儲かると言われているよもぎ蒸しサロンとは何か!主なポイントを解説

近年、女性たちの間でよもぎ蒸しへの注目度が高まっています。
また、美容業界においてはよもぎ蒸しサロンは儲かるともいわれており、開業を検討している方も多いようです。

この記事では、そんな方々のためによもぎ蒸しサロンが儲かるといわれている理由や、開業時のポイントを解説してまいります。
この機会によもぎ蒸しサロン開業に大切な情報をしっかり把握しておきましょう。

よもぎ蒸しとは

よもぎ蒸しとは

よもぎ蒸しは美容大国である韓国発祥の温熱療法のひとつです。
よもぎ蒸しでは、その名の通り、よもぎなどの薬草を煮立たせた蒸気で体を温めることで、健康増進や体質改善を実現します。
施術時はマントのようなものを着て蒸気を当て、粘膜を通じて効果的な成分を体内に取り込むのが特徴です。
よもぎ蒸しでは

  • 冷え性
  • 生理痛やホルモンバランス
  • アレルギー

などの改善やアンチエイジングやホワイトニングといった美肌効果も期待できると言われています。

よもぎ蒸しをメインにしたサロンが儲かると言われる理由

よもぎ蒸しをメインにしたサロンが儲かると言われる理由

よもぎ蒸しはサロンメニューに取り入れることで、儲かるといわれています。
これは他店との差別化や客単価上昇を見込むことができるなどが主な理由です。
ここからは、よもぎ蒸しを導入すれば儲かるといわれる根拠について解説します。

他店舗との差別化を図りやすい

近年、「温活」という言葉も注目を集めており、よもぎ蒸しもそのひとつです。
しかし、人気は高まっているものの、実際に導入しているサロン数は多くありません。

したがって、よもぎ蒸しを導入することで、競合店舗との差別化が実現します。
この差別化により、既存のお客様に加え、よもぎ蒸しにニーズのあるお客様があつまりやすくなり、集客率アップを期待できます。
また、取扱サロンが少ない分、リピートしてくれる可能性が高いのも儲かりやすいポイントです。

資格が必要ない

よもぎ蒸しは施術をするにあたり、資格を取得する必要がないのもポイントです。
導入するにあたり、新たな資格を取得する費用や時間がかかりません。

施術方法も難しくないので、研修に長い時間を割く必要もないため、導入時のサロンスタッフの負担も少ないのがメリットです。
資格不要で、導入にかかる時間やコストが少ないため、サロンの負担を最低限に抑えつつ、しっかりとお客様を確保できるのも儲かりやすいと言われている理由です。

小スペースで開業できる

よもぎ蒸しの施術は、専用の椅子やよもぎを蒸すための土鍋などがあれば行うことができます。
施術スペースは専用椅子1台と、着替えるためのスペースがあれば十分です。
既存のサロンや自宅サロンの場合でも、新たに大きなスペースを確保する必要がなく、工事費用などを抑えながら新メニューを導入することができます。

空いてるスペースを有効活用しつつ、お客様を呼び込むことができるのもよもぎ蒸しが売上アップにつながるポイントです。

客単価を上げやすくなる

既存のメニューにくわえ、よもぎ蒸しを導入することで客単価のアップにもつながります。
現在、よもぎ蒸しを導入している価格の平均は4,000円前後です。
既存のお客様のうち、1日数人でもよもぎ蒸しを追加すれば、1ヶ月の売上額はかなり変わります。

よもぎ蒸しを行っている間、スタッフがついて施術をする必要はありません。
その間、スタッフは別のお客様の施術を行うことができるので、とても効率よく客単価アップを実現することができます。

よもぎ蒸しサロンを開業するポイント

よもぎ蒸しサロンを開業するポイント

よもぎ蒸しサロンは資格不要で、手軽に開業することができますが、いくつか注意点もあります。
ここからはよもぎ蒸しサロンを開業する際のポイントをご紹介します。
導入するためには、ポイントを理解したうえで、確実に準備を進めることが大切です。

公衆浴場法に則って開業の準備を進める

よもぎ蒸しはその施術内容から、場合によっては公衆浴場に該当することもあります。
そのため、開業するにあたっては公衆浴場法を意識することが大切です。

公衆浴場法では公衆浴場の衛生や風紀のために講じなければならない措置や義務を定めています。
万が一、違反した場合は罰金などの厳しい措置があり、サロンの経営に影響を及ぼします。
開業前には、公衆浴場としての営業許可を得る必要があるか、管轄の保健所に確認することが大切です。

必要な備品を用意する

開業するにあたっては、必要な備品を揃える必要があります。
よもぎ蒸しサロンには

  • 座浴器(よもぎ蒸し専用椅子)
  • 施術用マント
  • よもぎ蒸し用鍋
  • コンロ
  • よもぎ

が最低限必要で、そのほかにも衛生用の細かな消耗品等が必要です。
他のエステサロンに比べ、用意するものも少なく、備品を揃えるための費用も安く抑えることができます。
座浴器は木製のものであれば5万円程度ですが、より効果が高いと言われている黄土製のものは15万円ほどです。

衛生管理を適切に行う

よもぎ蒸しは基本的に裸にマントを着用した状態で、椅子に座って行います。
そのため、衛生管理はお客様満足度を左右する非常に重要なポイントです。
施術中は汗をたくさんかくため、

  • マントや座浴器用のカバーは使い捨てのものにする
  • 使用後はきちんと掃除をする

など、衛生面に気を配り、清潔な状態をキープすることで、お客様に不快な思いをさせないようにすることが大切です。
また、感染症予防の観点から、生理中のお客様はお断りしましょう。

値下げし過ぎない

価格設定も大切です。キャンペーンやお試し価格などで一時的に値段を下げて集客する分には良いかもしれません。
しかし、お客様を惹きつけつけるために値段を安くしすぎることはおすすめしません。

よもぎ蒸しの平均価格は1回あたり4,000円前後です。
周辺サロンの相場や、お客様の平均客単価などを参考に、適切な価格で提供するようにしましょう。
サロンは値段の安さではなく、サービスクオリティでお客様にご満足いただくことが大切です。

まとめ

まとめ

この記事ではよもぎ蒸しサロンが儲かると言われる理由や、開業する際のポイントについてご紹介しました。
近年、ニーズが高まり続けているよもぎ蒸し。

導入コストも、スタッフの負担もそれほど大きくないにもかかわらず、売上アップを期待できるとても有効なメニューです。
ポイントを抑えて上手に導入し、サロンの集客率や売上アップにつなげましょう。