キャビテーションやラジオ波、電気刺激など、痩身エステマシンには様々な種類があります。エステサロンに導入すれば、施術者の負担も減り効果的に施術ができるようになります。
また、効果が期待できるマシンを導入すれば、集客にもつながります。本記事では、痩身エステマシンの種類や選び方の注意点についてまとめました。
効果的な痩身エステマシンの導入を検討しているエステサロンの方は、是非参考にしてみてください。
痩身エステマシンとは?
痩身エステマシンとは、エステサロンの施術で使用する機械のことです。運動や食事制限だけでは痩せにくい部分や、全身のケアをサポートします。
振動や光エネルギーによるもの、超音波などを用いて脂肪細胞にアプローチします。凝り固まった筋肉をほぐす目的のマシンや、リラクゼーションを目的としたものなど効果もさまざまです。
痩身エステマシンにより、搭載機能や期待できる効果は異なるため、サロンに合う痩身マシンを導入するとよいでしょう。
痩身エステマシンの種類を紹介!おすすめのお客様の特徴も
本記事では、以下の痩身マシンの特徴について解説します。
- キャビテーション
- ラジオ波(RF)
- 電気刺激
- 脂肪冷却
- ドーム・ヒートマット
マシンごとに特徴が異なるため、どのような方におすすめなのかも合わせて解説します。導入の参考にしてみてくださいね。
キャビテーション
キャビテーションは、特殊な超音波を用いて脂肪層に刺激を与え、脂肪を柔らかくほぐしていきます。個人差はありますが、キャビテーションは痛みを感じにくい施術です。
ただし、脂肪を分解して排出を促す機能はないため、リラクゼーションなどの施術と併せて提案するのがよいでしょう。キャビテーションは、できるだけ痛みを感じずリラックスして施術を受けたい方におすすめです。
また、キャビテーションのマシンには痩身以外にもフェイシャルエステの施術にも使用できる複合機が多くあります。痩身エステ以外に、他の用途でも使用できるマシンを探している方は様々な用途で使用できるキャビテーションがおすすめです。
ラジオ波(RF)
ラジオ波は、高周波の電磁波を当てることによりリンパの流れや血流を促進します。ラジオ波を当てることにより、身体の中の水分を振動させ、身体を温め効果を促します。
ラジオ波は、マシンにより皮膚表層の浅い部分に加温するものと、皮下脂肪にまでアプローチ可能なタイプがあります。エステサロンの他のメニューとの組み合わせを考えてどのようなラジオ波のマシンを取り入れるか検討しましょう。
温熱効果により、リンパの流れを促したい方や血の巡りを良くしたい方におすすめのマシンです。
電気刺激
電気刺激を利用した痩身エステマシンには、EMSや電磁パルスなどがあります。どちらも電流を流して筋肉に刺激を与えます。EMSはお肌に直接パッドを当てて使用するのに対し、電磁パルスは服の上から施術が可能です。
また、キャビテーションやラジオ波などの脂肪にアプローチする施術とも高相性です。キャビテーションやラジオ波の痩身エステマシンを導入しているエステサロンの方は、電気刺激マシンとの組み合わせたメニューを導入するとよいでしょう。
電気刺激は、筋肉にアプローチする施術ができるため、引き締まった身体を目指したい方におすすめのマシンです。
脂肪冷却
脂肪冷却とは、脂肪細胞を冷やしてダメージを与え、ボディメイクをおこないます。気になる部位にピンポイントで施術可能です。脂肪冷却マシンには、吸引して冷却するカップ式のものとプレート式のタイプがあります。
吸引式のタイプは吸引時に痛みを感じることが多く、1~2か所の施術になります。広範囲に施術が希望の方には、プレート式のものがよいでしょう。脂肪冷却マシンは、施術者による技術差が生じにくいのもメリットです。
お腹など、部分的に気になる部位にアプローチしたい方におすすめの施術です。
ドーム・ヒートマット
痩身エステサロンで使用されるドームやヒートマットとは、身体を温める機能があります。身体の芯から温めることにより体質改善や発汗効果がもたらされます。代謝がよくなることで、痩せやすい体質へと導きます。
ヒートマットには、電熱線で身体を温めるものと、遠赤外線により身体を温めて発汗するものがあります。どちらも短時間で身体を温め汗をかくことができますが、遠赤外線でなければデトックス効果は期待できません。
また、冷え性の方や代謝が悪い方などは汗をかきにくい傾向があり、効果にも個人差があります。痩身エステサロンのメニューとも組み合わせやすいです。
痩身エステマシンを選ぶ際の注意点
高額な痩身エステマシンを導入するときは、コストやメーカーのサポートなどを確認しておくとよいでしょう。大切な痩身エステマシンを長く安心して使用するためにも、事前に気を付けておきたい点などをまとめました。
マシンを選ぶ際の注意点として、参考にしていただければと思います。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
コストパフォーマンスがよいか
痩身エステマシンを導入するときは、コストパフォーマンスが高いものを選びましょう。機能がシンプルな痩身エステマシンは、15~50万円程度の比較的低価格なものから取り扱いがあります。
高機能になればなるほど価格も上がり、高価なものは、150〜300万円程度かかります。痩身エステマシンは、エステサロンに導入すれば終わりではありません。
メンテナンスや消耗品などにかかる費用もそれぞれ異なるため、ランニングコストも考慮して導入を検討しましょう。また、エステサロンの客層やコンセプト、適正価格なども考慮してマシンを選ぶようにしましょう。
メーカーのサポートが充実しているか
痩身エステマシンは、高額です。できるだけ長く大切に使用するためにも、メーカーのサポートが充実しているかどうかも事前に確認しましょう。特に、並行輸入品や中古で購入したときは、メーカーのサポートが受けられるかどうかも確認が必要です。
もし、痩身マシンが故障して修理になったときなど、代替機が借りられるかどうかなども確認しておくとよいでしょう。痩身エステマシンは海外製のものも多く、修理には、長く時間がかかることも珍しくありません。
修理中に代替機の貸し出しがあるかどうかは重要です。また、メーカーによっては技術や知識のサポート、経営面での相談ができる場合もあります。
製品保証はされているか
痩身エステマシンを導入するときは、製品保証を受けられる期間も確認しておきましょう。製品により保証が1年のものや3年など、保証期間が異なります。
長期保証期間のある痩身エステマシンなら安心して使用できます。購入を検討しているマシンが製品保証の対象であるかどうかも確認しておきましょう。
まとめ
痩身エステマシンの種類と特徴、導入するときのポイントについて解説しました。痩身エステマシンには、様々な効果が期待できます。既存のメニューと組み合わせることで、さらに効果が期待できます。
既存のエステマシンとの相性を確認してから導入するとよいでしょう。また、購入するときはメーカーのサポートや製品保証期間もあわせて確認するのを忘れないようにしましょう。この記事が参考になれば幸いです。