サロンの客単価を向上するためには、ポップで物販・キャンペーン中の施術などの訴求が重要です。
口頭だけでは、伝えたい情報が全て伝わらない場合があります。
ポップを店内に貼ると、伝えたい情報を簡潔に伝えることが可能。
今回の記事では、ポップの作り方について解説します。
サロンのブログについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
サロンに貼るポップの作り方
顧客の目を引くポップを作る際はポイントを押さえることが重要です。
まずはポップの作り方について解説します。
商品に関する基本的な情報を記載する
顧客に伝える情報として、主に以下のものが挙げられます。
- ・商品・メニューの名前
- ・価格(通常価格・キャンペーン価格)
- ・効果・成分などの特徴
簡潔に伝え、最後まで読んで頂ける文章を書くことが重要。
キャッチコピーを入れ、顧客の興味を引くことがポイントです。
どのような悩みに適しているかなどを伝え、ケアアイテムの購入・再来店などを促します。
特徴的な数字をポップに記載する
具体的な数字をポップに記載し、顧客の目を引きます。
数字を記載する際のポイントは以下の通り。
- ・累計売上〇〇本
- ・美白有効成分〇種類配合
- ・リピート率〇%以上
利便性・簡便性をアピールする
利便性・簡便性に優れているかをアピールすることも重要です。
記載する一例として、以下のものが挙げられます。
- ・わずか2ステップでお手入れ完了
- ・メイクの上からでも1分で紫外線対策ができるスプレータイプ
過剰な表現を避け、顧客に誤解を与えないことがポイント。
商品に配合されている成分について記載する
商品に配合されている成分の情報をポップに記載します。
記載する一例として、以下のものが挙げられます。
- ・韓国コスメで注目の〇〇成分配合
- ・乾燥肌に効果的な〇種類の保湿成分配合
- ・SNSで人気!目にしみないまつげ美容液 〇〇成分配合
特定の成分について記載し、顧客の興味を引くことが重要。
キャンペーンの詳細について記載する
キャンペーンの詳細をポップに記載する場合があります。
顧客に一体どのようなメリットがあるか説明することがポイントです。
キャンペーンの情報を記載したポップの一例として、以下のものが挙げられます。
- ・先着〇名様限定!夏に向けた痩身エステ〇回コース
- ・今だけ!化粧水・クリームのセットが 〇〇円!
- ・LINE公式お友達の方限定!お試しコース 〇%オフ!
数量限定・期間限定・限定価格などを打ち出し、顧客の興味を引くことが重要。
サロンに貼るポップの書き方に関するポイント
サロンにポップを貼る際、書き方を押さえる必要があります。
顧客の目を引きつつ、施術などについて分かりやすく伝えることがポイント。
ここでは、書き方について解説します。
親近感を出すために手書きを心掛ける
ポップはパソコンだけでなく、手書きでも作成できます。
親近感を出せる点が手書きのメリットです。
パソコンで作成する場合、illustrato・Canvaなどのデザインソフトを用いて作成します。
デザインソフトに慣れていないと、ポップの作成に時間がかかる場合がある点に注意が必要。
黒板ポップを用いると、温かみを演出できます。
チョーク用とマーカー用があるため、サロンの雰囲気に併せて利用することが重要。
手書きに自信がない場合、パソコンで基本情報を記載したポップに装飾をつけるなどの工夫もおすすめです。
色を使い分けて視認性を上げる
適度に色を使い、顧客の目に留まりやすくします。
使う色を3色程度に収めることがポイント。
色が多過ぎると、ポイントが分かりにくくなる場合があります。
写真・イラストを必要に応じて載せる
写真・イラストを載せ、視認性を向上させることもポップを造る際のポイントです。
イラストを描くのが難しい場合、インターネットの素材サイトでサロンの雰囲気に合った写真・イラストを探すことをおすすめします。
載せたい写真・イラストが商業利用が可能とされていることを利用規約で確認する必要があります。
おすすめの施術メニューを紹介する場合、施術前後の効果が分かりやすい写真を用いることが重要。
文字の大きさ・フォントで必要な情報を強調する
目立たせたい情報とそれ以外の部分で文字・フォント・色使いを変えることもポイントです。
余白を上手に使うことにより、メリハリをつけられます。
必要な情報を強調する際の主なポイントは以下の通り。
- ・太字と細字で変化をつける
- ・強調したい文字を中抜きにする
- ・あえて毛筆のようなフォントを使う
全体に目を通して頂けなくても、強調された部分は自然と目に入ってきます。
顧客の悩みに訴求したいフレーズを強調することが重要です。
目立たせたい部分は1つか2つに留め、情報過多にならないこともポップを作るポイント。
箇条書きで分かりやすさを心掛ける
箇条書きを用いて、内容を簡潔にまとめることをおすすめします。
伝えたい情報に優先順位をつけることが重要です。
まとめ
サロンに限らず、多くの店舗でポップが用いられています。
集客や売上を上げるためには、ポップに記載する情報について検討する必要があります。
一体どこにポップを貼るかも集客・売上を上げるポイント。
顧客のニーズ・売り出したいケアアイテム・目につきやすい場所などを踏まえた上で、ポップを作ることをおすすめします。
ポップだけではなく、Webサイト・ブログなどのデザインによっても文章の読みやすさなどが変わります。