04

SALOSUTA MEDIA

ヘアサロンのコンセプト計画が重要な理由とは?成功するためのコツ!

近年、街の中にはたくさんのヘアサロンがあります。

その数はコンビニの4倍とも言われており、集客も難しくなっています。

そんなヘアサロン業界において集客のポイントとなるのがサロン独自のコンセプトの存在です。

この記事では集客のカギになるとも言えるヘアサロンのコンセプトについて徹底解説します。

コンセプトの重要性やポイントをしっかり抑えて、他の美容院に差をつけましょう!

 

ヘアサロンのコンセプト計画とは?

ヘアサロンにおけるコンセプト計画というのはそのヘアサロン独自の基本となる考え方や目指すべきもの、
こだわりなどのヘアサロンの方向性をまとめたものを指します。

また、コンセプトを明確にすることでお店全体の士気の向上効果も期待できる大切な要素です。

 

ヘアサロンのコンセプト計画が重要な理由とは?

ヘアサロンの経営においてコンセプト計画が重要なのには理由があります。
まず、サロンとしてのコンセプトが明確であれば、サロンの経営を安定させるための対策や計画も立てやすくなり
ライバル店舗との差別化も図りやすくなるのが理由です。

また、コンセプトが一貫したものであれば、サロン全体でそこに向かって努力するという共通認識が生まれます。
スタッフ全体が共通の認識を持つことで目的意識が高まり、サービス力の向上にもつながるという点もコンセプトが重要な理由のです。

 

コンセプトによってヘアサロンの運営方針が決まる

ヘアサロンのコンセプトはサロンが「目指すもの」を明確にするもので、一般企業でいう経営理念や運営方針などにあたります。
コンセプトを明確にしないままヘアサロンの経営を続けていくと、
サロンの方向性も定まらず、サロンの魅力がお客様にも伝わりづらくなってしまいます。

集客もサービス提供もサロンに関わる業務は全てこのコンセプトを実現するために、
計画を立てることが大切です。
ヘアサロンを開業、成功させるためにはまずはコンセプト計画をしっかり練ることが重要です。

 

ヘアサロンのコンセプトの設定方法

ここまではヘアサロンにおけるコンセプト計画の必要性についてご紹介しました。
いくら大事なポイントとは言え、どのように立案すれば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。

ここからは、ヘアサロンにおけるコンセプトの具体的な計画方法をご紹介します。

 

具体的なターゲットを決める

ヘアサロンの場合、ターゲットにする層によってサロンに求めるものが違います。
コンセプト計画においてもターゲット層の設定はとても大切で、
その後の立地や店舗づくり、メニューの設定などのポイントが変わってきます。

ターゲット層を明確にし、その層にピッタリとハマるようなサービスが提供できれば、
口コミや紹介などによりの集客率アップを期待することができます。
30代の会社員をメインにするか、地元の主婦層をメインにするかなど、
架空のお客様像を組み立てターゲットを明確にしましょう。

 

経営理念を決める

サロンのコンセプトを計画するにあたっては、経営理念にオーナーのこだわりや想いを反映することも大切です。
経営理念や方向性が定まっていれば、その後実際に仕事をする際の計画や改善策などの対策も立てやすくなります。

また、サロンの基本となる考え方や業務に対する姿勢、目指すべきものなどを経営理念を決めることで
仕事に対する責任感ややりがいにもつながります。
経営理念がしっかりしていれば、それに共感したスタッフが必然的に集まりますし、
実現のために一緒に努力してくれるので、サロンとしての魅力もアップします。

 

サロンの立地や営業時間などを決める

ヘアサロンを経営するにあたり、立地や営業時間は売上を左右する重要なポイントです。
ただ自分が気に入った場所に闇雲に出店すれば良いというわけではありません。

コンセプト立案時にターゲット層として設定した人たちのことを考えて出店場所や
営業時間を設定することが大切です。
会社員が目当てであれば駅近の場所で夜遅くまで営業するなど、
ターゲット層の人達の利便性を考慮した立地と営業時間を設定することでより高い集客効果につながります。

 

施術メニューや価格帯を決める

施術メニューや価格設定についても、立地や営業時間と同様にターゲット層を意識した設定が必要になります。

・多少高価でもクオリティの高いプラスアルファのメニューを用意する
・お手頃価格でわかりやすいセットメニューを豊富に用意する
・キッズ価格を導入する

など、ターゲットとする層にとってニーズが高いサービスを研究することがポイントです。
サロンのコンセプトにあった独自メニューを用意することで、他のお店との差別化を図ることがポイントです。

 

ビジョンを明確にする

ターゲット層に見合ったサロン作りももちろん大切ですが、経営理念を踏まえた上で、
サロンとしての最終的なビジョンを明確にすることもとても大切です。

経営者やスタッフの立場での「サロンとしての最終目標」はもちろん、
お客様の立場に立って「どのような存在のお店でありたいか」という点もしっかりと考え、
それらをすり合わせたビジョンを明確化することで、より一層日々の業務やサロン経営へのやりがいにつながります。
また、このビジョンをお客様と共有しすることで、お客様との信頼関係を構築やリピーター獲得につなげることも大切です。

 

ヘアサロンのコンセプトを浸透させるにはどうしたらいい?

ヘアサロンの経営において、コンセプト計画は集客やサロンの経営に大きく影響します。
いくらサロン側が入念に計画・実行しても、それがお客様に伝わらなければ意味はありまがなくなってしまいます。
最後にコンセプトをお客様に浸透させるための方法をご紹介します。

 

お客さんとの施術中のコミュニケーションで伝える

実際にサロンに足を運んでくれたお客様に施術中に話してみるのもいい方法です。
お店に足を運んでくれているということは、他のヘアサロンよりも気に入ってくれている証です。

施術中のさりげない会話の中でヘアサロンのコンセプトについて触れ、アピールをしてみるのもおすすめです。
共感してくださるお客様であれば、そこからの口コミや紹介などによる集客を期待することができます。

ただし、あまり熱く語りすぎてお客様に嫌がられては意味がないので、適度にお話しすることが大切です。

 

SNSで発信する

最近ではSNSもとても大事なツールです
ハッシュタグの機能を使って、サロンの立地やコンセプトなどを発信すれば、
サロンがターゲットとするお客様の目に触れやすいのが特徴です。
ハッシュタグ機能や位置情報を積極的に活用することでより高い集客効果を期待することができます。

SNSでは写真と文章でお店のこだわりやコンセプトをアピールできるので、
お店の雰囲気やヘアカタログなど、お客様の欲しい情報が伝わりやすいのもメリットです。

 

チラシなどで広める

チラシの配布も一見アナログな方法に見えますが、効果的な方法です。
チラシにサロンのコンセプトやこだわりをわかりやすく掲載し、
配布することでサロンのアピールポイントを浸透させることができます。

チラシを受け取ってくれるということは、ヘアサロンの立地の圏内で生活している方である可能性が高いです。
そのような方々にチラシでサロンのコンセプトをアピールすることで、共感してくれたお客様がお店に足を運んでくれる可能性が高まります。

 

まとめ

ヘアサロンの集客においては他のヘアサロンとの差別化が重要な時代になっています。

これから開業を予定している方、現在集客に悩んでいる方はライバルサロンに差をつけるために
サロンのコンセプトを明確にし、独自性をアピールすることが大切です。

ご自身のヘアサロンへの想いや目指すべきところを明確にし、充実したヘアサロン経営を実現しましょう!