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美容院のフランチャイズは儲かるの?ロイヤリティの仕組みなど解説!

美容院の開業する際のひとつの方法としてフランチャイズ契約もあります。

開業を検討している方の中にはすでに選択肢のひとつとして考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では美容院のフランチャイズ経営に関する情報をまとめてご紹介します。フランチャイズ経営を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

美容院のフランチャイズは儲かるの?

フランチャイズ契約を検討する際に、みなさんが気になるのは
「儲かるか?儲からないか?」ですよね。

結論から言うと、オーナーに次第と言うのが正直なところです。
フランチャイズ経営の場合、すでに知名度のある美容院の看板やノウハウを利用することができるので、経営面でも軌道に乗せやすいのが特徴です。

しかし、それだからといって儲かりやすいというわけではありません。

フランチャイズ契約の特徴を活かし、上手に経営することが儲かるかどうかを分けるポイントになってきます。

美容院のフランチャイズオーナーの年収

では実際、フランチャイズオーナーの平均年収はどれくらいなのでしょうか。

ここも検討されている方が気になっているポイントですよね。

独立開業した美容室のオーナーの平均年収は400万円〜500万円程度ですが、美容室のフランチャイズオーナーの場合も大体同じくらいです。

フランチャイズオーナーの場合、最初はそこまで年収が高くなくても、上手に経営し、経営している店舗数が増えれば増えるほどオーナーとしての年収も増えていくのが特徴です。

フランチャイズ契約の仕組み

フランチャイズ契約というのは加盟を希望する美容室が対価を払って、本部ですでに確立されている経営や人材育成に関するノウハウやお店の看板を使うことのできる仕組みです。

美容院経営未経験の人や詳しくないひとでも、美容室経営をはじめやすいシステムと言うのが特徴です。

基本的な契約内容

フランチャイズ経営の基本的な主な契約内容は

・店舗の名前(看板)の使用
・店内デザイン設計
・マーケティングや集客・宣伝に関するノウハウ提供
・メニューや消耗品・備品類 についてのサポート
・本部での研修

など多岐にわたりますが、店舗の名前を使用することや経営に関するノウハウの提供が主なものになります。

しかし看板を使用する以上、そのお店のコンセプトにあった店舗づくりやクオリティの維持が必要になるため、店内のデザインやメニュー、技術研修についても契約内容に含まれることがあります。

ロイヤリティの仕組み

フランチャイズ契約の場合、必ず発生するのがロイヤリティです。
ロイヤリティというのはフランチャイズ加盟者側がノウハウやお店の名前を使用することに対して支払う対価のことを指します。

このロイヤリティについては

・毎月定額の場合
・売上金額や粗利益に対し、一定の割合で支払う場合

などがあります。

毎月定額の場合は売上が増えても本部に支払うロイヤリティは一定のため、オーナー側にとってはありがたい制度です。

売上や粗利益に対して一定の割合でロイヤリティを支払う場合、相場は金額の5〜10%と言われています。

美容院のフランチャイズのメリット・デメリット

美容室を開業する際、ひとつの選択肢として注目されているフランチャイズ契約。

ここまではフランチャイズ経営の仕組みについてご紹介してきました。

ここからはフランチャイズ経営を視野に入れている方に向けて、
メリットとデメリットについて解説していきます。

美容院のフランチャイズのメリット

フランチャイズ経営のメリットは

・安定経営につながりやすい
・顧客を獲得しやすい
・研修プログラムなどが豊富

という点が挙げられます。

フランチャイズ契約において魅力となるのがすでに知名度のあるお店の名前を使用できるという点です。

これにより美容室経営の最大の課題である集客もしやすく、経営を軌道に乗せやすいのが大きなメリットで、安定した美容室経営が可能になります。

経営面でノウハウを使用することができるだけでなく、技術面での研修も豊富なのでスタッフの育成面でもメリットがあります。

美容院のフランチャイズのデメリット

逆にロイヤリティ支払いやオリジナリティを追求しにくい点がデメリットとして挙げられます。

ロイヤリティを支払うからこそメリットを受けることができるのですが、決して安い金額ではありません。

経営状態によっては負担になる場合もあります。

また、フランチャイズ経営の場合、お店のコンセプトなども本部の方針に合わせる必要があり、ご自身のこだわりやオリジナリティを反映しにくいのが現状です。

ご自身のこだわりが詰まった美容院を開業したい方は、フランチャイズ経営ではない方がいいかもしれません。

美容院のフランチャイズを行っている企業5選を紹介!

ここまで美容院のフランチャイズ経営の際にポイントとなる部分をまとめてご紹介しました。

最後に実際に美容室のフランチャイズ経営をしている企業をご紹介します。

それぞれの企業ごとの特徴も併せてご紹介しますので、ぜひご参考ください。

1.Ash

最初にご紹介するのはAshです。

Ashはリーズナブルな価格設定と高い技術力で人気を集めている美容院です。

首都圏の大きな駅の近くにあることが多く、アクセス抜群なので開業時の通勤も安心ですし、開業後はある程度の集客率も見込むことができるのが特徴です。

独立を目指す美容師向けに「のれん分けシステム」という形でフランチャイズを展開しています。

本部のサポート体制も万全なので、独立後も技術力やお客様満足度の向上を第一に考えていきたい方にとっては嬉しいポイントです。
加盟にかかる費用については問い合わせが必要です。

2.11cut

11cutは適正価格でスピーディーにカットできるサロンがコンセプトの美容室です。

美容師の教育制度も充実していて、スピーディーかつクオリティの高い施術をしてくれる美容師が多数在籍されています。

また、出店コストも一般の美容室に比べて安く、加盟店オーナーの負担の開業時の負担が少ないのも嬉しいポイントです。

費用については要問い合わせですが、異業種からの開業も可能なほど加盟店へのサポート体制が整っており、収益拡大のためのノウハウもしっかりレクチャーしてくれるので経営面に不安がある方でも安心です。

3.mod’s hair

mod’s hairでは従来のフランチャイズ契約の関係性ではなく、ともに一つのブランドをシェアする「ブランドシェアサロン」いう概念でフランチャイズ展開をされています。

加盟店オーナーはブランドをシェアするパートナーとして、経営や集客のための施策を実践でき、さらには国内外での技術研修を受けることもできます。

また、開業前のサポートも充実しているのが特徴です。

独自の開店資金支援プランによる資金面での開業サポートや出店コストの低減をなどについても無償でサポートしてくれます。

開業資金についてお悩みのかたにはありがたいポイントです。

4.マイスタサロン

関西圏で美容室のフランチャイズ経営を展開している企業です。

・すでに美容室を経営している方向けのライセンス契約
・これから開業する方向けのフランチャイズ契約

上記の2パターンの契約が用意されています。

経営のノウハウの提供についてはどちらも同じくらいですが、契約内容には若干の違いがあり、オープンまでに必要な開業資金はどちらも2,000万円ほどです。

オープン前からオーブン後まで一貫してサポートをしてくれるのはもちろん、
開業後のサポート内容をオプションで選択できるのも特徴です。

5.クイックB B

最後にご紹介するのはクイックカットBBです。

15分でカットが終わり、お会計も券売機で完了というシステムが魅力のクイックカットBB。

ファミリー層のお客様が多く、集客がとても安定しています。

スタッフへの導入研修や技術講習もしっかり整備されており、しっかりとオペレーションを統一することが可能です。

ネットワークカメラと売上データを活用した遠隔経営が可能なのもメリットで、業界未経験の方や副業として美容室経営を検討している方にもオススメです。

まとめ

以上、美容院のフランチャイズ経営についてまとめてみました。
フランチャイズ経営にはメリットもデメリットもどちらも存在します。

フランチャイズ経営の場合、集客や経営面において一般的な美容室にくらべてメリットがたくさんありますので、上手に活用すれば大成功も夢ではありません。

ご自身にぴったりの方法で美容院を開業し、人気美容室のオーナーを目指しましょう。