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クレジットカードが使える美容院のメリットとは?注意点なども解説!

現在、日本では政府がキャッシュレス決済を推進していることもあり、
美容院でもクレジットカードやQR決済が使える店舗が増えています。

これから導入を検討されている美容院も多いのではないでしょうか。

この記事では美容院でクレジットカード決済を導入するメリットや注意点についてご紹介します。

クレジットカードを決済上手に取り入れて、業務の効率化に繋げましょう。

 

クレジットカードが使える美容院のメリット

クレジットカード決済の導入は美容院側にもメリットがあります。
導入によるメリットを充分に活かせれば、美容室の経営や売上のプラスになることばかりです。

クレジットカード決済の取り扱いをしていない美容院経営者の方や導入検討中の方向けに
まずはクレジットカードが使えることによる美容院側のメリットをご紹介します。

 

急なメニュー変更にも対応しやすい

クレジットカードが使えると、お客様がメニューの変更や追加に対応してくれやすくなります。
現金決済のみであれば、手持ちの現金を気にしてトリートメントなどの
メニューの追加や物販購入を勧めても躊躇ってしまう方が多いです。

しかし、カードが使えれば手持ちの現金を気にしなくても済むため、
メニューの追加などもご利用いただける確率が上がります。
すなわちクレジットカード決済ができることにより、
客単価のアップや物販購入につながるので、美容院にとってもメリット大きいです。

 

集客のアピールポイントになる

クレジットカードが使えるというだけで、集客できるターゲット層が広がります。
クレジットカードが使えれば、お客様の懐具合に関係なく
ご自身のタイミングやペースで足を運んでいただけます。

急に美容室にいく必要ができた方も、手持ちを気にすることなく行くことができます。
また、クレジットカードの還元サービスや特典などのために積極的にカードを使っている方も多いです。

新規のお客様の集客率をあげたい場合などでもクレジットカード決済の導入はおすすめです。

 

会計の効率化を図れる

クレジットカード決済を導入することにより、美容院側は会計業務の効率化につながります。
業務効率やお店の回転率を少しでも上げたい美容院は
クレジットカード決済を上手に活用してみるといいかもしれません。

以前はクレジットカード決済といえばサインや暗証番号の入力が必要なものが多かったですが、
最近ではカードの受け渡しのみで済むことが多いです。

現金のやり取りが減り、お客様の待ち時間短縮にもつながるのでお客様満足度の向上効果も期待できます。

 

現金管理の手間が少なくなる

クレジットカード決済の比率が増えれば、現金管理にかかる手間や負担の軽減につながります。
現金決済の場合、お札と小銭を数えたり、売上と合わせるためのレジ締め作業がとても大変です。

しかし、クレジットカードの場合、売上額が明細になって出てくるため、
現金を数えたり計算する作業を減らすことができます。
会計時の金額ミスなども減り、渡し間違いなども減るため
スタッフのミスがあってはいけないという心理的負担やストレスも減らすことができます。

 

美容院にクレジットカードを導入する際の注意点

ここまで、美容室でクレジットカードを導入する際のメリットをお伝えしました。
しかし、実際に導入するにあたっては注意すべきポイントも存在します。

上手に活用するためには注意点についても把握しておくことが大切です。
ここからはクレジット導入時の注意点について解説します。

 

導入コストがかかる

クレジットカードの導入にあたってはストが発生します。

発生するコストとしては
・初期費用
・決済手数料
が挙げられます。

初期費用というのは決済を行うための端末の導入や登録手続きにかかる費用で、
金額は2〜5万円かかる場合が多いです。
決済手数料というのはクレジットカード決済や決済代行業者に対し、払う手数料のことです。

一度の決済ごとに決済額の3〜5%の金額が手数料として程度発生します。
クレジットカード決済を導入する際は、この決済手数分も含めて価格設定を考えることがとても大切です。

 

決済から入金までの時差がある

現金決済の場合、売上金額はすぐに美容院側に入ってきます。
しかし、クレジット決済の場合は決済した分がすぐに入ってくるわけではありません。

決済の締め日や入金までのサイクルは会社により異なりますが、
決済してから入金まで、一般的に約2週間〜1ヶ月ほどかかることが多いです。そのため、どんなにキャッシュレス化が進んだとしても、
美容院側はお店の経営に必要に最低限な現金はきちんと確保しておくことが大切です。

入金サイクルをしっかり把握し、計画的に導入を進めることが大切です。

 

不具合が発生する可能性がある

クレジット決済の場合、決済端末の故障や通信障害などの不具合が発生するリスクもあります。
決済に不具合が発生した場合でもご迷惑をおかけすると、美容院とお客様の信頼関係に
も問題が生じてしまう可能性もゼロではありません。

もちろん、通信障害などの場合は美容院側だけが悪いわけではありません。
しかし、最近では通信障害により、一部の決済システムが使えないというニュースも多いので、
容院側も安定した通信設備や緊急時の決済体制を整備しておくことが大切です

 

美容院でクレジットカードを使えるようにするには?

ひとことでクレジットカード決済を導入するといっても、実際には方法がいくつか存在します。
ここからは美容院でクレジットカード決済導入の形態とそれぞれの特徴ついてご紹介します。

ご自身の美容院にぴったりの方法を見つけ、より効果的な方法で決済を導入しましょう。

 

クレジットカード会社と直接契約

最初にご紹介するのがクレジットカード会社と直接契約する方法です。
複数のカード会社の取り扱いを希望する場合は、
いくつもある会社とそれぞれ契約手続きをする必要があります。

したがって手続きには結構な手間と時間がかかってしまいます。
また、取り扱いブランドごとに契約の内容や入金サイクルが異なるため、管理が複雑化してしまうので注意が必要です。

その一方で手数料についてはそれぞれ交渉ができる点がメリットとして挙げられます。
ただし、規模が小さな美容院の場合は直接契約が難しいことが多いです。

 

決済代行会社と契約

決済代行会社と契約する場合、ひとつの端末で複数のカード会社やキャッシュレス決済に対応することができます。
このシステムを利用している美容院は非常に多いです。

直接契約ができないような小さな美容院や、契約時の手間や導入後の運用の手間を減らしたい美容院におすすめです。
近年ではキャッシュレス決済の需要の高まりともに決済代行会社も増えており、
契約内容や手数料の規定も会社によって異なります。

また、初期費用や決済手数料以外に月額使用料が発生することも多いので、
契約前に事前に確認する必要があります。

 

モバイル決済を導入する

最近ではモバイル決済端末も人気です。
これはスマートフォンやタブレットにカードリーダーを繋いで決済する方法です。

決済代行会社との契約同様、端末一台で複数のカード会社はもちろん、
あらゆるキャッシュレス決済に対応しているのがメリットです。
また、タブレット端末さえあれば初期費用も低く抑えることができるのも特徴です。

ただし、モバイル決済端末の場合も手数料以外のシステム利用料や
端末機器の保守代金が固定費として発生することが多いです。

 

現代ではクレジットカード決済の導入は必須項目

美容院でのクレジットカード決済を導入することは必須項目になりつつあります。
クレジットカード決済を導入すれば、美容院側の業務効率アップにつながるだけでなく、
集客や売上アップ効果も見込むことができます。

また、お客様にとっては利便性が高くなります。
すなわち、クレジットカード決済を導入するということにより美容院側、お客様側双方にとってメリットがあるということです。

クレジットカード決済の導入は美容院の安定的な経営をしていくために、とても大事な役割を担っています。

 

まとめ

こまで美容院におけるクレジットカード決済についてご紹介しました。

クレジットカード決済の導入には初期コストやランニングコストも発生しますが、
その分メリットも大きいです。

集客戦争の激しい美容院業界では決済方法の多様化にきちんとついていくこともとても大事なポイントです。

ご自身のサロンのスタイルにあった方法をしっかり見極め、クレジットカード決済を上手に取り入れていきましょう。