今回は、マツエクサロンの店舗増加と市場について紹介していきます。マツエクサロンは、女性を中心に人気のサロンです。
そんなマツエクサロン市場の現状についても解説していくので、サロンの開業を考えている人は是非参考にしてみてください。
まだまだ人気のマツエクサロンのトレンド
マツエクサロンの人気のトレンドについて紹介していきます。マツエクは、日本だけでなく海外でも人気を集めています。韓国アイドル風マツエクやカラーマツエクなど、それぞれについて紹介していきます。
是非最後まで読んでください。
ワンホンマツエク
ワンホンマツエクとは、中国で人気を集めているマツエクです。長いエクステを均等にして、その間に短いエクステを入れることが特徴です。
日本のマツエクは、長さが均等で自然なものが多いのでよりメリハリのあるものになります。ワンホンマツエクを取り入れることで目を大きく見せることができたり、目元がぱっちりと可愛い印象になります。
また、ワンホンマツエクには様々な施術があり、1本のまつげに対して1本のまつげをつける方法もあります。他には、ボリュームラッシュというやり方があり、1本のまつ毛に対して複数のマツエクを束ねるやり方です。
ボリュームが出るので、目元を大きく見せられます。
韓国アイドル風束感マツエク
韓国アイドル風束感マツエクは、韓国のアーティストやアイドルなどによって人気を集めているマツエクです。
特徴は、韓国のアイドルのような目元を再現できるところ。他には、くるんとしたカールまつげ、長さがあるデザイン、束感を作ったデザイン、まつげパーマを組み合わせたデザインなど様々です。
日本で注目されているのは、束感を生かしたマツエクデザインです。サロンで仕上げをする際に、コーティング剤を使って束感を際立たせます。韓国では主流となっているので、おしゃれで韓国風のマツエクとなります。
カラーマツエク
カラーマツエクとは、マツエクにカラーが付いたものです。色の種類は、ナチュラルなブラウンから明るいピンクやレッド、落ち着いた色味のグリーンなど様々です。
普通の黒のマツエクよりも目元の印象が変わりやすく、色のチョイス次第で様々な雰囲気になります。ブラウン系の色なら優しい印象になり、ALLシーズン使いたい人にはおすすめです。
ブラックやブロンドなどを合わせると目尻りが上がり色っぽい印象にできます。秋や冬などにおすすめです。オリジナリティを強くしたい人には、レッドやイエローなどのカラフルにすることがおすすめです。
春や夏などに行うとより印象的になります。
マツエク市場の現状
続いては、マツエク市場の現状について紹介していきます。最近ではマツエクを利用する人が増えてきていますが、まだマツエクを利用したことがないという人もかなりいます。
今後のマツエク市場はどんな年齢層をターゲットにしたらいいのか、他のサロンとの施術について解説するので是非参考にしてください。
マツエクサロンの利用者は？
マツエクサロンの利用者は、20代、30代が多い印象です。また、施術1回あたりの利用金額は40代女性が高いとされています。
したがって、マツエクサロンのメインターゲット層は20代から40代の女性です。利用者のデータによると、2012年から2016年の間は利用者が2割前後でしたが、2017年から2018年は3割をキープしています。
また、これまでにエステサロンを利用したことがある人は、2013年以降少しずつ上昇しています。2018年には、6割を超えるまでに成長しています。
他のサロンと一緒に施術が行われている
マツエクサロンだけで経営していくのが難しければ、他のサロンと一緒に施術をしていくことも検討してみてはいかがでしょうか？
例えば、同じ店舗でマツエクとネイルサロン、マツエクとヘアサロンを提供することによって、利用者にとっても複数の美容サービスが利用でき、便利です。
また、他の美容サービスに興味のなかった利用者にも関心を与えられる可能性があり、新たな顧客を獲得できるかもしれません。
ホットペッパービューティーでの店舗登録数
ホットペッパービューティーでの店舗登録数は、3500万人以上とされています。
ホットペッパービューティーは、美容室やリラクゼーションサービス、ネイルサロン、エステサロンなどの美容系サロンを対象に、検索や予約機能などの幅広いサービスを提供している美容系ポータルサイトです。
掲載されているヘアサロンの店舗数は49,000店以上で、リラクゼーション・エステサロンは62,000店以上と国内最大です。年間ネット予約件数にいたっては、1億件以上の圧倒的規模を誇っています。
サロンを経営するなら、ホットペッパービューティーに登録するのも検討してみましょう。
マツエクサロンの市場を拡大させるには？
マツエクサロンの市場を拡大させるには、優秀なアイリストや出店地域の考慮、他店との差別化などが重要となります。マツエクサロンの市場規模は、1,500億円を超えていてさらに進化し続けています。
しかし、店舗数が増えると同時に他店との差別化が必要になります。
優秀なアイリストの確保
マツエクサロンの市場を拡大させるポイント1つ目は、優秀なアイリストを確保することです。マツエクサロンのサービスは、他の店舗との比較はかなり難しいです。
その中でアイリストの重要性はかなり高いといえます。同じ金額では、アイリストの腕が良い方にお客さんはつきます。
したがって、サロンを拡大させるときにアイリスト経験者を中心に採用したり、自身がアイリストとしてスタッフに技術を教えるなどの工夫が必要です。
出店地域の考慮
マツエクサロンの市場を拡大させるポイント2つ目は、出店地域の考慮です。サロン経営での立地条件は重要です。一度出店すれば変更することは難しいです。
サロンで提供するサービスやメニュー、価格は後からでも変更できます。しかし、店を移転するのは多額な資金が必要になるので、簡単に変更することはできないことを理解しましょう。
また、サロンを利用するお客様は立地を大事にしています。家や職場から通いやすいか、駅から近いかなどがとても大切だということをしっかり認識しておきましょう。
他店との差別化をはかる
マツエクサロンの市場を拡大させるポイント3つ目は、他店との差別化をはかることです。マツエクサロンの経営をするにあたって、他店との差別化は重要です。
エステサロンが少ない地域なら重要ではありませんが、店舗数が多い地域では、他店との違いがお客様の集客率につながります。したがって、他店との差別化を考える時は、優秀なアイリストがいるかや出店場所、サービス提供などしっかり検討しましょう。
しかし、大幅に価格を下げることはおすすめしません。理由は、価格を下げればお客様は来るかもしれませんが、家賃や備品などの経費などを考えると利益にはならないからです。
自身のサロンの強みやコンセプトをいま一度顧みて、他店との差別化に対して何ができるかを考えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、マツエクサロンの店舗数増加と市場についてまとめました。マツエクサロンは、現在でも人気となっています。
利用者数は年々上昇していて、これからも需要は高まっていくと思います。今後は、韓国などの海外風のマツエクが主流となっていくと思うので、是非参考にして自店に取り入れてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
