サロン専売品のヘアオイルを購入する方へ!種類について解説


髪の手入れを行う際、ヘアケアアイテムの選び方が重要です。
ヘアケアアイテムは市販品からサロンの専売品まで存在します。

 

ヘアケアアイテムごとに配合されている成分などが異なるため、注意が必要。
この記事では、さまざまな用途で使用できるヘアオイルをサロン専売品の中から紹介します。

サロン専売品のヘアオイルの種類

ヘアオイルは油を主成分とするヘアケア用品です。
役割は以下の通り。

 

  • ・髪にうるおいを与える
  • ・ダメージを防ぐ
  • ・スタイリングしやすい状態に整える

 

シリコン配合オイルと油脂系オイルに大きく分けられます。
まずは、サロン専売品のヘアオイルの種類について解説します。

シリコン配合オイル

シリコン配合オイルはシリコンが配合されているヘアオイル。
髪を軽い質感にします。

 

髪の表面をコーティングするこにより、ダメージから保護することがメリットです。
ヘアアイロンを頻繁に使用する方・ダメージが気になる方、即効性を求める方におすすめ。
代表的な成分は以下のものが挙げられます。

 

  • ・ジメチコン
  • ・シクロメチコン
  • ・ジメチコノール
  • ・シクロペンタシロキサン

 

成分が蓄積しやすいため、べたつきや皮脂汚れと結びつき、臭いの原因になる点に注意が必要です。
使用した際は、シャンプーで洗い流すことがポイント。

油脂系オイル

油脂系オイルは髪にうるおいを与え、柔らかくしなやかにします。
コーティングの蓄積によるデメリットはない反面、熱ダメージや紫外線ダメージに弱いです。

 

使用目的やシーンによって使い分けることが重要。
代表的な油脂系オイルは以下の通りです。

 

  • ・椿オイル
  • ・アルガンオイル
  • ・コメヌカオイル
  • ・オリーブオイル
  • ・アボカドオイル

 

植物系オイルは肌や髪に優しい成分のため、全身に使えるものも存在します。

 

アルガンオイルについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

サロン専売品のヘアオイルを使い分けるポイント

ヘアオイルの用途は多岐にわたります。
主な使用目的はトリートメント・スタイリング・頭皮のマッサージ・髪のツヤ出し。
ここでは、サロン専売品のヘアオイルを使い分けるポイントについて取り上げます。

アウトバストリートメント

アウトバストリートメントはお風呂あがりに使用するトリートメントです。
シャンプーの後に濡れた髪をタオルドライしてから、オイルをなじませます。

 

熱や紫外線のダメージから守るだけでなく、指通りを良くし、広がりやクセを抑えることがメリット。
オイルタイプは髪表面を油分でコーティングできるため、ツヤやしっとり感を出したい方におすすめします。
クリーム・ミルクタイプのアウトバストリートメントだけでなく、肌に使用できるタイプもあります。

スタイリング

髪をスタイリングする際にヘアオイルを使用します。
髪につけた後もヘアオイルが乾かないです。

 

ウェット感やツヤを出したい・ナチュラルな束感を作りたい・毛先の広がりを抑えたい方におすすめ。
ヘアワックスやハードスプレーのように固まらないため、動きのある柔らかいスタイルに仕上げられます。

 

髪質に応じてヘアオイルのタイプを選ぶ必要があります。
うねり・クセの強い髪の方は保湿力に優れたしっとり系のヘアオイルがおすすめ。
髪を柔らかくするため、まとまりやすいのに加え、ツヤを出せます。

 

髪が細く、軟毛の方にには、さらりとした軽めのオイルがおすすめです。
ボリュームを抑えることなく、キューティクルを整えつつ、軽い仕上がりにできる点がメリット。

 

髪質によっては、しっとり系のヘアオイルをつけすぎるとボリュームがなくなります。
また、つける量が多いとベタつくため、少量で調整しながらスタイリングを進めることが重要です。

ヘッドスパ

ヘッドスパで頭皮をマッサージする際に使用するヘアオイル。
効果は以下の通りです。

 

  • ・頭皮のマッサージ効果
  • ・頭皮と髪の保湿ケア
  • ・頭皮の臭いを防ぐ

 

まず、ブラッシングで髪や頭皮の汚れを浮かします。
次にオイルを塗布後なじませ、マッサージを行います。

 

マッサージ後、10~15分程度置いてからシャンプーなどで洗い流すことがポイント。
直接頭皮をマッサージするため、ホホバオイルなどのシリコンフリーの植物性オイルをおすすめします。

ツヤ出し

ヘアオイルはスタイリング・髪の保護だけでなく、ツヤを出す効果もあります。
ツヤがなくなる主な原因は以下の通りです。

  • ・熱
  • ・摩擦
  • ・カラーリング

キューティクルが剥がれ、水分不足になった結果、パサつき・ゴワつきが起きやすくなるため、注意が必要。
髪にツヤ出しのオイルを塗布するだけで効果を実感しやすい点がメリットです。
ツヤを出しつつ、摩擦・紫外線などのダメージから保護します。
ヘアオイルはサラサラ感を出したいストレートスタイルに適したヘアケアアイテム。

サロン専売品のおすすめヘアオイル3選

自分の髪質にあった成分、好みの香りなどを基準にヘアオイルを選ぶ必要があります。
ここでは、サロンで販売されているおすすめのヘアオイルを全部で3つ紹介します。

①モロッカンオイル

モロッカンオイルは洗い流さないオイルトリートメント。
ヘアトリートメント・スタイリング剤・仕上げ剤として使用できます。

 

抗酸化物質、ビタミンE、必須脂肪酸が豊富に含まれています。
アルガンオイルと亜麻仁オイルが配合されているため、髪にツヤを与えたい方におすすめ。
使用方法は以下の通りです。

 

    1. タオルドライ
    2. 適量を髪に馴染ませる
    3. ドライヤーで乾かす

 

バニラムスクの甘めの香りを楽しめます。

 

モロッカンオイルの詳細はこちら:https://jp.moroccanoil.com/

②N. ポリッシュオイル

N. ポリッシュオイルは天然由来成分のみでできたオイル。
髪だけでなく、肌にも使用できます。

 

ヘアスタイリングの仕上げに用いると、ウェット感・ツヤを保ちやすくなります。
アウトバスで濡れた髪に使用すると、パサつきや広がり抑えられます。
主な成分は以下の通り。

 

  • ・ゴマ油
  • ・サフラワー油
  • ・ヒマワリ種子油
  • ・ホホバ種子油
  • ・シア脂油
  • ・マンダリンオレンジ果皮油
  • ・オレンジ果皮油
  • ・ベルガモット果実油
  • ・パルマローザ油
  • ・ビターオレンジ葉/枝油
  • ・アルテミシアパレンス花/葉/茎油

 

マンダリンオレンジ・ベルガモットのさわやかな香りが楽しめます。

 

N. ポリッシュオイルの詳細はこちら:https://www.napla.co.jp/products/item/1041/

③エルジューダ MO

エルジューダ MOはミルボンのヘアオイル。
オリーブスクワラン・バオバブオイルが配合されています。

 

硬くて広がりやすいごわついた髪を柔らかくまとまりやすくします。
髪が乾燥していてまとまりがないと感じる方・ヘアアイロンやドライヤーによるダメージが気になる方におすすめ。
シャンプー後、タオルドライをした髪に使用します。

 

エルジューダ MOの詳細はこちら:https://salon.milbon.co.jp/shop/g/g114771/

まとめ

ヘアオイルには、シリコン配合オイルと油脂系オイルがあります。
各ヘアオイルのメリット・デメリットを把握した上でどちらを選ぶか検討することが重要。

 

髪質・悩みなどに合っているかどうかがサロン専売品のヘアオイルを購入するポイントです。
気になるヘアオイルを見つけた際、成分・香りなどを一度確認することをおすすめします。