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SALOSUTA MEDIA

女性1人で美容室の開業は可能?成功事例も合わせて詳しく紹介!

美容業界ではたくさんの女性が活躍されています。

なかには独立して自分1人で美容室をかまえている女性の美容師もいます。

この記事では独立を検討している女性の美容師の皆様のために、
その方法や実際の事例をご紹介します。

美容室を成功させるための大事なポイントについても解説します。

自分のこだわりが詰まった素敵な美容室開業したい方はぜひご参考ください。

 

美容室を開業するには?

美容室を開業するにはきてもらうお客様を集めることも大切です。
開業後、安定した経営を続けていくためには集客率も大きなポイントになってきます。

とくに個人経営の美容室の場合、どれほどの固定のお客様がつくかがとても重要です。
まずは美容室の成功を左右する集客について抑えておくべき情報をご紹介します。

 

美容師は人気商売で顧客は人につく

お客様との間に信頼関係があれば、必然的にお客様は毎回同じ美容師のもとへ
足を運んでくれるようになります。

これは個人経営の美容室にしても、チェーンの美容室にしても同じで、
美容室のファンというよりは美容師個人のファンになって同じ美容室へ通っている人がほとんどです

そのため、お客様がご自身のファンになってくれうようなサービスを提供することが大切です。

そうして獲得したお客様は勤務している美容室を辞めて独立をしたとしても、
担当美容師の新しいお店についてきてくれる可能性が高いと言われています。

そのことを頭にしっかり入れ、1人でも多くのお客様から支持されるようになることが大切です。

 

下積み時代にたくさん顧客をつけてから独立が必須

独立したばかりの美容室は集客がとても大変です。
しかし、お客様が入っていない美容室にはお客様は寄ってきません。

したがって、開業後すぐにある程度の集客を見込むためにも
1人でも多くのお客様がついた状態で独立することをお勧めします。

多くのお客様がついた状態で独立することで経営も安定しますし、お店の宣伝にもつながります。
アシスタントとして下積みのお仕事をしているときから、
お客様を大切にし、着実に顧客を獲得したうえで独立することが大切です。

 

女性1人で美容室の開業は可能なのか?

美容師としてのキャリアを順調に積み重ね、お客様も安定してくると独立を検討する方がとても多いです。

独立開業というと男性に多いイメージですが、
もちろん女性でも独立して1人で美容室を開業することはできます。

ここからは女性が開業する場合のポイントを解説します。

 

女性は結婚の時期と独立の時期が被ることが多い

美容師の場合、美容師として仕事を始めてからスタイリストになり、
仕事が安定するまでに約10年かかるといわれています。

女性美容師の場合、一般的には「適齢期」呼ばれる時期に入り、
独立を検討しはじめる時期と、結婚などのライフイベントが重なりがちです。

美容師のお仕事は、働き方も一般の会社員とは違う部分も多いです。
結婚や出産をきっかけに独立をして、
ご自身のライフスタイルにあわせて無理のない範囲で続けていくという選択肢も頭に入れておくといいかもしれません。

 

自宅の一部を店舗として開業する方法が人気

テナントを借りずに自宅の一部を店舗にして開業する方も多いです。
自宅での開業は、テナントを借りるよりも開業資金を抑えることができます。

また、女性の場合はとくに、自宅が職場にもなることで
ライフワークバランスが調整しやすくなるのがメリットとしてあげられます。
ただし、自宅で美容室を開業するには保健所や消防署で定められている基準を満たした設備が必要です。

きちんと保健所の基準を事前に確認し、改装工事を行うことが重要です。

 

美容室を開業するために必要なこと

実際に美容室を開業するとしたらどのような準備や手続きが必要なのか
気になっている方も多いのではないでしょうか。

ここからは開業する際の大まかな流れや資金に関する疑問などを解決していきます。

開業を検討している方はぜひご参考ください。

 

資格を取る

美容室を経営するには美容師資格の取得が必要です。
すでに美容師として活躍されている方が独立してひとりで開業する場合には
新たに取得する必要はありません。

オーナーとして経営にのみ携わる場合、美容師資格は必要ありませんが
施術スタッフとして美容師資格を持つ方を雇う必要があります。

開業自体は1人でした場合でも、施術スタッフを複数雇う場合には管理美容師資格も必要になります。

開業にあたって取得が必要な場合、早めに動くことが大切です。

 

開業資金を確保する

開業資金はテナント契約や内外装工事に加え、備品・消耗品類の準備金、
開業後のお店の運転資金など合わせて平均で約1,000万円程度必要だといわれています。

独立を視野に入れている場合、早めに開業資金の準備をはじめることが大切です。
また、自己資金は全額自分で確保することが難しい場合、
不足部分については日本政策金融公庫や民間の金融機関の融資制度を利用することができます。

 

店舗になる物件を探す

店舗となる物件探しは時間をかけて、じっくり行うことが大切です。

・立地や周辺環境
・人通り
・街の利用者とお店のターゲット層とのマッチング

といった点はご自身でその街に足をしっかり運び、
自分の目で見たうえで物件を決定し、契約することが大切です。

これらを見誤ってしまうと開業後の集客やお店の売上に影響を及ぼす可能性があります。
契約にかかる金額も決して安いもではないので焦って探したり妥協したりせず、
じっくりとご自身が理想とする物件を探すことが大切です。

 

開業届を提出する

1人で美容室を開業する場合でも管轄する地域の保健所や税務署への開業届の提出が必要です。
保健所への書類を提出しなかった場合や申告内容に不備があった場合には罰則や罰金の対象となってしまいます。

税務署への提出書類も納税に関わる大切な届出ですので開業後1ヶ月以内には終わらせるのがベターです。
保健所へ提出書類と税務署へ提出する書類はそれぞれ必要な書類が異なりますので、
あらかじめ確認し、漏れがないよう準備しておきましょう。

 

女性1人で美容室を開業した事例を紹介

最後に女性が1人で美容室を開業した事例をご紹介します。
Aさんはシャンプーからブローまで全ての行程を1人で施術したいというこだわりを実現すべく、
20年前に大型サロンから独立し、1人で自宅美容室を開業したそうです。

当時、シングルマザーとして奮闘していたAさんはライフワークバランスをしっかり調整し、
学校のPTAとして活動しながら美容師としても活躍され、成功されています。

このお店が成功した理由はマンツーマンの施術により、お客様との信頼関係が構築され、
お客様満足が高まり、ファンが増えたことが大きな理由です。

ご自身の美容室だけのスタイルをしっかり確立し、徹底した結果が成功につながったようです。

 

まとめ

女性が1人で開業するにあたっては結婚や出産、子育てという
ライフイベントとの折り合いをつけることが難しいと言われてきました。

しかし、開業すれば自分の生活を自分でコントロールできるのもメリットです。

現在、独立を検討している方はしっかり目標を立てぜひその夢を実現させてください。

これから先、女性が1人で開業した美容室がどんどん増えていけばいいなと感じます。