エステサロンに用いるカルテのテンプレート!作成時のポイントを解説

エステサロンの顧客管理やお客様満足度向上に欠かすことのできないカルテ。
カルテを上手に活用するためには必要な情報を適切に入手できるような
テンプレートを作成することが大切です。

この記事ではカルテ作りに必要な情報や無料で使用できるテンプレートをご紹介します。
ポイントをおさえて、サロンオリジナルのカルテを作りましょう!

エステサロンに用いるカルテのテンプレートで用意する項目

エステサロンに用いるカルテのテンプレートで用意する項目

はじめにエステサロンのカルテに必要な項目についてご紹介します。
どれもお客様のことを知るために欠かすことのできない情報ばかりです。
ひとつひとつの項目ごとに詳しく解説していきますので、ぜひご参考ください。

肌の悩み

エステサロンに来店されるお客様の多くがお肌にお悩みを抱えています。

お肌に関するお悩みやトラブルを解消するために重要なのは
「お客様がどのような肌悩みを抱えているのか」を明確にすること。

そのためには、お客様の肌質やお肌の状態をきちんと把握できるような項目を
作ること必要があります。

この情報をもとに、お客様のお悩みを解決へと導く適切なフェイシャルケアやコースをご案内し、
満足度の高いサービスを提供することが大切です。

ボディに関する情報

ボディケアメニューを提供しているサロンの場合、ボディに関する情報も必要です。
人によっては情報を提供するのを嫌がる方がいるかもしれません。

しかし、体重やウエスト、バスト、ヒップ、二の腕や太もものサイズなどを知ることにより、
より効果的なボディエステメニューを提供することができます。

カルテにはお客様がどのパーツに対して、どんなお悩みを抱えているのか、
サロンに伝えやすいようなテンプレートを導入することがポイントです。

普段からどのような肌のケアを行っているか

お客様のお肌の状態をより詳しく把握するために、普段のケア状況や使用している
化粧品についても知っておくことも大切です。

この情報ではお客様のお肌のケアに対する考え方や美容に対してどれほどの金額を
使っているのか、といった情報を知ることができます。

また、お客様のケア状況や使っている化粧品を知ることで、ご自宅でのケア方法に
関するアドバイスや、サロンで使用しているケア製品をおすすめすることができる
のもポイントです。

アレルギー・既往歴の有無

そして欠かすことのできないのが、アレルギーや既往歴に関する情報。

化粧品や美容機器によるお肌トラブルをはじめとする、お客様とのトラブルを避けるためにも、
アレルギー情報や既往歴についてはしっかりと確認したうえで施術を行うことが重要です。
女性の場合、妊娠、授乳の有無なども確認するようにしましょう。

お客様の健康状態や生活習慣を把握し、適切なサービスをやアドバイスを提供することで、
お客様との信頼関係の構築にもつながります、

エステサロンに来店した理由

お客様がエステサロンに来店した理由も確認しましょう。
・「結婚式までにケアしたい」などの短期集中ケア
・「アンチエイジングをしたい」などの長期的なケア
などお客様のニーズはそれぞれ異なります。

お客様にご満足いただくためにはお客様の来店動機やニーズを把握し、その要望に沿った
施術を行うことが大切です。
また、サロンを知ったきっかけについても知っておくことで、サロンの集客活動に生かすことが
できるので、確認することをおすすめします。

個人情報

お客様の個人情報も、カルテには欠かすことのできない情報です。

個人情報は、お客様を間違えないようにするのはもちろん、ダイレクトメールなどの配信に
活用することができるのが重要な情報です。
お得な情報のご案内や、お誕生月の特典など、お客様にとってメリットのある情報を
お届けできるので、リピート利用の促進にもつながります。

近年では個人情報の記入するのを嫌がるお客様も多いため、可能な範囲で
記入していただくようにしましょう。

顔・ボディのイラスト

より良いサービスを提供するために重要なのが顔やボディのイラストです。

お客様にとって文字や口頭では伝えにくい部分やお悩みも、イラストに記入できるように
することで、お悩みやニーズを伝えやすくなります。

また、サロン側としてもイラストに記入された情報をもとにカウンセリングを
実施することで、お客様のお悩みに対してより効果的にアプローチすることが
できるのがポイントです。
これによりお客様満足度を高める効果を期待できます。

Excelを用いれば無料で作成可能

Excelを用いれば無料で作成可能

Excelを使用すれば無料でカルテを作成することができます。

Excelで作成したカルテの場合、一度作成したあとに追記や内容変更が生じた場合でも
フォーマットを変更すれば良いのがメリットです。

一度作成したフォーマットを印刷し、カルテとして使えば良いので、
新たなシステムやアプリを導入する必要もなく、サロンスタッフに研修などを
行う必要もありません。

ただし、オリジナルのカルテを作成する際にはExcelに関する知識やパソコンでの
作業が必要です。

無料でダウンロードできるカルテのテンプレート3選

無料でダウンロードできるカルテのテンプレート3選

「Excelが使えないとカルテは作れないのかな?」と不安な方もいるかもしれません。
そのような方におすすめなのがテンプレートを利用したカルテの作成。
ここからは無料で使えるカルテのテンプレートをご紹介していきます。

Salon Print

最初にご紹介するのはSalon Print。
テンプレートをダウンロードできるだけでなく、WEB上で編集もすることができる
のも特徴です。

テンプレートの種類も豊富なので、サロン独自のオリジナルカルテを作成する
ことができますよ。
印刷してサロンにお届けしてくれるサービスもあり、サロンで作成・印刷をするよりも
手軽にカルテを作成することができるのもポイントです。
なお、カルテ以外にポイントカードやダイレクトメールなどのテンプレートの取り扱いもあります。

Canva

Canvaにはカルテのテンプレートはもちろん、ポスターやサロンの経営に必要な
さまざまなツールのテンプレートがたくさん用意されています。

無料版で使える部分も充実していますが、有料版ではより多くの素材やツールを使用することができ、
ワンランク上のカルテを作成することができるのもCanvaならではのポイント。

サロンのニーズに合ったテンプレートを自由にカスタマイズしながら、オリジナリティの
高いカルテを作成したいというサロンにおすすめです。

Nagomi

Nagomiは株式会社和未が提供しているサービスです。
このサービスではカルテだけでなく、売上管理など、サロン経営に必要なツールを
ダウンロードすることができます。

カルテのテンプレートには、カウンセリング営業力を強化するための4つの
プロセスが反映されているのが特徴です。

シートに沿って質問をするだけで、お客様の購買意欲や利用意識を高めることができるため、
リピート客獲得や契約率アップを期待できるテンプレートになっています。

まとめ

まとめ

カルテに必要な情報やおすすめの無料テンプレートをご紹介しました。

カルテを作成する際は、エステサロンの業務効率アップやお客様1人1人に適した施術を
提供できるようなテンプレートを作成することが大切です。

サロンの売上アップにつなげるためにも、お客様の情報をしっかり把握し、
上手に活用できるようなカルテを作成しましょう!

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