脱毛サロンを開業したいと考えているけど、どんな備品や消耗品を揃えたらいいかわからない!といった方に開業に必要な備品や消耗品をご紹介します。
この記事ではお客様が使用するものとスタッフが使用するもので分けて解説していきます。
脱毛の技術や効果はもちろん大事ですが、ベッドの快適さや店内の清潔さはお客様の満足度、契約にも繋がります。
お客様もスタッフも気持ちよく過ごせるようにこの記事を参考にしっかりと選びましょう。
脱毛サロン開業に必要な備品を選ぶときの注意点
脱毛サロンの開業に必要な備品を選ぶときの注意点は以下の3点。
- 備品が揃うには時間がかかるものもあるので早めに注文
- タオルやガウン、ショーツなどの消耗品は開業してから足りなかったとならないように多めに準備
- お店のコンセプトにあった色やものを選ぶとお店全体に統一感が生まれる
お客様はお店の雰囲気や清潔感もお店選びをするときに気になるところ。
まずはどんな雰囲気のお店にしたいか考えてから備品選びをするとスムーズに決めることができます。
お客様が使用するものと選び方
ここでは、お客様が使用するものを6つ紹介していきます。
- 施術機器
- ベッド
- リネン類
- ガウン・ショーツ
- スリッパ・化粧品
- ティッシュ・トイレットペーパー
どれもお客様の肌に触れたり、目につくものなので衛生的で清潔感のあるものがよいですね。
今は感染症対策もしっかりと行わないといけません。
できれば使い捨て、または消毒のしやすいものを選ぶことが大切です。
施術機器
最も重要な施術機器はカタログで見るだけでなく、実際に使ってみたほうがいいので試せるところに行って選ぶようにしましょう。
施術機器を選ぶときに重要なポイントは以下です。
- 脱毛効果
- 安全性・機能性
- アフターサポートの充実
- 耐久性・ランニングコスト
あとは取り扱ってる会社の信頼度も大切です。
脱毛の効果はもちろんですが、脱毛以外に美肌効果があったりするとおすすめポイントとしてお客様にアピールできます。
また、施術機器は高額なため分割払いやローン払いができたりするので、初期費用を抑えることができます。
ベッド
施術はベッドの上で行うので長時間の場合もあります。
長時間寝ていて苦痛にならないベッドが望ましいです。
また施術するときにベットの脚が邪魔にならないよう施術台の中に入っているものがベスト。
施術するスタッフは同じ姿勢が続くので、負担にならない高さのもの、または高さを調整できるものがおすすめです。
ベッドを選ぶ時のポイントは以下のようになっています。
- 安定感
- ベッドの幅は適切か
- 高さ調整は可能か
- クッションの厚みや素材
ベッドの幅は広ければいいというわけではなく、施術内容によって適切な幅があります。
上記のものをふまえて、お店のコンセプトに合ったベッドを選びましょう。
リネン類
タオルなどのリネン類はジェルを拭きとったり、お客様の寒さ対策でかけたり、目隠しとして覆ったりと用途は多岐にわたります。
大きさもバスタオルやフェイスタオルなど色んな種類のものがあると使い勝手がいいです。
どれも多めに用意しておきます。
また消耗品になるので、金銭的にも無理なく買い続けられるものがいいですね。
色はお店の雰囲気に合わせるといいですが、白や茶など落ち着いた色を選ぶとどんな雰囲気でも合いますよ。
ガウン・ショーツ
ガウンやショーツはお客様の肌に直接触れるものになります。
ガウンは最近では感染症対策で使い捨てのものを使うのが望ましいです。
使い捨てが難しければ、洗濯がしやすく乾きやすいものがよいでしょう。
サイズは誰でも着られるようにゆとりのあるサイズを用意します。
ショーツはVIOの脱毛をするときに使用します。
こちらは使い捨てのものを用意してください。
黒や茶などの濃い色は脱毛機が反応してしまうのでピンク色がおすすめです。
スリッパ・化粧品
スリッパも使い捨てがいいですが、難しければビニール製や革製だと消毒しやすいです。
数が多いと消毒するのも大変なので、スリッパを入れておけば除菌・消毒してくれる機械もあります。
化粧品は主に顔の脱毛をするときに化粧を落すのに使用したり、施術後に使います。
お客様に気軽に来ていただくために、基礎化粧品を一通り揃えておくと親切です。
- クレンジング
- 化粧水
- 乳液
- クリーム など
敏感肌の人でも使えるように刺激や香りの少ないものがいいでしょう。
シンプルなパッケージならどんな内装でもあいますよ。
ティッシュ・トイレットペーパー
ティッシュやトイレットペーパーは意外と見られているので、良質なものを揃えるといいです。
ティッシュはお店のコンセプトに合わせたティッシュカバーで揃えると生活感がなくなります。
すぐ壊れるものでもないので始めに揃えておきましょう。
トイレはやはり清潔感が大事。
こまめな掃除と、素敵なトイレットペーパーがあるとお店としてポイントが高いです。
スタッフが使用するものと選び方
ここからはスタッフが使用するものを6つ紹介します。
- ユニフォーム
- コットン・刷毛(はけ)
- カウンセリングシートなどの書類関係
- オーディオ機器
- 観葉植物
- 掃除用具
スタッフが気持ちよく働ける場所にすることも大切です。
スタッフの余裕が接客にも影響してきます。
ユニフォーム
ユニフォームはサロンにとって大事なアイテム。
ユニフォームもお店のコンセプトに合ったものを選びましょう。
タイプは3種類。
- ワンピースタイプは女性的で動きやすい
- チュニックにパンツを合わせたタイプはアクティブなイメージ
- カットソーにパンツを合わせたタイプはシンプルな装い
ワンピースは意外と動きやすく人気があります。
スタッフが着用するので動きやすく、通気性がよく、ボールペンなどを入れるポケットの位置や洗濯のしやすさなどを踏まえて検討しましょう。
コットン・刷毛など
コットンや刷毛などは、お客様の肌に触れるものなのでなるべく手触りのよいものを用意するといいです。
コットンはゴーグルをする際に先に目元にコットンを置いてからゴーグルをします。
敏感肌の方もいるので、なるべく化繊のものでなく、高価でも綿100%や毛100%のものを用意するようにしましょう。
カウンセリングシートなどの書類関係
書類関係で必要なものは以下の6つです。
- カウンセリングシート
- 契約書・同意書
- プライバシーポリシー
- 硬毛化に関する承諾書
- 親権同意書
上記のものは必ず必要になるのでオープンまでに用意しておきます。
テンプレートなど調べれば自分で作成することもできるので、ご自分のパソコンで作成すれば管理もできます。
カウンセリングシートはお客様の要望を知る上で、記入してもらったほうがいいのであったほうがいいでしょう。
バインダーやボールペンの用意も忘れずに!
オーディオ機器
全く音がない空間よりは、小さな音でもいいので音楽があるほうがいいです。
初めての場所や他人に体を触られるのはやはり緊張するもの。
心地よい音楽を流すとリラックスした空間を演出できます。
また接客の妨げにならないように歌詞のないクラシックなどゆったりとした音楽が好まれます。
受付や施術室などで流せるようなオーディオ機器を用意しましょう。
オーディオ機器の設置には工事が必要になったりするので、早めに決めて設置しておきます。
観葉植物
インテリアとして寂しい場所に何か置こうかと考えたときは、観葉植物をいくつか置くと上品な雰囲気になります。
お店のコンセプトにあったもので、お手入れのしやすいものがおすすめです。
- フィカス・エラスティカ(ゴムの木)は日陰でも育つ
- サンスベリアは乾燥に強い
どちらも比較的育てやすく、空気をきれいにしてくれる効果もあります。
掃除用具
サロンに限らずお店はいつでも清潔にしておきたいものです。
掃除用具は一通り揃えておきます。
- 掃除機・モップ
- 雑巾・ハンディモップ
- 粘着クリーナー
- 洗濯機
- 洗剤・バケツ など
普段の掃除用具に加え、脱毛サロンではシェービングを行う場合もあるので粘着クリーナーは必須です。
施術室分用意しましょう。
タオル類を洗濯するのにコインランドリーでもいいですが、量が多いと持ち運びも大変なので洗濯機があるほうがいつでも洗濯できるのでおすすめです。
まとめ
ここまで、脱毛サロンを開業するにあたって必要な備品や消耗品についてまとめました。
まずはお店のコンセプトを決めてから、必要な物を選んでいくと選びやすく、さらに全体に統一感がうまれるのでおすすめです。
開業するには必要な備品や消耗品はたくさんあります。
しっかりとリストアップして買い忘れのないようにしてください。