スマートフォンのユーザーが増え、今や情報収集に欠かせないSNS。
InstagramやFacebook、Twitter、LINEなどコミュニケーションにも便利ですよね。
もちろん、美容室の集客にも効果が期待できます。
SNSを上手に活用して集客できれば、お店の売上や顧客にもつながります。リピーターの獲得にもつながります。
媒体ごとのSNS集客の特徴を紹介!
SNSはだれでも無料で手軽に始められることができて、集客が期待できます。
その反面、なかなか成果が出ないと悩む方も。
SNSで集客をするちょっとしたコツをまとめてみました。
これからSNSを投稿するときの参考にしてください。
先日、若者のFacebook利用者数が減っているというニュースがありました。
それでも国内ユーザー数はおよそ2,700万人。
まだまだ圧倒的な利用者数を誇っています。
Facebookは実名で登録するため、「いいね」やコメントなどの口コミの信頼性も高いといわれています。
また、40代以降の年齢層の利用率が高く、スマートフォンだけでなくパソコンからの閲覧数も高いのが特徴です。
「Facebookページ」という企業用のアカウントを持つことができます。
画像や動画での投稿が手軽にできるInstagramは美容室の集客にも適しています。
ユーザー数も年々増加の傾向にあり、Instagramで情報収集するという人も増えています。
画像や動画で視覚的に情報が判断できるため、コンテンツが分かりやすく伝わりやすいのも特徴です。
コメントやDM、ライブ機能でユーザーともコミュニケーションが取れます。
また、個人アカウントとは異なり、広告が出稿できるプロアカウントもあります。
Twitterは10代から20代など比較的若い世代のユーザーに利用されています。
文字だけで手軽に投稿することができるため、実際に使用しているアクティブ率も7割を超えています。
リアルタイムで情報を更新するユーザーが多いのも特徴でつねに最新の情報を手に入れることができます。
リツイート機能によりフォロワー以外のユーザーにも情報が届くため、拡散力があります。
情報がうまく拡散すれば、美容室の認知度にもつながります。
公式LINE
LINEは日本人のおよそ7割が使用しているユーザー数の多いSNSのひとつです。
美容院の集客に使用するならLINE公式アカウントを開設しましょう。
LINE公式アカウントとは通常のLINEと同じようにコミュニケーションができるほか、様々な機能があります。
例えば、メッセージの一斉配信や、美容院の会員カードとしても使うことができます。
次回来店時に使用できるクーポンを配信できるなど、集客のツールとしてもぴったり。
LINEを通して気軽に予約をすることも可能です。
Facebookの運用のコツ
Facebookは、検索エンジンで上位に表示されやすいため幅広い人に見てもらえる可能性があります。
また、他のSNSと違い実名で登録するため、炎上のリスクも少ないと言われています。
安全性も高く多くの人に見てもらえるため集客にもぴったり。
運用のコツをまとめてみました。
運用のコツ①
お店の情報は最新の状態にしておくこと。
FacebookはWEB検索をした際に検索エンジンの上位に表示されやすいという特徴があります。
ある程度のアクセスが見込まれるため、お店の情報を正確に定休日などは最新のものを掲載しましょう。
また、Facebookとホームページなどクーポンサイトなどをリンクさせていることも多いと思います。
更新した場合はFacebookも連動して更新するのを忘れないようにしましょう。
運用のコツ②
ターゲットを明確にすること。
Facebookは他のSNSと違い、パソコンからのアクセスが多いこと、30代や40代以降のユーザーが多いことも特徴です。
ターゲットが興味を持ちそうなメニューの紹介や投稿を心がけましょう。
たとえば、白髪染めやカット+カラー+トリートメントなどのセットメニューの提案など、興味を持ってもらえそうな内容を投稿します。
ターゲットにしっかりとアピールできれば、集客にもつながりますし、客単価アップも期待できます。
運用のコツ③
必要に応じてFacebook広告を利用すること。
Facebook広告はユーザーの年代、居住エリアなどターゲットをしぼることが可能です。
クーポン広告や画像広告などおよそ種類の広告フォーマットがあります。
美容院のニーズに適した広告を見つけることができます。
ユーザーのタイムライン上に広告が流れるため、美容院を知ってもらうきっかけになります。
美容院のホームページや予約サイトのリンクを載せることもできるので集客にもつながりやすいメリットがあります。
Instagramの運用のコツ
Instagramは他のSNSと違い視覚的に情報を得ることができるSNSです。
インフルエンサーによる影響も大きいのも特徴のひとつ。
文字を読まなくても手軽に情報収集ができるため、目で見てわかりやすい投稿をすることが大切です。
運用のコツ①
更新頻度を意識すること。
ユーザーは毎日、SNSを通して情報収集をしています。
定期的に更新することでユーザーに見てもらえる機会も増えてきます。
Instagramの投稿の時間帯もバラバラではなく、毎日●時に更新すると決めたほうが効果的です。
規則性のある投稿はInstagramのアルゴリズムからも評価されやすくなります。
Instagramからこのアカウントは質が高いと判断されれば、フォロワー以外のユーザーにもお店の投稿を見てもらえる可能性もアップします。
運用のコツ②
施術後の写真を投稿すること。
カラーやパーマなど実際の仕上がりが分かりやすいものを投稿するようにしましょう。
おしゃれなヘアスタイルはそれだけで「いいね」をしてもらえて、お店の認知度にもつながります。
写真を見てカラーの色合いやパーマのかかり具合など仕上がりのイメージが伝わりやすいため新規顧客の獲得につながることも。
実際にお客様が来店された際も、Instagramの写真をもとにカットやカラーの提案をすることもできます。
ヘアアレンジの紹介などお役立ち情報の投稿も有効です。
運用のコツ③
ストーリーズやリールを上手に活用すること。
「ストーリーズ」は、最大15秒の画像や動画を投稿することができ、24時間で消えてしまいます。
リアルタイムな情報を気軽に投稿することができるのでキャンペーンのお知らせにも適しています。
「リール」はInstagramのなかでも最新の機能で、60秒間のショートムービーを投稿することができます。
発見タブの中に表示されることが多いため、お店を知ってもらうきっかけにもつながります。
Twitterの運用のコツ
Twitterはリアルタイムで最新の情報が流れるためスピード感があります。
リツイート機能で不特定の人に情報が大きく拡散されるため集客にはぴったり。
Twitterの特徴を活かした運営のコツをご紹介します。
運用のコツ①
Twitterは利用者がリアルタイムで情報を発信しているため、コンスタントに更新することが大切です。
投稿が時系列になっているため古いツイートはどんどん埋もれてしまい、見てもらえなくなってしまうからです。
ユーザーがTwitterを利用している時間帯に投稿して見てもらえる機会を増やしましょう。
いいねやリツイートのピーク時間は平日5時・11時・15時・20時、休日は8時・12時・14時・16時。
この時間帯に投稿すると見てもらえる可能性もアップします。
運用のコツ②
つぎに、「#」ハッシュタグは2つまでにしぼること。
ハッシュタグはコメントに追記して投稿内のタグとして使われるキーワード。
Twitterのユーザーの多くは、自分の興味ある投稿を見るため、ハッシュタグによる検索を行います。
ハッシュタグのあるツイートのほうが、およそ2倍近く見てもらえる可能性が高くなります。
検索されそうなキーワードを付けると効果的ですが、人気のあるキーワードは投稿が埋もれがちに。
検索数が多いけれど、投稿数が多すぎないハッシュタグを選ぶことが重要です。
運用のコツ③
位置情報をオンにしておくこと。
TwitterにはGPSなどの情報から位置情報を選んでツイートすることができます。
位置情報はいつでも切り替えることが可能です。
位置情報をオンにすることで近くにいるユーザーにツイートが認知されやすくなるため、美容室を知ってもらうきっかけにつながります。
初期設定ではこの位置情報機能はオフになっています。
設定から位置情報をオン(オプトイン)に切り替えて、ツイートに位置情報をタグ付けしましょう。
公式LINEの運用のコツ
公式LINEは新規獲得だけでなく、リピートの集客にも最適です。
LINEのチャット機能でアフターフォローをすることもできますし、ちょっとしたお悩みを相談することもできるためコミュニケーションのツールとしても有効です。
しばらく来店していない顧客にメルマガやクーポンの配信をすることもできます。
また、ポイントカードの機能として使用して集客につなげている美容院も多くあります。
顧客の満足度につながるフォローができるSNSとして運用することがおすすめです。
まとめ
SNSは集客に欠かせないツールのひとつとなりました。
美容室を探してSNSで情報収集している人も多いため、積極的に活用したいですね。
投稿するときは投稿内容や頻度にも注意するようにしましょう。
どのSNSもリンクして投稿することができます。
どれかひとつだけ運用するのではなく、組み合わせて運用することがおすすめです。