポスティングなどを利用した集客方法を上手に活用し、
コストパフォーマンスよく集客活動を行いましょう。

 

個人エステサロンのよくある悩み

個人でエステサロンを経営する場合、大手では直面しない悩みが生じることがあります。
なかでも最新機器の導入のコストや機器の設置場所に設置や経営者の個人情報に関する問題などで悩まれる方が多いです。

特に自宅でサロンを経営している場合、住所だけでなく、フルネームや家族に関する情報も知られてしまう可能性があります。
自宅の一室でサロンを経営する場合、電話回線は自宅のものと別にしたり、防犯カメラを設置したりして防犯対策を取ることが大切です。

 

まとめ

以上、個人エステ経営に関する情報をご紹介しました。

個人エステは開業準備やデメリット回避のための対策をきちんとすれば、頑張った分だけご自身の収入もアップするやりがいのあるお仕事です。

これから独立することを検討している方は個人経営のメリットを生かしながら、ひとつひとつ確実に準備し、
完璧な状態でこだわりの詰まった魅力的なサロンを開業しちゃいましょう。