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SALOSUTA MEDIA

美容師に必要な接客スキルとは?言葉遣いやマニュアルなども紹介!

美容室ではカットやカラーの技術だけでなく、マナーや接客を学ぶことはとても重要です。

技術が良くてもサービスや接客がイマイチだったと思われてしまうとリピートで来てもらうことは難しくなってしまいます。

基本的なことですが、サービス業にとって、とても大切なことです。

お客様からも慕われる美容師になるために必要なマナーや接客を見ていきましょう。

 

美容師に必要な基本的マナー

お客様とも接する美容師は、接客の時にも必要なマナーがあります。
基本的なことばかりですが、どれも重要なことばかりです。

おもてなしの心をもって、相手のことを思いやる態度を心がけるだけでも変わってきます。
マナーのある美容師さんを目指してくださいね。

 

身だしなみ

お客様をきれいにする美容師のお仕事。
お客様からも身だしなみや立ち振る舞いを見られているということを忘れてはいけません。

美容師の服装やメイクを参考にしているというお客様も多くいらっしゃいます。
接客業をしているのなら、お客様に不快感を与えない清潔感のある身だしなみが大切です。

洋服のシワや、ほつれがないかなどもチェックしておきましょう。
男性ならひげのお手入れ、女性はメイクが濃くなりすぎていないかどうかなどにも気を配るようにしましょう。

 

挨拶

美容師の仕事だけでなく、コミュニケーションの基本ともいえる挨拶。
普段何気なくしている人も多いと思います。

指名の多い美容師や、好感度の高い人は皆さんきちんとした挨拶ができています。
挨拶は基本的なことですが、マナーとしてとても重要です。

スタッフ同士、お客様に対して、どんな人にも自分から感じの良い挨拶をするように心がけましょう。
感じの良い挨拶とは、笑顔で、アイコンタクトを取り、相手が聞き取りやすい声ではっきりと伝えましょう。

 

スタッフ同士のコミュニケーション

チームワークが必要な美容室ではスタッフ同士のコミュニケーションも重要です。
美容師に関わらず、どこの職場でも人間関係の悩みは転職の原因のひとつです。

職場でのコミュニケーションが円滑であれば、仕事も楽しくなりますし職場の雰囲気も良くなります。
スタッフ同士が協力し合える美容室は、お客様にも過ごしやすく喜んでもらえます。

チームでの仕事が必要な美容師だからこそ、普段からコミュニケーションを取り、協力し合える関係性を目指しましょう。

 

お客様との会話の仕方

美容師にとって必要な接客スキルのひとつが、お客様との会話力です。
美容師との会話を楽しみに来店するという人もいますし、なるべく会話したくないというお客様もいます。

どんなお客様に対しても同じように会話をするのではなく、お客様に合わせて対応しましょう

例えば、雑誌を真剣に読んでいるお客様は、最低限の会話を望まれていることが多いでしょう。自ら話したいお客様もいれば、話しかけられたら応える人もいます。

どんな対応が望まれているかを見極めて対応するように心がけましょう。

 

美容師がお客様との会話でつまずくポイント

実は、お客様との会話が苦手だという美容師も少なくありません。
楽しく会話をすることだけが正解ではないのです。

話すことはストレス解消にもなります。
多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいと思っています。
お客様が話したいことを引き出して、聞き上手になることが大切です。

自分の話ばかりにならないように、お客様が話しやすい雰囲気を作るようにしましょう。
何を話すか悩んでいたら、話題を投げかけてみてお客様が話しやすいような状況を作ります。

 

会話が続かない

さまざまなお客様が来る美容室では、お客様と会話が続かないということもありますよね。
何を話すか、会話が続くかどうか心配という時はこちらから話題を振ると良いでしょう。

最近話題になっていることや好きなことを話して、◯〇さんはどうですか?と聞くことでお客様が話すきっかけを作ります。

お客様が話してくれたことに対して、相槌を打ち、聞き役に回りましょう。
自分から進んで話すのではなく、お客様が話しだしやすいきっかけを作るように心がけましょう。

 

上手く話せるか不安

ベテランの美容師でも初対面のお客様との会話は緊張するものです。
インターネットのアンケートなどを見ると、美容師との会話は無くても気にならないという人も多いです。

会話よりもスマホや雑誌を読んでゆっくり過ごしたいと思っているお客様も少なくありません。
お客様からすると、会話よりも希望のヘアスタイルにしてほしいという気持ちがあります。

まずは上手く話すことよりも、場の空気を読むことや、しっかりカウンセリングができることを目指しましょう。
お客様からご希望を引き出して、リラックスして過ごしてもらうように努めましょう。

 

積極的に話しかけていいのかわからない

お客様に話しかけなければ、と思ってもなかなか難しかったりしますよね。
会話が苦手だけど、何か話さなければときっかけを探して必要以上に話しかけたりしてしまったり。

美容師が緊張していると、お客様にも伝わってしまいます。
お客様の様子を見て、話したい人だなと感じたら会話のきっかけを切り出してみましょう。

もし、話したくない人だったら、会話が途切れてしまうので、静かに過ごしたい人なのかなと見極めれば大丈夫です。

話しかけることを意識するよりも、お客様の反応を見て対応したほうが上手くいくこともあります。

 

接客が上手い美容師の特徴6選!

リピーターが多い美容師は技術が上手いだけでなく、接客が上手という傾向があります。
接客が上手な美容師には共通するポイントがあります。

どんな人が接客上手なのかをまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。

ずっと明るい

美容師の仕事は接客業です。
明るくて人と接することが好きな人は、お客様とのコミュニケーションにも活かすことができます。

笑顔で明るい声のトーンで話しかけると、お客様にも温かさが伝わります。
お客様に歓迎されていると安心感を与えることができます。

また、ずっと明るいスタッフは、他のスタッフに意欲を与え、お店にとってもプラスに働きます。
お店の雰囲気はお客様にも伝わるものです。

明るく温かい挨拶や会話を心がけましょう。

 

聞き手に回るのが上手

明るく温かい挨拶や会話を心がけましょう。
接客が得意な美容師は、何気ない会話からお客様が話しやすいきっかけを作ることが上手です。

上手に相槌を打ち、会話のテンポを乱すことなくお客様が話しやすいような雰囲気を作りましょう。
聞き役に徹することで、お客様のご希望を上手に聞き出しましょう。

お客様が話を始めたら、しっかりと聞き役に回りましょう
会話の中から、ご希望やお客様を理解するためのヒントがみつかります。

 

言葉遣いが丁寧

接客が上手な美容師は、お客様を否定したり、ネガティブな言い方をすることがありません。
言葉使いが丁寧だと、お客様からも信頼してもらいやすくなります。

丁寧な人柄が見えて、印象もよくなります。
正しい言葉遣いができていなくても、丁寧な言葉使いを意識するだけでも印象が変わってきます。

言葉使いが荒いと、せっかく技術がよくても印象が悪くなってしまうことがあります。
話し方や声のトーンなどにも、気を付けて丁寧に話すようにしましょう。

 

細かいところまで気配りができる

お客様からの指名が多い美容師さんに共通することは、気配りができることです。
美容室での滞在時間は意外と長いものです。

お客様が居心地よく過ごしてもらえるように美容師が気配りをしなければなりません。
どんな気配りがうれしいかは、お客様によっても異なります。

お客様との会話や行動から、何を気配りすればいいのかを判断します。
気配りをしてみて、相手のリアクションを見て判断すると少しずつ気配りができるようになってきますよ。

 

美容に関する知識が豊富

接客の上手な美容師の特徴のひとつに、知識が豊富ということがあります。
お客様のお悩みを改善するためには、幅広い知識が必要になります。

お客様をきれいにするためには、美容やトレンドについても知る必要があります。
美容の知識や、トレンドを取り入れた提案をすることでお客様の信頼にもつながります。

また、美容だけでなく幅広いジャンルに興味を持つこともおすすめです。
知識が豊富になれば、お客様とのコミュニケーションも取りやすくなります。

 

会話を弾ませるのが上手い

上記でもお伝えしましたが、会話が上手になるコツは聞き上手になることです。
お話をしたいお客様は、カウンセリングや何気ない会話の中で無意識に自分の話したい話題に向けることがあります。

何気ない一言から相槌を打ち、質問をしていくのも会話を弾ませるテクニックです。
お客様が興味のあることなら会話が弾む可能性も高くなります。

お客様の話に興味を持って、会話を引き出すようにしましょう。
会話に対しては否定的にならずに、聞き役に徹しましょう。

 

美容師の接客マニュアルを紹介!

身だしなみや挨拶、会話など基本的なマナーについてお伝えしました。
美容室での接客スキルに個人差があっては、お店の信頼にも関わります。

電話応対や、会計時、お客様の迎え方、お見送りなどはスタッフ全員が同じレベルの対応ができるようにすることも大切です。

入社して間もないスタッフは、どうしても接客に偏りができてしまいます。
美容室のスタッフに統一感が出て、グレードも上がるため、接客のマニュアルを用意することもおすすめです。

 

まとめ

毎日いろいろなお客様が来店する美容院。

ご希望や喜ばれるおもてなしも人それぞれです。

会話や接客スキルを磨いて、お客様にまた来たいと思っていただけるような接客を目指しましょう。

接客が苦手なスタッフも、笑顔で丁寧な対応を心がけていればお客様にも伝わります。

相手に合わせた対応を心がけてくださいね。

この記事がご参考になれば幸いです。