個人サロンを経営していくうえで大切なのは、集客です。サロンの場所にもよりますが、個人サロンは、まず顧客にサロンを認識してもらうことが大切です。
本記事では、どのような集客方法があるのか、効果的に集客をする方法についてまとめました。お金をかけず、今すぐできる方法もあります。
今までの集客方法で効果が現れていない方や、新規顧客の獲得数が減ってきたサロンの方はぜひ参考にしてみてください。
個人サロン集客方法5種類とメリットデメリット
個人サロンの集客には、さまざまな方法があります。本記事では、多くのサロンが使用している一般的な集客方法についてまとめました。
InstagramやX(旧Twitter)などのSNS、ポータルサイトなどすでに使用しているサロンも多いかと思います。これまでのやり方で集客ができなかったサロンは、見直すきっかけにしてみてくださいね。
ホームページ・ブログ
サロンのホームページは、すでにサロンを知っている方向けの集客ツールです。SNSやホットペッパーなどをみて、興味を持ってくれたお客様が最初にチェックするページでもあります。
実際に来店するかどうかを決めるのに使うという方も多いです。最初に作って以来更新していない、しばらく更新していないサロンはもったいないです。
ホームページやブログは、常に最新のものに更新しておきましょう。また、商品のメニューや営業時間、定休日、店舗へのアクセス方法などが分かりやすいかどうかも大切です。
基本的なことですが、一度見直してみるとよいでしょう。
Instagramは、写真や動画が中心となった集客ツールです。どんな風に施術をしているのか、施術内容やサロンの様子がわかるような写真を載せましょう。
写真を見て、感覚的に「何だかよさそう!」と思ってもらえるような写真を載せるとよいでしょう。施術の写真のほか、使用している商品や、スタッフなどサロンの雰囲気を伝えるように意識してみましょう。
また、キャンペーンやメニューなどお客様が気になることを発信するようにしましょう。ブログやホームページと同様、こまめに更新して最新の状態にしておきましょう。
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は画像は4枚まで140文字までの投稿が可能です。文字がメインでの投稿になるため、情報発信には140文字でわかりやすく伝える必要があります。
また、投稿には直接リンクを貼ることができるため。導線も確保しやすいメリットがあります。うまく利用すれば情報が拡散され、サロンを知ってもらうきっかけにもつながります。
有料にはなりますが、X(Twitter)広告を利用するのもおすすめです。顧客にフォローしてもらい、キャンペーンなどのお知らせを発信するのもいいですね。
チラシ
チラシは、ポスティングのほか、新聞や地域情報誌に織り込むなどの方法があります。なかでも新聞は、購読者の年齢層もある程度高いため、高齢のターゲットにも効果的です。
ポスティングは、サロンから近いエリアに絞ってチラシを配るとよいでしょう。まず、近くにこんなサロンがあると知ってもらうことが大切です。
家や職場から通いやすい位置にサロンがあれば、実際に来店する確率も高くなります。ポスティングは自身でおこなうことも可能ですし、業者に頼むこともできます。
できるだけサロンから近いエリアに複数回ポスティングするとよいでしょう。
ホットペッパービューティー
最後は、ホットペッパービューティーに掲載することです。ホットペッパービューティーは、サロンを探している方にピンポイントで宣伝が可能です。
メニューやエリアから検索可能なため、顧客からも探しやすいのがメリットです。クーポンやメニューを掲載でき、お得なサロンを探している方にも良いでしょう。
一方で、掲載料がかかるため掲載している内容で集客ができているか、費用対効果があるかなど定期的に見直しするようにしましょう。
個人サロンの集客を成功させるポイント
個人サロンで集客を成功させるためには、サロンに合った集客ツールを使うことです。次では、集客を成功させるためのちょっとしたコツをまとめました。
集客を成功させるにはどのような点に気を付ければよいかを解説しています。集客のヒントにしてみてくださいね。
ターゲットを明確にする
集客を成功させるためには、まずターゲットを明確にしましょう。サロンの立地や施術内容にもよりますが、ターゲットを明確にしなければ他のサロンとの差別化も難しいです。
ターゲットを明確にすることで、どのような強みがあって、顧客に訴求するアピールポイントがあるのかが変わってきます。
ターゲットを明確にするとサロンの強みがより伝わりやすくなり、顧客満足度にもつながります。
コンセプトを明確にする
サロンの集客を成功させるためには「サロンコンセプト」を決めなければいけません。お客様にサロンの施術メニューや、サービスの内容などをわかりやすく伝えることで、来店するメリットを明確にできます。
具体的にサロンに来ることで得られるメリットが分かれば、競合店との差別化も図れます。どのようなサロンを目指しているのかを明確にし、施術やサービスも一貫した価値観で統一できるでしょう。
コンセプトを明確にするためには、サロンのペルソナを決めるとよいでしょう。ペルソナを設定することで、どのような店舗を目指すのかも明確になりますよ。
他店との差別化を図る
他のサロンではなく、自店を選んでもらう理由は何かをわかりやすく伝えるようにしましょう。自店の提供しているサービスと顧客のニーズがマッチしていないと、集客にはつながりません。
サロンの集客を成功させるためには、コンセプトを明確にして他店との差別化をはかる必要があります。サロンの強みが分からない時は、顧客にアンケートを取るのもよいでしょう。
第三者目線で、どのような点に惹かれてサロンを選んだのかなど強みが見えてきます。お客様に喜んでもらえるようなベネフィットを打ち出して、集客につなげていきましょう。
リピーターをつくる仕組みを考える
リピーターを増やすことには、さまざまなメリットがあります。まずは、売上アップに直結します。サロンを気に入ってくれているリピーターは、物販を購入したり客単価も高くなる傾向があります。
定期的に来店も見込めるため、売上も安定します。また、集客にかかる広告費や宣伝費なども削減できます。サロンを気に入って、お友達や家族を紹介してもらえれば、さらに優良顧客を増やすこともできます。
顧客のニーズに合う戦略を立てるようにしましょう。顧客には、ちょっとした特別感のあるサービスを提供することもリピーターになるきっかけになります。
まとめ
個人サロンの集客方法についてまとめました。サロンを経営していくうえで欠かせないのが集客です。集客の方法には様々ありますが、サロンのターゲットに合った集客方法を見直していくとよいでしょう。
どのような集客をするとしても、ターゲットとコンセプトを明確にして、他店との差別化を意識しましょう。この記事が参考になればうれしいです。