サロンを個人で経営している方でホームページを持っていない方も多いでしょう。
ホームページを作成したいけど、ちゃんとしたところに頼むとお金がかかります。
でも自分でやるにはパソコンに詳しくないし、そんなに時間もかけられない。
そんなお悩み方にここでは無料でできるプラットフォームをご紹介。
さらにあまり知識がなくてもホームページを作成するコツもお教えします。
この記事を参考に素敵なホームページを作成しましょう。
サロンにおいてホームページ作成が重要なワケ
サロンにおいてホームページ作成が重要なワケは以下の通りです。
- ホームページがあることで店舗が実際に存在しているという安心感
- お店のコンセプトや働いている人がわかる
- ホームページがないサロンとの差別化
ホームページがあることでお店が実際にあって運営しているという安心感が得られ、お店のコンセプトやどんな人が働いているのかもわかるので信頼感も得られます。
今はホットペッパービューティーなどの美容情報サイトやSNSでもサロンについて発信できるので、わざわざホームページを作成しなくてもいいのではと思っている方も多いでしょう。
しかし美容情報サイトではテンプレートが決まっていて、他店との差別化が難しくアピールしにくくなっています。
また美容情報サイトで調べても、最終的にはサロンのホームページを見て決める方が多いのが現状。
ですからホームページがあるほうが色々と有利になるので作っておいて損はないです。
無料でホームページを作成する方法
ここからは無料でホームページを作成する方法をご紹介します。
HTMLなどのパソコンの知識がなくても簡単に作成することができます。
- プラットフォームを選ぶ
- コンテンツの作成
以下で詳しく解説していきます。
プラットフォームを選ぶ
プラットフォームとはIT用語でシステムやサービスを提供する側と利用者を繋ぐ場のことです。
ここでのプラットフォームは無料でホームページを作成できるサービスのこと。
HTMLなどのパソコンの知識がなくても作れるので初心者でも簡単に作れます。
しかし無料なので注意したい点がいくつかあります。
- サイトが終了のリスク
- ホームページ上に様々な広告が表示される
- 独自のドメインではない
- 機能に制限がある
広告を非表示、独自ドメインの取得には料金が発生する場合もあります。
これらの注意点を理解した上で検討してください。
テンプレートの選択やカスタマイズ
プラットフォームを選んだら、いよいよホームページの作成です。
豊富なテンプレートの中から自分がイメージするものに合ったものを選びましょう。
テンプレートを選んだら、ホームページ内にどんな機能を付けたいかカスタマイズしていきます。
カスタマイズできる内容は以下のようなものとなっています。
- SNSシェアボタン
- 問い合わせ・予約フォーム
- Googleマップ・カレンダーとの連携
- アクセス解析 など
無料でできる内容はそれぞれ違うので、プラットフォームを検討する際にカスタマイズできる内容も踏まえて検討してください。
コンテンツの作成
コンテンツとはホームページの「中身・内容」のことを指します。
ホームページを見たときにお客様が知りたい情報が載っていないと意味がありません。
基本情報として載せるべき内容は以下です。
- 営業時間や定休日
- メニューや料金表
- スタッフの紹介
- 予約・問い合わせフォーム
伝えたいことがたくさんあって文章だらけになってしまうと見にくいので、知ってもらいたいことを厳選して作成することがおすすめです。
さらに表や画像などを使うと見やすくなります。
人気のある無料ホームページ作成プラットフォーム
ここからはたくさんあるプラットフォームの中から3つを紹介します。
1.Ameba Ownd(アメーバオウンド)
2.Jimbo(ジンドゥー)
3.Wix(ウィックス)
どれも独自のソフトをインストールする必要がなく簡単に作成できます。
1.Ameba Ownd(アメーバオウンド)
Ameba Owndはアメブロが運営している株式会社サイバーエージェントが提供しているプラットフォームです。
シンプルなのにおしゃれで、パソコンに詳しくなくてもなんとなくでホームページを作成することができます。
Ameba Owndの特徴は独自ドメインが取得できること。
無料でホームページを作成できるプラットフォームで独自ドメインを取得できるのは稀です。
他にも無料でできる機能は以下のようなものがあります。
- SNSシェアボタン
- アクセス解析
- SEO対策 など
ホームページ上のことだけでなく、アクセス解析やSEO対策ができるのも魅力です。
2.Jimbo(ジンドゥー)
JimboはKDDIコミュニケーションズが提供するプラットフォームです。
開発元はドイツのJimbo GmbH社ですが、2009年に日本でのサービスが始まりました。
いくつかの質問に答えるだけでAIが最適なレイアウトを用意してくれるので、初めてでも簡単に作ることができます。
特徴としては以下の通りです。
- テンプレートのデザインが豊富
- メニュー・スタイルページの作成
- 問い合わせフォーム・予約受付ができる
- SNSシェアボタンの表示 など
サロンにとって嬉しい機能が充実しています。
3.Wix(ウィックス)
Wixはイスラエル発祥で、世界で1億人が利用しているプラットフォームです。
開発者が複雑なホームページ制作にうんざりして開発されたので作り方は簡単。
ドラッグ&ドロップだけで作れます。
またそれも難しいという方にはWix AIDを活用すれば人工知能がホームページを作成してくれます。
テンプレートのデザインは700種類以上あり、写真や画像などの素材は1万点以上。
他の特徴として以下のようなものがあります。
- スタイルギャラリー
- 予約機能付き
- Googleマップ・カレンダーとの連携 など
多くの人が利用しているけど、デザインや写真・画像が多いのでオリジナルのホームページを作ることできます。
サロンホームページの更新と運営のコツ
ここからはサロンホームページの更新と運営のコツを3つご紹介します。
- 適度な更新頻度
- SNSとの連携
- ユーザーからのフィードバック収集
ホームページを作っただけで安心してはいけません。
何年も変わらない内容だと見ている人は「本当にやっているのか?」と不安になります。
以下で詳しく解説していきます。
適度な更新頻度
前述したように更新をあまりしていないと見た人は不安です。
さらに検索したときに上位に表示されにくいので人の目に止まりにくくなります。
- 情報のアップデート
- 関連する記事の投稿(ブログなど)
上記2点を定期的に更新していきましょう。
まずは1~2週間に1度くらいで記事をアップしていきます。
やってみて難しければ頻度を落としてもいいです。
大事なのは続けること。
記事の質も重要なので、ただ記事をアップすればいいというわけではないので、サロンに関連する内容にするようにしてください。
SNSとの連携
折角作ったホームページをたくさんの人に見てもらうために手っ取り早いのがSNSで情報を発信すること。
SNSは情報拡散力が強いので連携させることで、多く人に見てもらいやすくなります。
ホームページを検索の上位にあげることが重要と言いましたが、やはり大手のサロンがいると難しいこともあります。
そこでSNSを使って発信すると多くの人に知ってもらうことができるのでおすすめです。
おすすめはInstagramで、写真や画像を投稿して興味を持ってもらいましょう。
DMや直接問い合わせがきたりするので集客に繋がりますよ。
ユーザーからのフィードバック収集
フィードバックとは、相手の行動やサービスに対して改善点や評価を伝えることを言います。
後日にメールなどで依頼して評価してもらいましょう。
あまりお客様の手を煩わせないように5段階評価にしたり、次回使えるクーポンやポイントが付くなど特典をつけたり、工夫すると評価してもらいやすくなります。
評価してもらう項目は以下のような内容がいいです。
- 施術の満足度
- 接客態度
- 購入したものの評価
- 周りからの評価
評価されたのを見るのは何が書かれているのか怖いですが、前向きにとらえて直せるところはすぐに直して改善していきましょう。
なるべくたくさんの人にフィードバックしてもらうように、フィードバックしやすく工夫することが大切です。
まとめ
この記事では、サロン経営者が無料でホームページを作成するコツをご紹介してきました。
個人でサロン経営していると、お店の経営などにお金がかかるので、ホームページの作成を依頼するのは二の次になっている方も多いでしょう。
ここで紹介したプラットフォームなら、パソコンが苦手な方でもAIやテンプレートがあるので簡単に作成することができます。
ホームページがあればお店の信頼度が増し集客に繋がるので、これを機にホームページを作成してみてください。